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本日の予定【発言・イベント】
10:30 RBA議事録公表(9月6日開催分)21日2:00 ラガルドECB総裁 講演※予定は変更することがあります
ECBは積極利上げを継続せざるを得ない=NY為替
NY時間に入ってドル買いの動きが一服する中、ユーロドルはパリティ(1.00ドル)を回復している。欧州時間には今週のFOMCを控えドル買いの動きも見られ、ユーロドルは0.9965ドル付近まで値を落とす場面も見られていた。 市場では更なるドル高への期待が根強い中、ここ数日のユーロドルは底堅さも見られている。市場からは、ECBは積極利上げを継続せざるを得ないとの見方が強まっており、ユーロドルの下値をサポートしている模様。ただ、買戻しを強める雰囲気まではない。 8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)のデータは総合指数で前年比9.1%に達し、物価上昇圧力が非常に強くかつ広範囲に及んでいることが確認された。一方、インフレの半分近くは石油・ガスの急騰が直接の原因だが、エネルギーはまもなく急激に低下し始めるとも見られている。しかし、エネルギー、食品を除いたコアインフレも8月に前年比4.3%と過去最高を記録し、ECBは今後の理事会で積極利上げを継続する必要があるという。EUR/USD 1.0010 EUR/JPY 143.39 EUR/GBP 0.8776MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
中国経済は減速の見通し=NY為替
市場からは、中国経済は第3四半期の不振な回復と不動産セクターの継続的な低迷により、2022年と2023年に減速が示唆されているとの見方が出ている。そのため、2022年の実質GDPの予想を3.0%から2.7%に、2023年を5.4%から4.6%に下方修正。 中国の現在の政策支援の一部は第4四半期に実を結ぶと思われるが、輸出の伸びが鈍化しており、中国の感染拡大も恐らく来年初めまで厳しい状況が続くと考えられるという。 米中の金融政策の乖離と中国の輸出の鈍化を考慮し、年末のドル人民元は7.15元程度と見ているという。USD/CNH 7.0067 CNH/JPY 20.44MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円は143円台前半 FOMCの結果待ち=NY為替前半
きょうの為替市場、NY時間に入ってドル買いの動きが一服する中、ドル円は143円台前半に悩む動きが見られている。ただ、全体的に様子見気分が強く、今週のFOMCの結果待ちの雰囲気。 市場はFRBが0.75%ポイントの利上げを行うと予想。ただ、一部からは1.00%ポイントの利上げを見込む声も出ており、確率を15%程度と見積もっている。ちなみに0.50%ポイントは完全にゼロ。FRBはFOMC当日にサプライズは起こさないというスタンスを持っているとも言われていることから、0.75%ポイントの可能性が高そうだが、大幅利上げのリスクも捨て切れないようだ。 ただ、市場は0.75%ポイントの利上げを既に織り込んでおり、その場合、注目はパウエルFRB議長の会見やFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)となる。先日の米消費者物価指数(CPI)の発表から、タカ派な内容が警戒されているが、FRBがどの程度タカ派色を強めているのか見極めたい雰囲気も出ている。市場の一部では、今回の利上げサイクルのターミナルレート(最終着地点)を4.00-4.50%と従来よりも高めに見ている。その見方を裏付ける内容となるか注目される。 ユーロドルはパリティ(1.00ドル)を回復。欧州時間には今週のFOMCを控えドル買いの動きも見られ、ユーロドルは0.9965ドル付近まで値を落とす場面も見られていた。 市場では更なるドル高への期待が根強い中、ここ数日のユーロドルは底堅さも見られている。市場からは、ECBは積極利上げを継続せざるを得ないとの見方が強まっており、ユーロドルの下値をサポートしている模様。ただ、買戻しを強める雰囲気まではない。 8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)のデータは総合指数で前年比9.1%に達し、物価上昇圧力が非常に強くかつ広範囲に及んでいることが確認された。一方、インフレの半分近くは石油・ガスの...
英経済政策への疑念を背景にポンドはさらに下落の可能性=NY為替
NY時間に入ってドル買いの動きが一服する中、ポンドドルは1.14ドルちょうど付近まで買い戻されている。きょうはエリザベス女王の国葬で英市場は休みとなっているが、ポンドは下値模索が続き、一時1.13ドル台半ばまで下落する場面が見られた。 市場からは、英政府の経済戦略の信頼性に懸念があり、ポンドはさらに下落する可能性も指摘されている。市場は、クワルテン新財務相が示した年成長率を2.5%に引き上げるという目標が達成される見込みはないと考えており、多くは減税が財政を危うくするリスクのほうを懸念しているという。 同時に英経常赤字は対GDP比で記録的な水準まで拡大し、ポンドは海外投資家の判断に更にさらされることになる。来年もドル高が続くことが予想され、その場合、ポンドドルは6カ月後に1.08ドルまで下落する可能性があるという。GBP/USD 1.1404 GBP/JPY 163.43 EUR/GBP 0.8776MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
本日のユーロ円は膠着 ECB副総裁は10月も大幅利上げの可能性示唆=NY為替
今週のFOMCを控えて様子見気分が強まる中、本日のユーロ円は膠着した値動きとなっている。現在は143円台半ばでの推移。先週に146.65円付近の高値を付けたあとは戻り売りに押されている。ただ、円安に加え、ユーロの下げがひとまず一服していることで、ユーロ円は8月以降の上昇トレンドは継続している状況。 8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)の発表を受けて、タカ派なECBへの期待が一層強まっておりユーロを下支えしている。ただ、上値が重い状況に変化はない。 きょうはデ・ギンドスECB副総裁の発言が伝わっていたが、景気減速だけはインフレ抑制には不十分で、ECBはインフレとの闘いを続ける必要があるとの認識を示していた。中央銀行の信頼性を支えるすべての要素を強化し、2次的な影響を回避しなければならないという。また、景気減速だけではインフレを抑制することはできず、金融政策はインフレ緩和のために貢献する必要があるとも述べていた。 ECBは今月初めに0.75%ポイントの利上げを行ったが、なお記録的なインフレに直面しており、次回10月の理事会でも同程度の利上げを行う可能性を示唆している。ただ一方で、ユーロ圏はリセッション(景気後退)に陥る危険性も高まっており、その確率は80%に達している状況。EUR/JPY 143.45 USD/JPY 143.30 EUR/USD 1.0011MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
米大手銀はFRBの見通しをよりタカ派に修正 積極的な道筋を進む=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は143円台前半での推移が続いている。143.20/40円付近での振幅に終始。今週のFOMCの結果発表を控えてドル円は週初から様子見気分が強まっている。 米大手銀からは、直近のウォール街の動きに沿って、FRBの見通しをよりタカ派にシフトしている。今週の利上げは0.75%ポイントと引き続き予想し、11月は0.50%ポイントに拡大、来年の利上げ予想も追加している。今回の利上げサイクルのターミナルレート(最終着地点)については、従来からの4.25%を据え置くとした。 FRBは、労働市場にスラックが戻ってきたと確信するまでは、引き締め政策を続ける必要があると主張している。USD/JPY 143.35 EUR/USD 1.0010 GBP/USD 1.1414MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円は143円台前半での推移が続く FOMCの結果待ち=NY為替後半
NY時間の終盤に入って、ドル円は143円台前半での推移が続いている。きょうの為替市場、NY時間に入ってドル買いが一服する中、ドル円は143円台前半に悩む動きが見られている。ただ、全体的に様子見気分が強く、今週のFOMCの結果待ちの雰囲気も強い。 市場はFRBが0.75%ポイントの利上げを行うと予想。ただ、一部からは1.00%ポイントの利上げを見込む声も出ており、確率を15%程度と見積もっている。ちなみに0.50%ポイントは完全にゼロ。FRBはFOMC当日にサプライズは起こさないというスタンスを持っているとも言われていることから、0.75%ポイントの可能性が高そうだが、大幅利上げのリスクも捨て切れないようだ。 ただ、市場は0.75%ポイントの利上げを既に織り込んでおり、その場合、注目はパウエルFRB議長の会見やFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)となる。先日の米消費者物価指数(CPI)の発表から、タカ派な内容が警戒されているが、FRBがどの程度タカ派色を強めているのか見極めたい雰囲気も出ている。市場の一部では、今回の利上げサイクルのターミナルレート(最終着地点)を4.00-4.50%と従来よりも高めに見ている。その見方を裏付ける内容となるか注目される。 ユーロドルはパリティ(1.00ドル)を回復。欧州時間には今週のFOMCを控えドル買いの動きも見られ、ユーロドルは0.9965ドル付近まで値を落とす場面も見られていた。 市場では更なるドル高への期待が根強い中、ここ数日のユーロドルは底堅さも見られている。市場からは、ECBは積極利上げを継続せざるを得ないとの見方が強まっており、ユーロドルの下値をサポートしている模様。ただ、買戻しを強める雰囲気まではない。 8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)のデータは総合指数で前年比9.1%に達し、物価上昇圧力が非常に強くかつ広範囲...
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【カナダ】鉱工業製品価格(8月)21:30結果 -1.2%予想 -1.0% 前回 -2.5%(-2.1%から修正)(前月比)原材料価格指数結果 -4.2%予想 N/A 前回 -7.5%(-7.4%から修正)(前月比)【米国】NAHB住宅市場指数(9月)23:00結果 46 予想 47 前回 49 ※発言・ニュース米市場での要人発言は特になし
19日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 162.92 95.91 107.66高値 163.84 96.36 108.12安値 162.88 95.72 107.48終値 163.73 96.33 108.06
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)ピボット分析ドル円終値143.21 高値143.64 安値142.65144.67 ハイブレイク144.16 抵抗2143.68 抵抗1143.17 ピボット142.69 支持1142.18 支持2141.70 ローブレイクユーロドル終値1.0024 高値1.0029 安値0.99661.0110 ハイブレイク1.0069 抵抗21.0047 抵抗11.0006 ピボット0.9984 支持10.9943 支持20.9921 ローブレイクポンドドル終値1.1431 高値1.1442 安値1.13561.1549 ハイブレイク1.1496 抵抗21.1463 抵抗11.1410 ピボット1.1377 支持11.1324 支持21.1291 ローブレイクドルスイス終値0.9645 高値0.9696 安値0.96110.9775 ハイブレイク0.9736 抵抗20.9690 抵抗10.9651 ピボット0.9605 支持10.9566 支持20.9520 ローブレイク
【本日の見通し】FOMCまでは一方向に動きにくい
【本日の見通し】FOMCまでは一方向に動きにくい 今日明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までは一方向に動きにくい。海外市場ではいったん143円だ後半まで上昇の場面も、その後調整が入っている。短期金利先物市場動向からみた利上げ割合を示すCMEFedWatchでは1%利上げ見通しが18%程度残っており、下値を支える形に。ただ、期待が行き過ぎているようだと、大勢の見通し通り0.75%の利上げにとどまったとき、ドル売りが入る可能性があり、発表までは動きにくい。 アジア市場で0.99台後半を付けていたユーロドルも。1.00台に戻しており、ドル買いは一服。こちらも上下とも動きにくい展開。今日は様子見ムードが強い展開が見込まれる。MINKABU PRESS 山岡和雅
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