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テクニカルポイント ユーロドル、きれいな上昇トレンドの形は崩れる
テクニカルポイント ユーロドル、きれいな上昇トレンドの形は崩れる1.0735 エンベロープ1%上限(10日間)1.0713 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.0683 現値1.0629 10日移動平均1.0621 21日移動平均1.0599 一目均衡表・転換線1.0589 一目均衡表・基準線1.0529 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)1.0522 エンベロープ1%下限(10日間)1.0312 200日移動平均1.0303 一目均衡表・雲(上限)1.0157 100日移動平均1.0066 一目均衡表・雲(下限) ユーロドルは上昇一服となっている。昨年11月以降のきれいな上昇トレンドの形は崩れている。21日線を下回ったことに加えて、RSI(14日)も一時50割れとなった。現時点では再び21日線を上回り、RSIも59.0に上昇している。上値のポイントは12/15高値1.0735レベル。下値のポイントは21日線1.0621および1/6安値1.0484レベル。
本日の予定【経済指標】
【日本】景気動向指数(速報値)(8月)14:00予想 N/A 前回 98.9(景気先行指数)予想 N/A 前回 100.1(景気一致指数)【スイス】雇用統計(9月)14:45予想 2.0% 前回 2.0%(失業率(季調前))予想 2.1% 前回 2.1%(失業率(季調済))【ユーロ圏】ドイツ小売売上高(8月)15:00予想 -1.0% 前回 1.9%(前月比)予想 -5.0% 前回 -5.1%(-5.5%から修正)(前年比)ドイツ鉱工業生産指数(8月)15:00予想 -0.4% 前回 -0.3%(前月比)予想 2.0% 前回 -1.1%(前年比)【カナダ】雇用統計(9月)21:30予想 2.05万人 前回 -3.97万人(雇用者数)予想 5.4% 前回 5.4%(失業率)【米国】雇用統計(9月)21:30予想 26.4万人 前回 31.5万人(非農業部門雇用者数)予想 3.7% 前回 3.7%(失業率)予想 0.3% 前回 0.3%(平均時給(前月比))予想 5.1% 前回 5.2%(平均時給(前年比))卸売在庫(確報値)(8月)23:00予想 1.3% 前回 1.3%(卸売在庫(前月比・確報値))予想 -1.4% 前回 -1.4%(卸売売上高(前月比))※予定は変更することがあります
英財政計画でポンドは再び下落に直面=NY為替
きょうはFRBの利上げ期待とリスク回避の雰囲気復活で、為替市場ではドル買いが優勢となっており、ポンドドルは一本調子の下げを演じている。ロンドン時間の1.13ドル台半ばから、NY時間に入ると1.11ドル台まで下落し、21日線を再び下回っている。 トラス首相が前日の保守党大会での演説で、財政政策のさらなる変更への期待を弱めた。トラス首相はきのう、所得税の最高税率引き下げ計画を撤回することは確認したが、他の減税計画は進めると明言した。 一部からは、財政をさらに引き締めなければ、英国債は売られ、利回りは急上昇し、すでに弱い英経済成長の見通しがさらに損なわれることになるとの指摘も出ている。ポンドの最近の不安定な値動きからも、弱気トレンドが再開される可能性があるという。GBP/USD 1.1184 GBP/JPY 162.01 EUR/GBP 0.8780MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
欧州が厳しい冬を迎える中、ユーロは回復に苦戦する可能性=NY為替
きょうの為替市場はドル買いが優勢となる中、ユーロドルは戻り売りが優勢となっている。0.98ドル台前半まで下落しており、21日線を再び割り込む展開。9月28日から10月4日までの上昇波のフィボナッチ38.2%戻しが0.9815ドル付近、50%戻しが0.9760ドル付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。 エネルギー危機を背景に欧州で厳しい冬が予想されることから、ユーロは回復に苦戦する可能性があるとの指摘は根強い。ユーロドルがパリティ(1.00ドル)を超えるレベルまで持続的に回復するには、FRBがタカ派スタンスを転換することへの期待に市場がより積極的になるか、リスク資産を持続的に支援する他の要因によってのみ駆動されるかもしれないという。 ユーロドルは今年の残りの期間に0.90-0.95ドル水準まで下落し、そのレンジでもみ合う可能性もあるという。EUR/USD 0.9820 EUR/JPY 142.24 EUR/GBP 0.8785MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円が145円台を一時回復 ドル買いが続く=NY為替
NY時間の昼に入ってドル買いの動きが続いており、ドル円は145円台を回復する場面が見られた。きょうの市場はNY時間に入ってリスク回避の雰囲気が広がっており、株安、米国債利回り上昇の中で、ドルは買い戻しが優勢となっている。 きょうはカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演が伝わっていたが、「政策スタンス変更のハードルは非常に高い」と述べていた。今週も複数のFOMC委員の発言が伝わっていたが、いずれもタカ派姿勢を堅持していることを強調し、市場で観測が出ている、来年の利下げ期待も否定している。 今週前半に発表になった米経済指標が弱い内容だったことで、FRBのタカ派姿勢がいずれ緩むのではとの期待から、ドルは戻り売りが活発に出ていたが、明日の米雇用統計を前にリスク回避のドル買いが再び広がりつつある。 目先は財務省による為替介入後の高値145.30円が上値メドとして意識される。USD/JPY 144.94 EUR/JPY 142.07GBP/JPY 161.53 AUD/JPY 92.96MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
マクレム・カナダ中銀総裁が追加利上げを示唆=NY為替
きょうはFRBの利上げ期待とリスク回避の雰囲気復活で、為替市場ではドル買いが優勢となる中、カナダドルは売りが優勢となっている。対円でも下落しており、カナダ円は105円台半ばに下落する展開。 先ほどマクレム・カナダ中銀総裁のスピーチが伝わり、「カナダ中銀は高騰するインフレ抑制のために更にすべきことがある」と追加利上げを示唆した。「コアインフレがまだ有意に低下しておらず、追加利上げが正当化される」としている。また、「国内のインフレ圧力に緩和の兆しがない」とも述べた。USD/CAD 1.3728 CAD/JPY 105.57MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
英企業のインフレ期待上昇で英中銀は大胆な利上げを決定的にする可能性=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル買いの動きが続く中、ポンドの売りが目立っている。ポンドドルは一本調子の下げとなっており、1.11ドル台前半まで急速に下落している。一方、ドル円は125円台まで上昇しているものの、ポンド円はポンド自体の売り圧力に押され、161円台前半まで一時下落する場面も見られた。 きょうは英中銀が9月の企業インフレ期待調査を発表していたが、英企業は1年後の消費者物価(CPI)への期待値が8月の8.4%から9.5%まで上昇していた。この結果を受けて短期金利市場では、次回11月3日の英中銀金融政策委員会(MPC)での大胆な利上げ期待を高め、1.25%ポイントの利上げ実施を見込んでいる。更に12月に1.00%ポイントの利上げを実施し、年末までに4.50%まで政策金利は上昇する可能性も織り込んでいるようだ。GBP/JPY 161.72 USD/JPY 145.08 GBP/USD 1.1147MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
リスク回避の雰囲が気広がりドル買い戻し ドル円も一時145円台回復=NY為替前半
きょうの市場はNY時間に入ってリスク回避の雰囲気が広がり、株安、米国債利回り上昇の中でドルは買い戻しが優勢となっている。ドル円も一時145円台を回復する場面が見られた。目先は財務省による為替介入後の高値145.30円が上値メドとして意識される。 きょうはカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演が伝わっていたが、「政策スタンス変更のハードルは非常に高い」と述べていた。今週も複数のFOMC委員の発言が伝わっていたが、いずれもタカ派姿勢を堅持していることを強調し、市場で観測が出ている、来年の利下げ期待も否定している。 今週前半に発表になった米経済指標が弱い内容だったことで、FRBのタカ派姿勢がいずれ緩むのではとの期待から、ドルは戻り売りが活発に出ていたが、明日の米雇用統計を前にリスク回避のドル買いが再び広がりつつある。 ドルは週前半の下落から回復しており、特に明日の米雇用統計の発表前後にかけて、さらに回復する可能性もあるとの指摘も出ている。市場が期待しているドル下落トレンドは維持できなくなりつつあり、市場はFRBの利上げペース鈍化に大きく意識を傾ける準備がまだできていないという。また、米雇用統計はドルを一段と引き上げる可能性があるとも指摘している。 現段階で非農業部門雇用者数(NFP)が25万人増、失業率は3.7%と低水準が見込まれている。予想通りであれば、FRBのタカ派姿勢を正当化する内容と思われるが、米雇用統計ばかりは予想が当たらない指標としても有名。 ユーロドルは戻り売りが優勢となっており、一時0.97ドル台に下落。21日線を再び割り込む展開が見られている。9月28日から10月4日までの上昇波のフィボナッチ38.2%戻しが0.9815ドル付近、50%戻しが0.9760ドル付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。 エネルギー危機を背景に欧州で厳しい冬が予想されることか...
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【米国】新規失業保険申請件数(09/25 - 10/01)21:30結果 21.9万件予想 20.2万件 前回 19.0万件(19.3万件から修正)(前週比)※発言・ニュースカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁・FRBはその使命を理解しており、インフレは2%へと低下させるだろう。・インフレについて、より多くの成すべき作業がある。・リセッションに陥ることなくインフレ抑制が可能となること望む・FRBがインフレを管理できること強く確信している。・政策スタンス変更のハードルは非常に高い。・FRBはドルに影響を与えようとはしていない。・しかし、その影響には注意している。クックFRB理事・米労働市場は非常に力強い。・自身の焦点はインフレを目標の2%に戻すこと。・米インフレは頑固で受け入れがたいほど高いまま。・政策行動と効果のタイムラグに注目。・FRBはしばらくの間、制限的な政策を続ける可能性。・インフレ心理が定着するのを阻止することが重要。マクレム・カナダ中銀総裁・高騰するインフレ抑制のために更にすべきことがある。・コアインフレがまだ有意に低下していない。・追加利上げが正当化される。・国内のインフレ圧力に緩和の兆しがない。・ソフトランディングへの道は狭い。・トレンド以下の成長率は景気後退を意味しない。・利上げの前倒しはソフトランディングのための最良の機会を与える。ゲオルギエバIMF専務理事・IMFは来週、2023年の世界GDP予想を下方修正する。・世界情勢は改善する前に悪化する可能性が高い。・政策委員にインフレ緩和の道を歩むよう要請。・世界経済は4兆ドルの生産高を失う可能性。
リスク回避の雰囲気が広がりドル買い戻し ドル円は145円台回復=NY為替後半
NY時間の終盤に入ってドル買いの動きが続いており、ドル円は145円台を回復している。米株式市場でダウ平均が一時400ドル超まで下げ幅を拡大するなど、リスク回避の雰囲気がドル買いを誘発している。目先は財務省による為替介入後の高値145.30円が上値メドとして意識。 きょうはカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の講演が伝わっていたが、「政策スタンス変更のハードルは非常に高い」と述べていた。エバンス・シカゴ連銀総裁も来年春までに政策金利は4.50-4.75%への上昇を予想している。今週も複数のFOMC委員の発言が伝わっていたが、いずれもタカ派姿勢を堅持していることを強調し、市場で観測が出ている、来年の利下げ期待も否定している。 週前半に発表になった米経済指標が弱い内容だったことで、FRBのタカ派姿勢がいずれ緩むのではとの期待から、ドルは戻り売りが活発に出ていたが、明日の米雇用統計を前にリスク回避のドル買いが再び広がりつつある。 ドルは週前半の下落から回復しており、特に明日の米雇用統計の発表前後にかけて、さらに回復する可能性もあるとの指摘も出ている。市場が期待しているドル下落トレンドは維持できなくなりつつあり、市場はFRBの利上げペース鈍化に大きく意識を傾ける準備がまだできていないという。また、米雇用統計はドルを一段と引き上げる可能性があるとも指摘した。 現段階で非農業部門雇用者数(NFP)が25万人増、失業率は3.7%と低水準が見込まれている。予想通りであれば、FRBのタカ派姿勢を正当化する内容と思われるが、米雇用統計ばかりは予想が当たらない指標としても有名。 ユーロドルは戻り売りが優勢となり、0.97ドル台に下落。21日線を再び割り込む展開が見られている。9月28日から10月4日までの上昇波のフィボナッチ38.2%戻しが0.9815ドル付近、50%戻しが0.9760ドル付近に来て...
【来週の注目材料】次回FOMCの利上げにも影響=米消費者物価指数(CPI)
米連邦準備制度理事会(FRB)は先月の米連邦公開市場委員会(FOMC)において、それまで4会合連続で実施してきた0.75%から、0.5%へ利上げ幅を縮小しました。市場では次回1月31日-2月1日のFOMCで利上げ幅が0.25%へさらに縮小されるのか、0.5%利上げを維持するのかで見方が分かれています。 先月のFOMCで示されたドットチャートにおいて、事実上のターゲットレート(利上げの終着点)見通しとなる2023年末時点での政策金利見通しの中央値は、市場予想の4.75-5.00%を超える5.00-5.25%となりました。市場予想の4.75-5.00%を予想値としたメンバーは19名中2名しかおらず、7名は5.25-5.50%以上を予想するなど、市場に見通しよりもFOMCメンバーが利上げに積極的なタカ派的出ることが印象付けられました。次回のFOMCで0.5%利上げの継続となった場合、5.25-5.50%以上の見通しがさらに強まると見込まれるだけに、次回のFOMCでの決定がかなり注目されています。 FRBは利上げ幅の決定について「データ次第」という姿勢を示しています。FRBの二大命題「雇用の最大化」と「物価の安定」のうち、雇用市場は低い失業率動向などからかなり戻ってきた印象があり、現在の状況では物価の抑制を優先する姿勢が示されています。それだけに物価関連指標への注目がかなり高くなっています。 米国のインフレターゲットの対象はPCE(個人消費支出)デフレータですが、都市部だけを対象とする米消費者物価指数(CPI)と違い全米が対象となること、低価格品への代替効果を反映させるなど、計算が煩雑であることなどから、CPIよりも2週間程度発表が遅くなっており、発表が早く、変化の傾向がPCEと似通るCPIが最も注目される物価関連指標となります。 先月のCPI発表時はドル円が137円台から134...
6日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 163.88 93.90 106.18高値 164.45 94.54 106.53安値 161.10 92.64 105.45終値 162.00 93.02 105.57
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