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ドル買い優勢、米債利回り上昇、ドル円は143円台後半へ=ロンドン為替概況
ドル買い優勢、米債利回り上昇、ドル円は143円台後半へ=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米10年債利回りが3.49%付近から3.54%付近へと上昇する動きが下支えとなっている。米FOMCを控えて、大幅利上げ観測が広がっている。この日はスウェーデン中銀が政策金利を予想外の100bpの大幅引き上げを発表した。欧州株や米株先物・時間外取引は小高く推移していたが、この発表を受けて下落に転じた。市場の利上げ動向への関心度がうかがわれる動きだった。ドル円は米債利回り上昇に素直に反応して143円台前半から143.80近辺まで買われた。ユーロドルは1.00台前半から1.0000のパリティ水準まで軟化。ポンドドルは1.1460近辺まで買われたあとは1.1410近辺まで反落。ただ、一方通行のドル高ともならず売買が交錯している。この日は欧州債も売られており、米債との綱引きの面もあったようだ。ミュラー・エストニア中銀総裁は、今インフレと戦うべき、後になってからさらに利上げをするよりも、と利上げを急ぐべきと述べていた。ユーロ対ポンドではポンド買いが優勢。8月後半以降はユーロ買い・ポンド売りの流れが続いており、きょうは一服した格好。 ドル円は143円台半ばでの取引。東京朝方につけた142.94レベルを安値にその後は上昇の流れとなった。ロンドン市場では米債利回りの上昇とともに一段と買われ、143.82レベルと9月14日以来の高水準となった。その後はやや売り戻されているが、下げは小幅にとどまっている。 ユーロドルは1.00台前半での取引。東京朝方の1.0051レベルを高値に上値を抑えられている。ロンドン時間に入ると1.0000レベルまで下押しされた。ただ、大台割れには至らず上値重くも売買が交錯している。ユーロ円は144.04レベルまで買われたあとは、143.60台まで反落。東京午後からは...
先週末から引き続きドル円は乱高下=東京為替前場概況
東京午前のドル円は荒れた。先週末の政府・日銀による円買い・ドル売り介入を受けても週明けは円売り・ドル買いが優勢となり、一時149.70円付近まで上昇したが、その後は再び介入らしき動きに押され、145.39円付近まで急落した。ただ、下げ一服後は円売り・ドル買いが再び優勢となっており、148円後半で推移。 クロス円も激しく上下。週明けの取引でユーロ円は147.39円付近まで上昇した後に143.80円付近まで下落。豪ドル円は95.44円まで上昇後に92.99円付近まで急落。ただ、下げ一服後はそれぞれ146円半ば、94円半ばで推移し、先週末の水準と比較すると円売りが優勢。MINKABU PRESS
本日の予定【発言・イベント】
11:00 ブロックRBA副総裁 講演16:00 デギントスECB副総裁 講演22日3:00 FOMC政策金利・声明発表22日3:30 パウエルFRB議長 記者会見※予定は変更することがあります
本日の予定【経済指標】
【英国】公共部門ネット負債(8月)15:00予想 N/A 前回 42.0億ポンド(公共部門ネット負債)【南アフリカ】消費者物価指数(8月)17:00予想 N/A 前回 1.5%(前月比) 予想 N/A 前回 7.8%(前年比)【米国】MBA住宅ローン申請指数(09/10 - 09/16)20:00予想 N/A 前回 (前週比)中古住宅販売件数(8月)23:00予想 N/A 前回 481.0万件(中古住宅販売件数)予想 N/A 前回 -5.9%(前月比)FRB政策金利(FOMC)(9月)22日03:00予想 3.25% 前回 2.5%(上限金利) 予想 3.0% 前回 2.25%(下限金利)【ブラジル】中銀政策金利(9月)22日06:30予想 N/A 前回 13.75%(ブラジル中銀政策金利)※予定は変更することがあります
ドル円理論価格 1ドル=150.34円(前日比-0.35円)
ドル円理論価格 1ドル=150.34円(前日比-0.35円)割高ゾーン:151.16より上現値:148.12割安ゾーン:149.51より下過去5営業日の理論価格2022/10/21 150.692022/10/20 150.482022/10/19 149.022022/10/18 148.702022/10/17 148.03(注)ドル円理論価格とは?Klugチームが独自に開発したシグナルです。金利差、リスク許容度など様々な要素を勘案し、コンピュータで自動的に計算しています。理論価格を上回れば割高、下回れば割安と判断します。行き過ぎた相場は振り子のように修正されるため、押し目買い、戻り売りのメドを探す上で参考になります。
英国、企業向けエネルギー料金の卸売価格引き下げを計画=NY為替
きょうの為替市場はポンドの売りが優勢となる中、ポンド円もNY時間に入って伸び悩む動きが見られており、163円台に値を落としている。本日の21日線が163.45円付近、100日線が163.10円付近に来ているが、その水準でサポートされるか注目される。 英政府はこの冬の企業向けエネルギー料金に組み込まれる卸売価格の引き下げを計画している。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。電気で1キロワット時あたり21.1ペンス、ガスで7.5ペンスに上限が制限される。この割引は4月1日から契約されたものに適用され、10月1日から6カ月間継続される予定。政府は水曜日にこの計画を発表する予定だという。GBP/JPY 163.65 USD/JPY 143.70 GBP/USD 1.1389MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
この日のCPI受けカナダドルは下げ拡大 インフレ圧力のピークを示唆=NY為替
きょうの為替市場は明日のFOMCの結果待ちの雰囲気の中、ドル買いが優勢となっている。その中でカナダドルは売りが目立っており、対ドルのみならず、対円でも下落。カナダ円はロンドン時間から一本調子の下げを見せ、107.60円近辺まで下落している。本日の21日線がその付近に来ており、明日以降の動向が注目される。 きょうは8月のカナダの消費者物価指数(CPI)が発表され、予想を下回ったことがカナダドルの売りを加速させている。7月の7.6%から8月は7.0%まで低下した。コアインフレも7月の5.4%から8月は5.2%に低下。 これはインフレ圧力がピークに達したことを示し、カナダ中銀がFRBと並んで利上げ競争を続ける必要がないことを示唆していたとの指摘も出ている。 カナダ中銀は2週間前に政策金利を0.75%ポイント引き上げ3.25%とした。今年は史上最も積極的な利上げサイクルのひとつとなっている。市場は、来月に0.50%ポイント、12月に0.25%ポイントの引き上げを織り込んでいる。そこで利上げが打ち止めされると見られているようだ。カナダ消費者物価指数(8月)21:30結果 -0.3%予想 -0.1% 前回 0.1%(前月比)結果 7.0%予想 7.2% 前回 7.6%(前年比)USD/CAD 1.3345 CAD/JPY 107.63MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
FOMCの結果待ちの中でドル買い優勢 ドル円は143円台後半に一時上昇=NY為替前半
きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円は143円台後半に一時上昇した。朝方発表された米住宅関連指標が予想を上回ったことや、米国債利回りの上昇、そして、株安がドル買いを誘発している。米2年債は4%をうかがう展開を見せている状況。 きょうからFOMCが始まり、明日の午後に結果が発表されるが、その内容を見極めたい雰囲気も強い。FRBは再び大幅な利上げを実施し、これまでのタカ派姿勢をさらに強調する可能性が指摘されている。利上げ幅は0.75%ポイントが有力視されているが、先日の米消費者物価指数(CPI)を受け、一部からは1.00%ポイントの可能性も捨てきれないとの見方も出ている。ただ、可能性としては低いと見られているようだ。 注目はパウエルFRB議長の会見とFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)とも言われている。市場ではFRBは年末までに政策金利を4.00-4.25%まで引き上げるのではとの見方が出ている。その意味でもドット・プロットがその見方を裏付けるか注目される。 しかし、タカ派なFRBを市場はかなり織り込んでいることもあり、ドル高の反応は限定的になる可能性も指摘されている。ただ、FRBの政策更新は、積極的な利上げを行う他の中央銀行の政策行動によってより相殺されているが、ドルの支持は持続するはずだという。 ユーロドルは再びパリティ(1.00ドル)を割り込んでいる。本日は1.00ドル台半ばまで一時上昇していたが、上値は依然として重いようだ。 きょうはドイツの8月の生産者物価(PPI)が発表され、エネルギー価格急騰により、前年比45.8%の上昇となり、1949年の統計開始以来の過去最高となった。一方、これとは対照的に他の財の価格基調は弱まり続けており、今回の報告は複雑なメッセージを含んでいるという。中間財価格のモメンタム低下は、消費者物価のインフレが今後数カ月でピ...
向こう12カ月で世界的リセッションに陥る可能性が47%=NY為替
NY時間の終盤に入って為替市場はドル買いの動きが続いており、ドル円も143.65円付近での推移が続いている。きょうから始まったFOMCの結果発表を前に様子見気分が強まっているものの、米国債利回りの上昇や米株安がドルをサポートしている模様。 一方、東京時間に発表の8月の全国消費者物価指数(CPI)は総合指数で3.0%に到達したものの、食品とエネルギーを除いたコアコア指数は1.5%に留まっていることから、日銀は今週の決定会合でも動かないとみられている。円高の動きも見られない中で、ドル円は底堅い動きが続いている状況。 英調査機関が実施した9月の企業へのグローバルリスク調査によると、ここ1カ月で企業景況感は悪化し、向こう12カ月で世界的なリセッション(景気後退)に陥る可能性を47%とした。リセッションの引き金としては戦争に端を発したエネルギー市場のさらなる混乱とインフレ高進を受けた急激な金融引き締め、そして、中国経済の低迷を理由に挙げた回答が最も多かったという。スタグフレーションのリスクが高まっていることも指摘。高インフレ体制に移行する可能性は20%以上とされた。USD/JPY 143.65 EUR/USD 0.9970 GBP/USD 1.1375MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【米国】住宅着工件数(8月)21:30結果 157.5万件予想 145.5万件 前回 140.4万件(144.6万件から修正)住宅建築許可件数(8月)21:30結果 151.7万件予想 161.0万件 前回 168.5万件(167.4万件から修正)【カナダ】消費者物価指数(8月)21:30結果 -0.3%予想 -0.1% 前回 0.1%(前月比)結果 7.0%予想 7.2% 前回 7.6%(前年比)※発言・ニュース米20年債入札結果最高落札利回り 3.820%(WI:3.833%)応札倍率 2.65倍(前回:2.30倍)ラガルドECB総裁・今後複数回の会合で追加利上げを見込む。・ECBはインフレを2%に戻すと決意。・インフレ問題の長期化は容認しない。・ECBは会合ごとに金利を決定へ。
FOMCの結果待ちの中でドル買い優勢 ドル円は143円台後半に一時上昇=NY為替後半
NY時間の終盤に入ってドル円は143.65円付近と堅調な動きが続いている。きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円は143円台後半に一時上昇した。朝方発表された米住宅関連指標が予想を上回ったことや、米国債利回りの上昇、そして、株安がドル買いを誘発している。米2年債は4%をうかがう展開を見せている状況。 きょうからFOMCが始まり、明日の午後に結果が発表されるが、その内容を見極めたい雰囲気も強い。FRBは再び大幅な利上げを実施し、これまでのタカ派姿勢をさらに強調する可能性が指摘されている。利上げ幅は0.75%ポイントが有力視されているが、先日の米消費者物価指数(CPI)を受け、一部からは1.00%ポイントの可能性も捨てきれないとの見方も出ている。ただ、可能性としては低いと見られているようだ。 注目はパウエルFRB議長の会見とFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)とも言われている。市場ではFRBは年末までに政策金利を4.00-4.25%まで引き上げるのではとの見方が出ている。その意味でもドット・プロットがその見方を裏付けるか注目される。 しかし、タカ派なFRBを市場はかなり織り込んでいることもあり、ドル高の反応は限定的になる可能性も指摘されている。ただ、FRBの政策更新は、積極的な利上げを行う他の中央銀行の政策行動によってより相殺されているが、ドルの支持は持続するはずだという。 ユーロドルは再びパリティ(1.00ドル)を割り込んでいる。本日は1.00ドル台半ばまで一時上昇していたが、上値は依然として重いようだ。 きょうはドイツの8月の生産者物価(PPI)が発表され、エネルギー価格急騰により、前年比45.8%の上昇となり、1949年の統計開始以来の過去最高となった。一方、これとは対照的に他の財の価格基調は弱まり続けており、今回の報告は複雑なメッセージを含んでいる...
20日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 163.73 96.33 108.06高値 164.44 96.54 108.34安値 163.14 95.89 107.41終値 163.59 96.11 107.56
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- 23/10/2022※経済指標【米国】住宅着工件数(8月)2...
- 23/10/2022NY時間の終盤に入ってドル円は143....
- 22/10/2022ポンド円 豪ドル円 カナダド...