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強い米雇用統計を受けダウ平均は大幅反落 IT・ハイテク株が下げ主導=米国株概況
NY株式3日(NY時間16:20)ダウ平均 32899.70(-348.58 -1.05%)S&P500 4108.54(-68.28 -1.63%)ナスダック 12012.73(-304.17 -2.47%)CME日経平均先物 27575(大証終比:-215 -0.78%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反落。取引開始前に発表になった5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を上回るなど強い内容となったことが逆に嫌気された模様。 きょうの強い数字は労働市場が依然として非常にタイトであることが示しており、FRBが6月と7月の利上げ後に利上げ一時停止を検討するのではという期待を覆す内容との指摘も聞かれた。米雇用統計を受けて米国債利回りも上昇し、IT・ハイテク株といった成長株に戻り売りが強まった。 FRBは否定しているが、利上げがリセッション(景気後退)に繋がるとの見方は根強く、きょうの米雇用統計でその不安が再び台頭している模様。 バイデン大統領が「インフレとの戦いは経済の最優先事項のままだ」と繰り返し述べたことも、利上げおよび、それに伴う景気後退への懸念を強めた。 テスラ<TSLA>のマスクCEOが10%の人員削減を検討していると伝わったことも全体の雰囲気を重くしている。経済について「ひどく悪い感触を抱いている」という。 サイバーセキュリティのクラウドストライク<CRWD>が下落。前日引け後に発表した決算で、同セクターでは重要な指標となっている年間経常収益(ARR)が19.2億ドルと予想(19.0億ドル)を上回ったものの、この数字に対する不満が出ていたようだ。 ソフトコンタクトレンズ製品の製造販売を手掛けるクーパーが決算受け下落。通期の1株利益の見通しを下方修正した。ドル高による逆風が予想以上に大きいとの指摘も聞かれた。 アプリケーション・ソフト...
米雇用統計の発表を控えてドルが買われる、ドル円130円台乗せ=ロンドン為替概況
米雇用統計の発表を控えてドルが買われる、ドル円130円台乗せ=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がっているが、米債利回りの上昇の動きを受けて、東京市場での揉み合いからドル高方向に抜け出してきている。ドル円は129.70から130円ちょうど付近での振幅から130.20近辺へと高値を伸ばしており、前日の高値に接近している。ユーロドルは1.0760付近では上値を抑えられており、ロンドン時間に入ると1.07台前半へと軟化、1.0734レベルに安値を広げている。ポンドドルも1.2580付近で上値を抑えられると1.2560近辺へと小安く推移。米10年債利回りは一時2.925%近辺に上昇、前日比プラス圏で推移している。クロス円はポンド円が高値を163.68近辺へと伸ばし、ユーロ円も139.85近辺まで買われた。ただ、欧州株は小高く推移しているものの、米株先物は時間外取引でマイナス圏推移とまちまち。 ドル円は130円台前半での取引。東京午前に129.69レベルまで下押しされたあとは下げ渋りとなったが、130円台乗せでは上値を抑えられていた。ロンドン時間に入ると米債利回りの上昇とともに再び買われ、高値を130.20近辺まで伸ばしている。前日高値130.24レベルをうかがう動きとなった。ただ、米雇用統計の発表を控えての調整主導の動きとなっていたようだ。 ユーロドルは1.07台前半での取引。東京午前につけた1.0764レベルを高値にその後は上値を抑えられている。ロンドン時間に入ると軟調な動きをみせており、安値を1.0734レベルに広げた。ユーロ円は139円台後半で高止まり。ロンドン序盤に139.85レベルに高値を伸ばしたが、その後は139.70-80レベルでの揉み合いとなっている。対ポンドではややユーロ売りの動き。4月ユーロ圏小売売上高は前...
ドル買い戻し強まる 強い米雇用統計で利上げ一時停止期待が後退=NY為替概況
きょうのNY為替市場はドルの買い戻しが強まり、ドル円は130円台後半に上昇した。この日発表の5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を上回るなど強い内容となったことがドルの買い戻しを強めた。 きょうの強い数字は労働市場が依然として非常にタイトなことを示しており、FRBが6月と7月の利上げ後に利上げの一時停止を検討するのではという期待を覆す内容との指摘も聞かれた。米国債利回りも急上昇しており、ドル円を押し上げている。 今週のドル円は2週間ぶりに130円台に上昇。過去3週間に形成されたショートポジションのストップを誘発した模様。市場からは、131.35円の年初来高値を更新すれば、さらに上昇の勢いが増すとの指摘も聞かれる。 ただ、同時にFRBの積極利上げによりリセッション(景気後退)への懸念が強まり、株式市場を始めとしたリスク資産が再び崩れるようであれば、ドル高以上に円高が強まる可能性も指摘されている。 ユーロドルは戻り売りが優勢となった。米雇用統計発表直後には一時1.07ドルちょうど付近まで下げる場面も見られた。しかし、いまのところ1.07ドル台はしっかりと維持されており、底堅さも見せている印象。ECBの利上げ期待が高まる中で、ユーロは以前ほどの脆弱さが見られておらず、21日線の上はしっかりと維持されている。 一方、市場の一部からは、ユーロドルは今後数カ月間、金利と経済の不透明感から不安定な取引に直面し、5月中旬の安値1.0350ドル付近まで下落するリスクがあるとの指摘も出ている。ユーロはここ数週間、ECBの7月利上げの見通しとFRBの利上げ鈍化観測から大きく反発している。しかし、FRBにはまだやるべきことが数多くある一方、EUのロシアに対する石油禁輸措置が成長を損ない、ユーロにとっては逆風となる可能性があるという。 ポンドドルは1.24ドル台に下落。本日の21日...
ドル買い反応、米雇用者数の増加予想上回る ドル円130円台半ばへ=NY為替
ドル買い反応、米雇用者数の増加予想上回る ドル円130円台半ばへ=NY為替 5月米雇用統計で非農業部門雇用者数が39万人増と市場予想32万人増程度を上回った。前回値は42.8万人増から43.6万人増へと上方修正。 この結果を受けて米10年債利回りは2.92%台から2.95%台へと上昇。ドル買い反応が広がっている。ドル円は130.20付近から130.59レベルに高値を更新。ユーロドルは1.0730台から1.0707レベルへと安値を更新。ポンドドルは1.2560付近から1.2528レベルに安値を更新。USD/JPY 130.58 EUR/USD 1.0710 GBP/USD 1.2532
ドル円130.15近辺、ユーロドル1.0730近辺=NY為替
ドル円130.15近辺、ユーロドル1.0730近辺=NY為替 米雇用統計発表を目前に控えて、ドル円は130.15近辺、ユーロドルは1.0730近辺とドル高水準での推移。米10年債利回りは2.93%台へと上昇している。USD/JPY 130.14 EUR/USD 1.0732 EUR/JPY 139.66
NYカットでのドル円のオプションの期日到来は現行付近はなし=NY為替
朝方発表になった5月の米雇用統計が強い内容となったことで為替市場はドル買いの反応が強まっており、ドル円は130円台半ばまで上げ幅を伸ばしている。 このあと日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。3日(金)現行付近にはなし6日(月)127.00 (11.9億ドル)127.50 (11.8億ドル)USD/JPY 130.50MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円が130.65レベルまで上昇後、買い一服=NY為替
ドル円が130.65レベルまで上昇後、買い一服=NY為替 米雇用統計の強い結果を受けてドル円は一時130.65レベルまで高値を伸ばした。足元では130.40付近と買い一服。米10年債利回りは一時2.98%台まで上昇し、足元では2.97%台後半で推移している。USD/JPY 130.44 EUR/USD 1.0730 GBP/USD 1.2545EUR/JPY 139.95 GBP/JPY 163.61
ドル円のピボットは130.29円付近=NY為替
ピボット分析 東京時間(22:00現在)ドル円現値130.54 高値130.65 安値129.69131.86 ハイブレイク131.25 抵抗2130.90 抵抗1130.29 ピボット129.94 支持1129.33 支持2128.98 ローブレイクユーロ円現値139.88 高値139.94 安値139.46140.54 ハイブレイク140.24 抵抗2140.06 抵抗1139.76 ピボット139.58 支持1139.28 支持2139.10 ローブレイクポンド円現値163.63 高値163.68 安値163.07164.46 ハイブレイク164.07 抵抗2163.85 抵抗1163.46 ピボット163.24 支持1162.85 支持2162.63 ローブレイク
バイデン大統領の発言にドル高の反応も=NY為替速報
先ほどから再びドル買いの動きが優勢となっており、ドル円は130.75円付近まで上げ幅を拡大している。バイデン大統領の発言が伝わっており敏感に反応した可能性もありそうだ。大統領は「インフレとの戦いは経済の最優先事項のまま」とこれまでの見解を再表明しており、FRBの利上げ期待を強める内容となっている。USD/JPY 130.73 EUR/USD 1.0722 GBP/USD 1.2518MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ISM指数は21年2月以来の低水準 ただ、急激な減速ではないとの見解も=NY為替
日本時間23時に発表になった5月のISM非製造業景気指数は55.9と前回から低下した。景気拡大を示す50は依然として上回っているが、2021年2月以降で最も弱い結果となった。 消費者はこれまで、物価高騰に直面しても消費を継続してきたが、記録的なガソリン価格高騰を含む高インフレと借入コストの上昇が、今後数カ月間の裁量的支出を抑制する恐れがある。ただ、新規受注や雇用は上昇しており、成長の着陸誘導装置は若干低めを示したものの、まだ急激な減速ではないとの見解も出ている。 為替市場の反応は限定的でドル円は130円台半ば、ユーロドルは1.0740ドル近辺で推移している。ISM非製造業景気指数(5月)23:00結果 55.9予想 56.8 前回 57.1ISM非製造業景気指数(5月)詳細 総合 55.9(57.1)事業活動 54.5(59.1)新規受注 57.6(54.6)雇用 50.2(49.5)入荷水準 61.3(65.1)仕入価格 82.1(84.6)輸出 60.9(58.1)輸入 52.8(52.9)USD/JPY 130.48 EUR/USD 1.0739 GBP/USD 1.2547MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このあと5月のISM非製造業景気指数=NY為替
朝方発表になった5月の米雇用統計が強い内容となったことで為替市場はドル買いの反応が強まっており、ドル円は130円台半ばまで上げ幅を伸ばしている。 このあと日本時間23時に5月のISM非製造業景気指数が発表される。予想は56.8と前回から低下が見込まれている。前回4月分は高インフレと人材確保でサービス業が圧迫されている状況が示された。マクロ環境は何も変わっておらず、今回も低下が続くことが予想されている。ISM非製造業景気指数(5月)23:00 予想 56.8 前回 57.1USD/JPY 130.51 EUR/USD 1.0732 GBP/USD 1.2551MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ユーロドルは今後数カ月、不安定な取引に直面との指摘も=NY為替
きょうのNY為替市場はこの日発表の米雇用統計が強い内容となったことでドル買いが強まっており、ユーロドルは戻り売りが優勢となっている。米雇用統計発表直後には一時1.07ドルちょうど付近まで下げる場面も見られた。 しかし、いまのところ1.07ドル台はしっかりと維持されており、底堅さも見せている印象。ECBの利上げ期待が高まる中で、ユーロは以前ほどの脆弱さが見られておらず、21日線の上はしっかりと維持されている。 一方、市場の一部からは、ユーロドルは今後数カ月間、金利と経済の不透明感から不安定な取引に直面し、5月中旬の安値1.0350ドル付近まで下落するリスクがあるとの指摘も出ている。ユーロはここ数週間、ECBの7月利上げの見通しとFRBの利上げ鈍化観測から大きく反発している。しかし、FRBにはまだやるべきことが数多くある一方、EUのロシアに対する石油禁輸措置が成長を損ない、ユーロにとっては逆風となる可能性があるという。EUR/USD 1.0721 EUR/JPY 140.21 EUR/GBP 0.8569MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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