市場
予報
米CPIはインフレ警戒示すもドル買いは一時的 ドル円は129円台半ばまで下落=NY為替後半
NY時間の終盤に入ってドル円は129円台で推移している。後半になって売りが強まり、129.50円付近まで下落する場面も見られた。上昇していた米株が再び下げに転じたことで、リスク回避の雰囲気がドル円の見切り売りに繋がっていたようだ。 朝方に米消費者物価指数(CPI)が発表され、ドル買いが強まり、ドル円は一時130.80円近辺まで上昇する場面が見られた。しかし、ドル買いの動きは一時的で、買いが一巡すると戻り売りが強まっている。 4月の米CPIは総合指数で前年比8.3%、前月比0.3%と前回から伸びが鈍化したものの、市場はインフレへの懸念を温存している。コア指数の前月比の伸びが予想以上に続いていることで基調インフレは加速との見方も出ていた。医療、レクリエーション、通信などのサービス部門の価格上昇が見られ、人件費の上昇が価格に転嫁されている気配も出ている。「サービス価格がさらに上昇し続ければ、FRBは賃金と物価のスパイラルの否定がますます難しくなり、それを認識することがさらなるタカ派リスクになる」との指摘も出ていた。 市場では、今回の米CPIはインフレがピークに達している兆候を示すとの期待も出ていた。確かに総合指数は前回よりも伸びが鈍化していたものの、ピークアウトへの確信には至っていないようだ。 FRBや他の中銀もインフレを引き下げようと躍起となる中で、景気後退を伴わないソフトランディングを達成できるのか、市場では懐疑的な見方が強い。パウエル議長は先週のFOMCで0.75%の利上げ期待は退けたものの、6月FOMC以降、0.50%利上げが継続されるとの予想も増えている。一方、ECBは資産購入終了後すぐにでも利上げに踏み切る意向を滲ませており、早ければ7月にも最初の利上げが開始されるとの見方が強まっている。各国中銀の積極引き締めが需要を一気に冷え込ませ、景気後退を誘発するとの見方が更...
米CPIはインフレ警戒示すもドル買いは一時的 ドル円は129円台半ばまで下落=NY為替後半
NY時間の終盤に入ってドル円は129円台で推移している。後半になって売りが強まり、129.50円付近まで下落する場面も見られた。上昇していた米株が再び下げに転じたことで、リスク回避の雰囲気がドル円の見切り売りに繋がっていたようだ。 朝方に米消費者物価指数(CPI)が発表され、ドル買いが強まり、ドル円は一時130.80円近辺まで上昇する場面が見られた。しかし、ドル買いの動きは一時的で、買いが一巡すると戻り売りが強まっている。 4月の米CPIは総合指数で前年比8.3%、前月比0.3%と前回から伸びが鈍化したものの、市場はインフレへの懸念を温存している。コア指数の前月比の伸びが予想以上に続いていることで基調インフレは加速との見方も出ていた。医療、レクリエーション、通信などのサービス部門の価格上昇が見られ、人件費の上昇が価格に転嫁されている気配も出ている。「サービス価格がさらに上昇し続ければ、FRBは賃金と物価のスパイラルの否定がますます難しくなり、それを認識することがさらなるタカ派リスクになる」との指摘も出ていた。 市場では、今回の米CPIはインフレがピークに達している兆候を示すとの期待も出ていた。確かに総合指数は前回よりも伸びが鈍化していたものの、ピークアウトへの確信には至っていないようだ。 FRBや他の中銀もインフレを引き下げようと躍起となる中で、景気後退を伴わないソフトランディングを達成できるのか、市場では懐疑的な見方が強い。パウエル議長は先週のFOMCで0.75%の利上げ期待は退けたものの、6月FOMC以降、0.50%利上げが継続されるとの予想も増えている。一方、ECBは資産購入終了後すぐにでも利上げに踏み切る意向を滲ませており、早ければ7月にも最初の利上げが開始されるとの見方が強まっている。各国中銀の積極引き締めが需要を一気に冷え込ませ、景気後退を誘発するとの見方が更...
朝のドル円は130円05銭前後、海外市場で振幅=東京為替
朝のドル円は130円05銭前後、海外市場で振幅=東京為替 ドル円は海外市場で振幅。米消費者物価指数発表後に130円80銭前後まで上昇も、その後129円台半ば割れまで値を落とす動き。USDJPY 130.05
朝のドル円は130円05銭前後、海外市場で振幅=東京為替
朝のドル円は130円05銭前後、海外市場で振幅=東京為替 ドル円は海外市場で振幅。米消費者物価指数発表後に130円80銭前後まで上昇も、その後129円台半ば割れまで値を落とす動き。USDJPY 130.05
11日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 160.65 90.52 100.14高値 161.32 91.77 100.76安値 158.85 89.78 99.58終値 159.22 90.17 100.05
11日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 160.65 90.52 100.14高値 161.32 91.77 100.76安値 158.85 89.78 99.58終値 159.22 90.17 100.05
11日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円始値 130.45 1.0529 137.34高値 130.81 1.0577 137.71安値 129.45 1.0502 136.18終値 129.97 1.0513 136.63
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【米国】MBA住宅ローン申請指数(04/30 - 05/06)20:00結果 2.0%予想 N/A 前回 2.5%(前週比)消費者物価指数(4月)21:30結果 0.3%予想 0.2% 前回 1.2%(前月比)結果 8.3%予想 8.1% 前回 8.5%(前年比)結果 0.6%予想 0.4% 前回 0.3%(コア・前月比)結果 6.2%予想 6.0% 前回 6.5%(コア・前年比)米週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30原油 +848.7万(4億2421万)ガソリン -360.7万(2億2497万)留出油 -91.3万(1億0403万)(クッシング地区)原油 -58.7万(2824万)*()は在庫総量※発言・ニュース米10年債入札結果最高落札利回り 2.943%(WI:2.929%)応札倍率 2.49倍(前回2.43倍)ボスティック・アトランタ連銀総裁・われわれはインフレが高過ぎることは理解している。・FRBはインフレを引き下げるために行動。・需給ギャップが縮小すれば、物価上昇圧力は緩和。・FRBは最新のデータを観察し、適応していく必要。・FRBは以前よりも警戒を強めなければならない。・インフレが続けば追加利上げを支持。・金利を中立水準に引き上げるまで0.50%の利上げを支持。ダラス連銀、次期総裁にローガン氏を指名 ダラス連銀はきょう、2020年の個人的な取引行為に関する情報開示を受けて昨年辞任したカプラン前総裁の後任として、ロリー・ローガン氏(49)を次期総裁に指名した。8月22日付で就任する。ダラス連銀が次に金融政策の投票権を有するのは2023年。ローガン氏は現在、NY連銀の執行副総裁を務めており、2012年からは市場運営、監視、分析部門を率いている。
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【米国】MBA住宅ローン申請指数(04/30 - 05/06)20:00結果 2.0%予想 N/A 前回 2.5%(前週比)消費者物価指数(4月)21:30結果 0.3%予想 0.2% 前回 1.2%(前月比)結果 8.3%予想 8.1% 前回 8.5%(前年比)結果 0.6%予想 0.4% 前回 0.3%(コア・前月比)結果 6.2%予想 6.0% 前回 6.5%(コア・前年比)米週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30原油 +848.7万(4億2421万)ガソリン -360.7万(2億2497万)留出油 -91.3万(1億0403万)(クッシング地区)原油 -58.7万(2824万)*()は在庫総量※発言・ニュース米10年債入札結果最高落札利回り 2.943%(WI:2.929%)応札倍率 2.49倍(前回2.43倍)ボスティック・アトランタ連銀総裁・われわれはインフレが高過ぎることは理解している。・FRBはインフレを引き下げるために行動。・需給ギャップが縮小すれば、物価上昇圧力は緩和。・FRBは最新のデータを観察し、適応していく必要。・FRBは以前よりも警戒を強めなければならない。・インフレが続けば追加利上げを支持。・金利を中立水準に引き上げるまで0.50%の利上げを支持。ダラス連銀、次期総裁にローガン氏を指名 ダラス連銀はきょう、2020年の個人的な取引行為に関する情報開示を受けて昨年辞任したカプラン前総裁の後任として、ロリー・ローガン氏(49)を次期総裁に指名した。8月22日付で就任する。ダラス連銀が次に金融政策の投票権を有するのは2023年。ローガン氏は現在、NY連銀の執行副総裁を務めており、2012年からは市場運営、監視、分析部門を率いている。
【新興国通貨】米消費者物価指数後の振幅を経てもみ合い~メキシコペソ
【新興国通貨】米消費者物価指数後の振幅を経てもみ合い~メキシコペソ 今週のメキシコ中銀による利上げ期待もあり、ドルペソは比較的しっかりの動き。ロンドン市場で20.23前後を付ける動きを見せた。米消費者物価指数(CPI)が予想を超える数字となったことでいったんはドル買いが入り20.46前後まで急騰も、すぐに元の水準に戻し、その後はもみ合い。中南米市場午後には調整のペソ売りも大きな動きにはならず。 ペソ円は6円40銭を挟んでの推移後、一時ペソ安円高が優勢に。ドル円が129円台半ば割れ間で値を落とした動きに押された。6円43銭台を付けていたところから6円37銭台まで下落。その後は少し戻しての推移に。USDMXN 20.329 MXNJPY 6.393
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)ピボット分析ドル円終値129.97 高値130.81 安値129.45132.06 ハイブレイク131.44 抵抗2130.70 抵抗1130.08 ピボット129.34 支持1128.72 支持2127.98 ローブレイクユーロドル終値1.0513 高値1.0577 安値1.05021.0634 ハイブレイク1.0606 抵抗21.0559 抵抗11.0531 ピボット1.0484 支持11.0456 支持21.0409 ローブレイクポンドドル終値1.2251 高値1.2400 安値1.22381.2517 ハイブレイク1.2458 抵抗21.2355 抵抗11.2296 ピボット1.2193 支持11.2134 支持21.2031 ローブレイクドルスイス終値0.9944 高値0.9965 安値0.98721.0075 ハイブレイク1.0020 抵抗20.9982 抵抗10.9927 ピボット0.9889 支持10.9834 支持20.9796 ローブレイク
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)
東京市場 ピボット分析(主要国通貨)ピボット分析ドル円終値129.97 高値130.81 安値129.45132.06 ハイブレイク131.44 抵抗2130.70 抵抗1130.08 ピボット129.34 支持1128.72 支持2127.98 ローブレイクユーロドル終値1.0513 高値1.0577 安値1.05021.0634 ハイブレイク1.0606 抵抗21.0559 抵抗11.0531 ピボット1.0484 支持11.0456 支持21.0409 ローブレイクポンドドル終値1.2251 高値1.2400 安値1.22381.2517 ハイブレイク1.2458 抵抗21.2355 抵抗11.2296 ピボット1.2193 支持11.2134 支持21.2031 ローブレイクドルスイス終値0.9944 高値0.9965 安値0.98721.0075 ハイブレイク1.0020 抵抗20.9982 抵抗10.9927 ピボット0.9889 支持10.9834 支持20.9796 ローブレイク
- 12/05/2022NY時間の終盤に入ってドル円は129円...
- 12/05/2022NY時間の終盤に入ってドル円は129円...
- 12/05/2022朝のドル円は130円05銭前後、海外市場...
- 12/05/2022朝のドル円は130円05銭前後、海外市場...
- 12/05/2022ポンド円 豪ドル円 カナダド...
- 12/05/2022ポンド円 豪ドル円 カナダド...
- 12/05/2022ドル円 ユーロドル ユーロ円...
- 12/05/2022※経済指標【米国】MBA住宅ローン申請指...
- 12/05/2022※経済指標【米国】MBA住宅ローン申請指...
- 12/05/2022【新興国通貨】米消費者物価指数後の振幅を...
- 12/05/2022東京市場 ピボット分析(主要国通貨)ピボ...
- 12/05/2022東京市場 ピボット分析(主要国通貨)ピボ...