市場
予報
NY市、感染警戒レベルを「高い」に引き上げ
ニューヨーク市は新型ウイルスの警戒レベルを「高い」に引き上げた。市の保健当局がツイッターで明らかにした。住民は公共の場での屋内、および人の密集した屋外でマスクの着用を促された。ブルームバーグが伝えた。
ポンド円は21日線をうかがう動き 英政府が離脱合意を覆す法案を計画=NY為替
ポンド円は上げを一服させているものの、161円台半ばと本日高値水準での推移を続けている。21日線が162円付近に迫っており、この水準を回復できるか目先は注目される。 英政府がEUとの離脱合意の一部を覆す法案を数週間以内に提出する計画だと伝わっている。この措置が実施された場合、英国とEUの対立は再び深まり、貿易戦争に発展する可能性が高まる。トラス外相はきょう、北アイルランド議定書についてEUと交渉を進めるのと並行して、離脱合意に優先する法案を進行させる予定だと説明。EU離脱合意では、北アイルランドと英国の残り地域との通商に事実上の税関検査を義務付けているが、英政府はこれに不満を示している。 EUは、英国が離脱合意を反故にする法律を制定すれば、あらゆる措置を活用して英国を罰する用意があると警告。離脱合意全体の停止も辞さない構え。アイルランドのコーブニー外相は、英国の計画は信頼を傷付けるもので、事態打開に向けた妥結がいっそう難しくなると述べていた。 事態が悪化すれば、英経済もしくはポンドにとってマイナスの影響が大きいとの指摘は多い。GBP/JPY 161.38 USD/JPY 129.32 GBP/USD 1.2479MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ポンドドルも買い戻し膨らむ 英雇用統計は利上げ継続を示唆=NY為替
きょうはポンドドルも買い戻しが膨らんでおり、一時1.25ドル寸前まで上昇する場面が見られた。ただ、1.25ドル台の上値抵抗も根強く、現在は1.24ドル台後半での推移が続いている状況。 きょうは英雇用統計が発表され、3月までの3ヵ月間の平均失業率は3.7%と47年ぶりの低水準に低下した。賃金の伸びも加速。ただ、高インフレで実質所得が低下する中で英国では消費者の生活危機が叫ばれている。英中銀も利上げに慎重姿勢を滲ませ始めている状況。ただ、市場は次回の金融政策委員会(MPC)での追加利上げ期待は温存させている。市場からはきょうの英雇用統計は英中銀の利上げの必要性を裏付けているとの指摘も多い。 タカ派な見方では、英中銀は現在の1.00%から来年には3.00%まで利上げを実施するとの一方、慎重な見方では、8月までに1.50%まで上昇させた後は利上げのスピードを緩め、11月に1.75%、来年5月に2.00%までの利上げとの見方も出ているようだ。いずれにしろ、利上げはまだしばらく継続を見込んでいる。 なお明日は、4月の英消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は前年比9.1%の上昇が見込まれている。英ILO失業率(3月)15:00結果 3.7%予想 3.8% 前回 3.8%週平均賃金(賞与除く・3月)15:00結果 4.2%予想 4.1% 前回 4.1%(4.0%から修正)(前年比)英消費者物価指数(4月)18日15:00 予想 2.5% 前回 1.1%(前月比) 予想 9.1% 前回 7.0%(前年比) 予想 6.1% 前回 5.7%(コア・前年比)GBP/USD 1.2485 GBP/JPY 161.49 EUR/GBP 0.8448MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
パウエル発言にややドル買いの反応=NY為替速報
日本時間の3時頃からパウエルFRB議長がウォールストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベントに出席し、発言が伝わっている。議長の発言を受けて為替市場ではややドル買いの反応が見られている。議長は「経済が想定通りに推移すれば、0.50%利上げを議題に乗せる」と述べたほか、「必要なら中立水準を超える利上げを躊躇しない」とも述べていた。また、「いまにして思えば、もっと早く利上げすべきだった」と、後手に回ったことを暗に認めるような発言も聞かれた。 FRBの積極利上げの姿勢を追認する内容となっており、為替市場もドル買いで反応している。ただ、市場はそれを既にだいぶ織り込んでいる節もあり、大きな動きには至っていない。ドル円は129.30円付近での推移を続け、ユーロドルは1.0535ドル付近での推移が続いている状況。USD/JPY 129.32 EUR/USD 1.0532 GBP/USD 1.2466MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
17日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 159.11 90.02 100.56高値 161.86 91.17 101.12安値 158.80 89.80 100.28終値 161.64 90.92 101.00
17日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円始値 129.16 1.0434 134.80高値 129.78 1.0556 136.69安値 128.83 1.0429 134.50終値 129.38 1.0550 136.53
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【米国】小売売上高(4月)21:30結果 0.9%予想 1.1% 前回 1.4%(0.5%から修正)(前月比)結果 0.6%予想 0.4% 前回 2.1%(1.1%から修正)(コア・前月比)鉱工業生産指数(4月)22:15結果 1.1%予想 0.5% 前回 0.9%設備稼働率結果 79.0%予想 78.6% 前回 78.3%企業在庫(3月)23:00結果 2.0%予想 1.9% 前回 1.8%(1.5%から修正)(前月比)※発言・ニュースパウエルFRB議長・ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベントに出席。・経済が想定通りに推移すれば、0.50%利上げを議題に乗せる。・インフレを2%に戻すことに焦点。・われわれは両方のツールを持っており、インフレ抑制を決意。・明確で説得力のある方法でインフレ低下を確認したい。・金融情勢はかなり引き締まっている。・供給が追いつけるよう成長を減速させる必要。・インフレ低下の明確で説得力のある証拠が欲しい。・米経済の底力は実にに強い。・労働市場は非常に力強い。・消費者のバランスシートは健全で、企業も健全。・経済は引き締めに耐えられる状況にある。・ウクライナ危機や中国の締め付けの影響は非常に不透明。・われわれ現在、迅速に金利を引き上げている。・必要なら中立水準を超える利上げを躊躇しない。・インフレ指標は10月以降に大きく変化した。・今にして思えば、もっと早く利上げすべきだった。・インフレは高過ぎる。それを下げなければならない。・今にして思えば、もっと早く利上げすべきだった。・NAIRU(インフレを加速させない失業率)は恐らく3.6%超に上昇。・グローバル化は短期的に逆行の可能性が現実的にある。
パウエル発言は積極利上げを追認する内容 ただ、大きな動きには至らず=NY為替後半
NY時間の終盤に入ってドル円は129.45円付近での推移となっている。午後になってパウエルFRB議長のイベントでの発言が伝わった。議長は「経済が想定通りに推移すれば、0.50%利上げを議題に乗せる」と述べたほか、「必要なら中立水準を超える利上げを躊躇しない」とも述べていた。また、「いまにして思えば、もっと早く利上げすべきだった」と、後手に回ったことを暗に認めるような発言も聞かれた。 FRBの積極利上げの姿勢を追認する内容で、為替市場もドル買いで反応したが、市場はそれを既にだいぶ織り込んでいる節もあり大きな動きには至っていない。 きょうもドル円は買い戻しの流れが続き、129円台での推移している。リスク回避が一服しており、米株式市場も買い戻しが膨らむ中、円安の動きがドル円をサポートした。ただ、ドル自体は戻り売りが優勢。 ロックダウンを実施していた中国の上海市が6月から企業の生産活動と市民生活を全面的に正常化すると発表したことが好感されている模様。長引く封鎖に上海市民の不満が高まる中、ようやく出口を明確にした格好となった。 FRBの利上げによる景気後退とインフレが同時に起こるスタグフレーションへの警戒感も強まる中、ドル相場はFRBの積極利上げから、経済の先行き不透明感に焦点がシフトしている。ロックダウンによる中国経済への不透明感もそれに加わっていたが、きょうは懸念が一服。 ただ、警戒感は根強くドル円も上値が重くなっている状況に変化はない。一時129円台後半まで上昇していたものの、米株の動きをにらみながら、再び129円台前半に伸び悩む展開となっている。130円台の上値抵抗が強まっている印象。 朝方に4月の米小売売上高が発表になっていたが、高インフレにもかかわらず商品への需要がなお底堅いことを示していた。「物価の変動を考慮するとあまり印象的な数字ではなかったものの、インフレ圧力によ...
朝のドル円は129円40銭前後、ドル安円安=東京為替
朝のドル円は129円40銭前後、ドル安円安=東京為替 海外市場はドル安円安の流れ。上海でのロックダウンが6月で解除の方針と示されたことが好感され、円売りが入る一方、米国の景気鈍化懸念などからのドル売りが入り、ドル円は売り買いが交錯。海外市場では129円70銭台に上昇の場面も続かず、129円台前半推移に。USDJPY 129.41
【新興国通貨】中南米市場、上海のロックダウン解除方針などを好感~メキシコペソ
【新興国通貨】中南米市場、上海のロックダウン解除方針などを好感~メキシコペソ 17日の中南米市場では3月末から長く続いた上海のロックダウンが6月で解除の方針と示されたことを好感、全般に買いが入る展開となった。鉄鉱石などの輸出で中国との関係の深いブラジルレアルの買いが主導する形で、中南米通貨全般に買いが入る展開。メキシコペソも対ドルで東京午後の20.04前後からNY・中南米朝に19.93台まで、その後調整が入る局面も、夕方には19.93割れを付けるなどペソ買いの動き。 ペソ円も東京午後の6円45銭台から6円51銭前後まで上昇。ドル円が高値から値を落としたこともあり、その後いったん6円46銭割れまで値を落とすも、夕方には6円49銭台に。MXNJPY 6.487
朝のユーロドルは1.0550前後、ユーロ円は136円50銭前後での推移=東京為替
朝のユーロドルは1.0550前後、ユーロ円は136円50銭前後での推移=東京為替 海外市場でユーロ買いの動きが一気に広がった。東京市場で1.04台前半を付けていたユーロドルは、ロンドン午前に1.0490前後まで上昇。その後の押し目も限定的で、再びの上トライで節目の1.05を超えて一気に1.05台半ばに。 オランダ中銀のクノット総裁が7月の利上げ見通しを肯定、さらに0.5%利上げとなる可能性も示したことがユーロ買いに。ユーロドルでは米景気鈍化懸念からのドル売り基調も支えに。 ユーロ円でも買いが目立ち一時136円70銭近くまで。ユーロ自体の買いと、中国上海で長く続いているロックダウンが6月で解除見通しとなったことなどが背景に。EURJPY 136.50 EURUSD 1.0549
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)ピボット分析ドル円終値129.38 高値129.78 安値128.83130.78 ハイブレイク130.28 抵抗2129.83 抵抗1129.33 ピボット128.88 支持1128.38 支持2127.93 ローブレイクユーロドル終値1.0550 高値1.0556 安値1.04291.0721 ハイブレイク1.0639 抵抗21.0594 抵抗11.0512 ピボット1.0467 支持11.0385 支持21.0340 ローブレイクポンドドル終値1.2493 高値1.2499 安値1.23171.2738 ハイブレイク1.2618 抵抗21.2556 抵抗11.2436 ピボット1.2374 支持11.2254 支持21.2192 ローブレイクドルスイス終値0.9935 高値1.0032 安値0.99191.0118 ハイブレイク1.0075 抵抗21.0005 抵抗10.9962 ピボット0.9892 支持10.9849 支持20.9779 ローブレイク
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