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来週の主な予定 8日にビッグイベント重なる ECB政策金利、パウエルFRB議長が金融政策に関する会議参加
来週の主な予定 8日にビッグイベント重なる ECB政策金利、パウエルFRB議長が金融政策に関する会議参加3日(土)欧州向け主要パイプライン「ノルドストリーム1」再開予定5日(月)英保守党党首選、決選投票結果発表EUウクライナ会合OPECプラス閣僚級会合米国市場はレーバーデー祝日のため休場6日(火)豪中銀政策金利米ISM非製造業景気指数(8月)英新首相就任ブレイナードFRB副議長、講演米中間選挙予備選(マサチューセッツ州)7日(水)日本景気動向指数(7月)中国貿易統計(8月)豪州GDP(第2四半期)ドイツ15年債入札カナダ中銀政策金利米地区連銀経済報告(ベージュブック)ベイリー英中銀総裁、議会証言バーFRB副議長、講演8日(木)日本景気ウォッチャー調査(8月)ECB政策金利、ラガルドECB総裁 記者会見パウエルFRB議長、金融政策に関する会議に参加9日(金)中国消費者物価指数・生産者物価指数(8月)カナダ雇用統計(8月)EU財務相理事会ユーロ圏財務相会合EUエネルギー担当相臨時会合バイデン米大統領、演説シカゴ連銀総裁、講演※予定は変更することがあります
米雇用統計はドル売りの反応も、ノルドストリームで買戻し ドル円は140円台維持=NY為替概況
きょうのNY為替市場、朝方発表の8月の米雇用統計を受け前半はドルの戻り売りが優勢となった。ただ、中盤になって市場はリスク回避の雰囲気を一気に強め、対欧州通貨中心にドルは買い戻しが強まる展開となった。きっかけはロシアのガスプロムがメンテナンスのために稼働を停止していたノルドストリームを、新たな技術的問題が発見されたとして、予定通り再開できないと発表したこと。土曜日に再開される予定だった。ただ、雰囲気を一変させるほどの材料とも思えず、地合いの弱さを感じさせる展開ではある。 ドル円は米雇用統計発表直後こそ、米10年債利回りの上げと伴に140.80円近辺まで急上昇したが、その後は戻り売りが強まり、一時140円を割り込む動きが出ていた。ただ、ノルドストリームでドル買いが強まる中、下値もサポートされ140円台は維持した。 米雇用統計については、依然タイトな米労働市場に若干の緩和の兆しを見せた。非農業部門雇用者数(NFP)は31.5万人増と予想を若干上回った一方、失業率は3.7%に悪化した。注目だったのが労働参加率が62.4%に上昇したこと。特に女性が参加率を押し上げたようだ。パンデミックで労働市場から一時離れていた人々が戻りつつあるのかもしれない。労働人口が増加するにつれ賃金の伸びは鈍化し、いずれインフレの落ち着きに貢献する可能性がある。 先週のパウエルFRB議長の講演から、市場はタカ派なFRBを警戒していたが、きょうの米雇用統計はその懸念を一服させている模様。今月のFOMCでの0.75%ポイントの利上げ期待は依然として高いが、確率は従来の70%から55%程度に低下した。 米雇用統計を受けてユーロドルはパリティ(1.00ドル)を再び回復していたが、ノルドストリームのニュースで失速し、0.99ドル台半ばまで急落。 来週はECB理事会が予定されており、0.50%か0.75%ポイントのいず...
CFTC建玉報告 主要通貨 円の売り越し増加
IMM通貨先物8月30日主要国通貨 円の売り越し増加円 41531枚の売り越し 2724枚の売り越し増ユーロ 47676枚の売り越し 3567枚の売り越し増ポンド 29170枚の売り越し 1204枚の売り越し増スイスフラン 2262枚の売り越し 143枚の売り越し減ICEドル指数 35515枚の買い越し 416枚の買い越し増レバレッジド・ファンズ8月30日主要国通貨 円の売り越し増加円 12505枚の売り越し 2642枚の売り越し増ユーロ 38523枚の売り越し 3945枚の売り越し増ポンド 40657枚の買い越し 144枚の買い越し減スイスフラン 4070枚の買い越し 1656枚の買い越し増
本日の予定【発言・イベント】
20:30 英保守党党首選、決選投票結果発表6日0:30 マン英中銀委員、インフレの持続性と金融政策戦略について講演EUウクライナ会合OPECプラス閣僚級会合東方経済フォーラム(ロシア、8日まで)中国全人代常務委員長も参加欧州向け主要パイプライン「ノルドストリーム1」無期限停止米国市場はレーバーデー祝日のため休場※予定は変更することがあります
確率的には「再び上を目指し始めた」といった印象
今週もドル買いが加速し、ドル円はついに1998年8月以来の140円台に上昇した。今後の米経済指標次第では、ドル円は140円台を固め、145円を目指す展開になるとの声も出ているようだ。下記の確率を見ると、9月末までに145円に到達する確率は29.7%程度に上昇。10月末までであれば、43.3%となっている。再び上を目指し始めたという印象だ。 先週のパウエルFRB議長の講演を受けて、FRBは市場が予想していた以上にタカ派色を強めていることがドル買いを加速させている。パウエル講演後の米地区連銀総裁の発言もタカ派色を強めている印象だが、特にメスター・クリーブランド連銀総裁が「政策金利は来年早々にも4%超に達し、来年の利下げはない」との見通しを示したことは驚きだったようだ。市場は今回の利上げサイクルの着地点を3.75~4.00%程度、来年後半には利下げとのシナリオを織り込んでいる。そのような中でのメスター総裁の発言は、市場にタカ派な印象を与えた模様。 結局、為替市場はドルしか買えない状況となっている。欧州では当初の想定以上にインフレが高く、英国では来年始めに20%以上までインフレが高騰する可能性も有り得るとの予想まで出ている。ECBや英中銀の利上げ見通しも上方修正されている格好だが、市場はそれ以上にリセッション(景気後退)への警戒感を強めている。米国のほうがまだ傷が浅いとの見方から、資金がドルに集中しているものと見られる。 今週は米雇用統計が発表されていたが、失業率が3.7%に上昇していた半面、労働参加率も上昇している。女性の労働参加者が増えたことが要因とみられているが、感染拡大で閉鎖していた学校が新学期を迎えて通常通りに再開する中で、女性が子供の面倒を見る必要がなくなったことが背景とも言われている。 FRBは、リセッション(景気後退)に陥ってでもインフレ抑制が最優先との姿勢を強調...
【来週の注目材料】0.75%利上げ期待強まる=ECB理事会
米国、ユーロ圏の大幅利上げ期待が強まる中、8日に米欧の注目イベントが集まっています。ECB理事会と米パウエル議長の金融政策などについてのディスカッション参加です。 まずはECB理事会です。前回7月21日のECB理事会で、11年ぶりとなる利上げを実施したECB。利上げ幅は大方の0.25%ポイント予想にたいして、0.50%ポイントとなりました。これにより主要政策金利は0%から050%、中銀預金金利は-0.5%から0%になり、2014年6月から続いたマイナス金利が解消しています。 前回の会合、当初は0.25%の利上げがECBから示唆されており、市場でもコンセンサスとなっていました。7月に入って示された6月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)が前年同月比+8.6%と、統計を開始した1997年以降で最も高い水準となったことで、直前になって0.50%の可能性が指摘されていましたが、市場の見通しとしては0.25%が大勢となっていました。 また、7月13日から14日にかけてユーロドルが約20年ぶりにパリティ(1ユーロ=1ドル)を割り込むなど、ユーロ安の動きが強まり、輸入物価の上昇による物価全体への悪影響への懸念が広がったことも、大幅利上げにつながったとみられます。 ECBは9月8日のECB理事会でも積極的な利上げ姿勢の維持が示されたこともあり、市場は0.50%ポイントの利上げ継続を期待していました。 しかし、ここにきて0.75%ポイント利上げの期待が急速に広がっています。ECB理事会の中でも利上げに積極的なタカ派として知られるオーストリア中銀のホルツマン総裁、オランド中銀のクノット総裁が相次いで0.75%ポイント利上げの可能性に言及しました。エストニア中銀のミュラー総裁などの同調者も出てくる中、8月31日に発表された8月のユーロ圏消費者物価指数概算値速報が前年比+9.1%と7月の8.9%、...
週明け欧州通貨が軟調、欧州エネルギー危機や英インフレ加速懸念で
週明け欧州通貨が軟調、欧州エネルギー危機や英インフレ加速懸念で週明けの欧州通貨が軟調。ユーロは対ドルで0.35%下落、ポンドは0.3%安。欧州向け主要パイプライン「ノルドストリーム1」が3日に稼働再開の予定だったが、新たな問題が見つかったとして、問題が解決するまで無期限で稼働を停止するとロシア国営エネルギー会社のガスプロムが発表した。ジョンソン英首相の後任を決める保守党党首選の投票が2日に締め切られた、結果は5日に公表される。世論調査によるとトラス氏が60%超の支持を集めており、英国史上3人目の女性首相誕生となるもよう。トラス外相の減税計画がさらなるインフレ上昇を招く恐れがあるとの懸念が広がっている。最有力候補のトラス氏は、付加価値税を20%から15%に引き下げることを検討している。
人口2100万人中国四川省・成都市、ロックダウン延長へ 台風接近で上海の主要コンテナ港操業停止
人口2100万人中国四川省・成都市、ロックダウン延長へ 台風接近で上海の主要コンテナ港操業停止人口2100万人の大都市、中国四川省・成都市はロックダウンを少なくとも3日間延長することを決定した。4日から追加の大規模コロナ検査を実施している。今年初めにロックダウンが導入された上海市は当初は3日間の予定だったが、結果として2カ月近くも続いたことから、成都市のロックダウンも長期化するのではないかとの懸念が広がっている。また、中国東海岸に台風11号が接近していることを受け、上海の主要コンテナ港が操業を停止したとの報道も伝わっており、中国の景気停滞懸念が一段と高まっている。
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)ピボット分析ドル円終値140.20 高値140.80 安値139.87141.64 ハイブレイク141.22 抵抗2140.71 抵抗1140.29 ピボット139.78 支持1139.36 支持2138.85 ローブレイクユーロドル終値0.9954 高値1.0034 安値0.99431.0102 ハイブレイク1.0068 抵抗21.0011 抵抗10.9977 ピボット0.9920 支持10.9886 支持20.9829 ローブレイクポンドドル終値1.1509 高値1.1589 安値1.14961.1660 ハイブレイク1.1624 抵抗21.1567 抵抗11.1531 ピボット1.1474 支持11.1438 支持21.1381 ローブレイクドルスイス終値0.9812 高値0.9859 安値0.97840.9928 ハイブレイク0.9893 抵抗20.9853 抵抗10.9818 ピボット0.9778 支持10.9743 支持20.9703 ローブレイク
【本日の見通し】ユーロ売りの動きへの警戒感
【本日の見通し】ユーロ売りの動きへの警戒感 米雇用統計後の調整もあり、ドル円は少し落ち着いた動きを見せた。もっとも流れはまだ上方向。ユーロドルでのユーロ売りドル買いもあり、堅調な動きに。前週末に付けた140円80銭前後を目先のポイントに、さらに上を試す可能性。 ただ対ユーロでの円買いが重石に。ユーロに関してはノルドストリーム1の無期限停止報道が重石となる。この冬のエネルギー問題がさらに強まるようだと、売りが広がる可能性が高い。 ユーロドルが直近安値である0.9901を割り込んで0.98台に突っ込む動きを見せると、ドル全面高からいったんは上昇も、その後はユーロ円の売りの押されてドル円は上値を抑えられる可能性も。 英保守党党首選の結果がこの後発表される。トラス外相の勝利が濃厚で、すでに市場は織り込み済みということで、事前見通し通りの結果であれば影響は限定的に。MINKABU PRESS 山岡和雅
日本株ADR・円換算終値
日本株ADR・円換算終値 銘柄名 円換算終値(前営業日・東証終値比) キヤノン 3242(+11 +0.34%) 日立製作所 6871(-33 -0.48%) ホンダ 3669(-4 -0.11%) オリックス 2260(-1.5 -0.07%) クボタ 2097(-20 -0.94%) パナソニック 1125(+4 +0.36%) みずほFG 1591(-8 -0.50%) 野村HD 505(+2 +0.40%) トヨタ自動車 2041(-8 -0.39%) (注)円換算終値はADR終値×ADRレシオ×ドル円(NYクローズ)で算出
東京市場 ピボット分析(資源国通貨)
東京市場 ピボット分析(資源国通貨)ピボット分析オージードル終値0.6812 高値0.6855 安値0.67800.6926 ハイブレイク0.6891 抵抗20.6851 抵抗10.6816 ピボット0.6776 支持10.6741 支持20.6701 ローブレイクキーウィドル終値0.6103 高値0.6141 安値0.60510.6236 ハイブレイク0.6188 抵抗20.6146 抵抗10.6098 ピボット0.6056 支持10.6008 支持20.5966 ローブレイクドルカナダ終値1.3134 高値1.3170 安値1.30751.3273 ハイブレイク1.3221 抵抗21.3178 抵抗11.3126 ピボット1.3083 支持11.3031 支持21.2988 ローブレイク
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