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来週の主な予定 米雇用統計にFOMC、英豪政策金利、OPEC+会合 日本はGW
来週の主な予定 米雇用統計にFOMC、英豪政策金利、OPEC+会合 日本はGW2日(月)米ISM製造業景況指数(4月)メーデー祝日のため中国市場は4日まで休場メーデー振替休日のため香港市場は休場アーリー・メイ・バンク・ホリデー祝日のため英国市場は休場3日(火)豪中銀政策金利ユーロ圏生産者物価指数(3月)米製造業新規受注(3月)米求人件数(3月)米自動車販売(4月)ユーロ圏財務相会合建国記念日祝日のため東京市場は休場4日(水)米ADP雇用者数(4月)米ISM非製造業景況指数(4月)米FOMC、パウエルFRB議長記者会見みどりの日祝日のため東京市場は休場5日(木)英中銀政策金利、金融政策報告OPECプラス閣僚級会合英地方選・北アイルランド議会選挙こどもの日祝日のため東京市場は休場6日(金)米雇用統計(4月)ウォラーFRB理事、講演NY連銀総裁、講演アトランタ連銀総裁、講演セントルイス連銀総裁、講演※予定は変更することがあります
確率的に「高値警戒感はあるものの、上へのレベルシフトの期待も強い」といった印象
今週のドル円はとうとう130円を上抜け、一時131円台まで一時上昇する場面も見られた。今週も為替市場はドル高の流れが加速していたが、その流れの中で、日銀が決定会合で金融政策を据え置いたことをきっかけに円安の流れも加わり、ドル円は上にスパークした格好となっている。 下記のドル円の確率は、来週以降5月末までに133円に一度でも到達する確率は前週の30.2%から58.3%に上昇。一方、127円の確率は74.4%から47.6%に低下している。来週はFOMCが予定されているが、それを通過して、130円を固めることができるか注目される。確率的には「高値警戒感はあるものの、上へのレベルシフトの期待も強まる」といった印象だ。 ドル高については引き続きFRBの積極利上げへの期待に伴う金利相場がドルをサポートしていることに加え、今週は中国のロックダウンが上海のみならず、北京にも導入されるのではとの警戒感に伴うリスク選好がドルを支えた。 日銀は大方の予想通りに現行の緩和政策を据え置いた。黒田総裁は会見で「粘り強く金融緩和を続ける」と述べていた。海外勢中心にエコノミストの1割程度は円安に対して日銀は何らかの行動を取るのではとの見方もあったが、その予想は外れた格好。 一部には不満があるのかもしれないが、日銀の緩和据え置きは、至極当然の行動ではある。中央銀行は「通貨の価値」を操作する機関ではなく、インフレや成長の見通しに基づいて「金利」を操作する機関だ。新興国の中には為替相場に合わせて金利を操作する中央銀行もあるが、主要国では否定的だ。 日本のインフレは携帯料金引き下げの影響もあり、足元は非常に低い。値上げラッシュが伝わっていることもあり、夏場以降は携帯値下げの影響も徐々に薄れ、インフレは急速に上昇する可能性がある。しかし、それでも欧米などに比べれば天地の差だ。日銀が今週公表した展望レポートでは、イ...
ドル円130.45近辺、ユーロドル1.0535近辺=ロンドン為替
ドル円130.45近辺、ユーロドル1.0535近辺=ロンドン為替 東京勢不在のアジア・オセアニア市場で、ドル円は130.45近辺、ユーロドルは1.0535近辺で推移している。いずれも前日のドル高の動きにやや調整が入る格好となっている。ドル円は前日NY市場で131.25レベルまで高値を伸ばした後は上値重く推移。足元では130.36レベルまで軟化している。ユーロドルも前日NY市場で1.0470近辺まで下押しされた後は下げ渋りの流れ。足元では1.0542レベルまで戻り高値を伸ばしている。ユーロ円は137.24-137.57の狭いレンジで揉み合っている。USD/JPY 130.45 EUR/USD 1.0535 EUR/JPY 137.44
これからの予定【発言・イベント】
東京市場は昭和の日のため休場18:00 デコス・スペイン中銀総裁、講演19:30 ロシア中銀政策金利米主要企業決算エクソンモービル、シェブロン、アッヴィブ、リストル マイヤーズ スクイブ、ハネウェルインターナショナル30日(土)10:30 中国製造業PMI・非製造業PMI(4月)バークシャー・ハサウェイ年次株主総会※予定は変更されることがあります。
これからの予定【経済指標】
【スイス】小売売上高(3月)15:30 予想 N/A 前回 12.8%(前年比) KOFスイス先行指数(4月)16:00 予想 98.9 前回 99.7 【ユーロ圏】ドイツ実質GDP・速報値(第1四半期)17:00 予想 0.2% 前回 -0.3%(前期比) 予想 3.7% 前回 1.8%(前年比) ユーロ圏GDP・速報値(第1四半期)18:00予想 0.2% 前回 0.3%(前期比) 予想 5.0% 前回 4.6%(前年比)ユーロ圏消費者物価指数・速報値(4月)18:00予想 7.5% 前回 7.5%(前年比) 予想 3.2% 前回 2.9%(コア・前年比)【ブラジル】失業率(3月)21:00 予想 11.4% 前回 11.2%【南アフリカ】貿易収支(3月)21:00 予想 220.0億ランド 前回 106.0億ランド【カナダ】GDP(2月)21:30 予想 0.8% 前回 0.2%(前月比) 【米国】個人所得(3月)21:30 予想 0.4% 前回 0.5%(前月比) 個人支出(3月)21:30 予想 0.6% 前回 0.2%(前月比) PCEデフレータ(3月)21:30 予想 6.7% 前回 6.4%(前年比) PCEコアデフレータ(3月)21:30 予想 5.3% 前回 5.4%(前年比) シカゴ購買部協会景気指数(4月)22:45 予想 62.0 前回 62.9ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(4月)23:00予想 65.7 前回 65.7※予定は変更されることがあります。
ドル円一時130.18レベル、ドル売り優勢=ロンドン為替
ドル円一時130.18レベル、ドル売り優勢=ロンドン為替 ロンドン朝方はドル売りが優勢。ドル円は本日安値を130.18レベルに、ユーロドルは高値を1.0549レベルに広げている。USD/JPY 130.25 EUR/USD 1.0547 GBP/USD 1.2525
円売り強まる、日銀の強力な緩和継続姿勢で ドル円一時131円=ロンドン為替概況
円売り強まる、日銀の強力な緩和継続姿勢で ドル円一時131円=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、円売りが強まっている。日銀の強力な緩和継続姿勢が背景。きょうの決定会合で日銀は毎営業日の指し値オペ実施を表明、市場に金融緩和強化を印象付けた。黒田日銀総裁の会見では「金利の上限をしっかり画するため、指し値オペ明確化」「好循環の中での安定的な2%実現には時間がかかる」「強力な金融緩和を粘り強く続ける」とした。また、円相場については「全体として円安プラスとの評価は変えてない」と従来からの姿勢を維持した。ドル円は日銀決定会合の発表で128円台後半から129円台後半へと上昇。その後もロンドン時間にかけて買われ、130円台乗せから一時131.01レベルまで高値を伸ばした。2002年4月17日以来のドル高・円安水準になった。ロンドン時間に財務省幹部が「為替、足元の動きは極めて憂慮すべき」と述べた。円安けん制としてはこれまでよりも強い言葉が発せられたことで130.20付近まで一時反落。ただ、130円台は維持されている。クロス円でも円安の動き。ユーロ円は135円台半ばから買われ、ロンドン序盤には138円ちょうどまで高値を伸ばした。その後の戻りは137円前後まで。ポンド円も161円台から一時164.25近辺まで上昇、その後の調整は162円台後半へとやや深めの動き。ポンドは対ドルや対ユーロでも軟調で、ポンドドルは1.25台後半に上昇後、1.24台後半へと下落。ユーロドルは1.04台後半に下押しされたあと1.05台後半に反発も、再び1.05前後へと押し戻されている。ドル指数は前日から一段高となっており、ドル高の流れは根強い。 ドル円は130円台後半での取引。ロンドン朝方に130円近辺に上昇したあと、取引が本格化してからも買いが継続。一時131.01レベルまで高値を伸ばした。日銀決定会合で毎営業日の指し...
【これからの見通し】ドル相場が独歩高の様相、ドル円は130円台に乗せる
【これからの見通し】ドル相場が独歩高の様相、ドル円は130円台に乗せる ドル相場が独歩高となっている。きょうは日銀決定会合の結果を受けてドル円が129円台乗せからさらに130円台乗せへと上伸している。日銀の声明では毎営業日の指値オペ実施の方針が示された。市場に緩和姿勢強化が印象付けられており、世界の主要中銀の金融引き締め姿勢とはかけ離れた状況となっている。 今週はユーロドルやポンドドルでもドル買いの流れが強まっている。ユーロドルはウクライナ情勢の混とんとした状況を背景に、ユーロ売りの面も広がっている。1.05の心理的水準を割り込む動きとなっている。ポンドドルも1.25の心理的水準を付ける動きがみられており、下押し圧力が強い。目先の利上げ警戒は強いものの、家計の実質所得の低下が消費動向に影響する面が指摘されている。今後の景気鈍化が懸念されているようだ。 この後の海外市場でもドル買いの流れが一段と強まる可能性がありそうだ。 きょうは第1四半期の米GDP速報値が発表される。事前予想では、成長率が+1.1%(前期比年率)と前期の+6.9%から大幅に鈍化する見込み。一方で、個人消費は+3.5%と前期の+2.5%から一段としっかりとしたものになる予想。インフレ関連では、デフレータが+7.2%、コアデフレータが+5.5%といずれも前期から上昇する見込みになっている。成長率が予想以上に鈍化することがリスク材料となるが、想定内の数字であればドル高の流れに変化は見られないものと想定される。 その他の指標は、香港貿易収支(3月)、南アフリカ生産者物価指数(3月)、ドイツ消費者物価指数・速報値(4月)、米新規失業保険申請件数(23日までの週)など。 発言イベント関連では、黒田日銀総裁会見に続いて、デギンドスECB副総裁がECB年次報告書を発表する。ウンシュ・ベルギー中銀総裁が経済関連の会議に出席す...
ドル円は一時131円台に上昇 欧州通貨も売り加速=NY為替概況
きょうのNY為替市場でドル円は買いが加速し、131円台に上昇する場面が見られた。FRBの積極利上げおよび世界的な景気後退への懸念から、為替市場ではドル買いが続いている。それにドル円も下値を支えられる中で、きょうは円安の動きがそれに加わった。 きょうの日銀決定会合と黒田総裁の会見が改めて円安を誘発したようだ。日銀は大方の予想通りに現行の緩和政策を据え置いたほか、黒田総裁は会見で「粘り強く金融緩和を続ける」と述べた。一部からは、円安に対して日銀は何らかの行動を取るのではとの見方もあったが、その期待は外れた格好。 また、同時に公表された展望レポートでは、消費者物価指数(CPI)の見通しが、食品を除いたコア指数で、22年度が1.9%となっていた。23年度、24年度に至っては1.1%となっている。日銀は目標の2%に届かない見通しを示し、当面は引き締めに転じる意向はないことを暗示していた。明らかにFRBやECB、英中銀との格差を鮮明にしている。 ドル円は目先に何らかのテクニカル的な上値抵抗も観測されず、130円台を維持して4月相場を終えるかが注目となる。 なお、第1四半期の米GDP速報値が発表になっていたが、予想外のマイナス成長となった。今回のGDPは在庫投資や純輸出の減少が圧迫し、事前に減速が見込まれていたが、個人消費の伸びが予想外に小さかったことや政府支出の減少がマイナス成長に繋がった。しかし、一時的要因も多く、設備投資は堅調なことから、悲観的な雰囲気までは出ていない。 ユーロドルは下値模索が続き、大きな心理的節目である1.05ドルを一時割り込んだ。ユーロドルが完全に1.05ドルをブレイクするようであれば、レベルシフトが起こり、パリティ(1.00ドル)を視野に入れる危険性も出て来ている。 一部からは、ECBがユーロ下落を食い止めるためにレトリックを強化する可能性があるとの指摘も出...
ドル売り反応、米GDP速報値が前期比年率マイナス1.4%で=NY為替
ドル売り反応、米GDP速報値が前期比年率マイナス1.4%で=NY為替 第1四半期の米GDP速報値は前期比年率マイナス1.4%と、事前予想プラス1.0%を下回った。前回第4四半期はプラス6.9%だった。個人消費はプラス2.7%と前回のプラス2.5%からわずかに伸びたが、事前予想プラス3.5%ほどの力強さには欠けていた。 発表前に2.87%台まで上昇していた米10年債利回りは一時2.83%付近まで低下。為替市場ではドル売りの反応が広がった。ドル円は一時130.30近辺に反落。ユーロドルは1.0525近辺まで反発した。USD/JPY 130.61 EUR/USD 1.0513 GBP/USD 1.2453 AUD/USD 0.7091
ドル円130.80近辺、ユーロドル1.0485近辺 米債利回り上昇=NY為替
ドル円130.80近辺、ユーロドル1.0485近辺 米債利回り上昇=NY為替 NY序盤、米債利回りの上昇とともにドル買い圧力が優勢になっている。米10年債利回りは2.85%付近へと上昇。ドル円は再び130.80台へと買われ、ユーロドルは1.0480台へと売られている。ポンドドルは1.2420台に安値を広げている。USD/JPY 130.83 EUR/USD 1.0482 GBP/USD 1.2428 AUD/USD 0.7077
NYカットでのドル円のオプションの期日到来は現行付近にはなし=NY為替
きょうも為替市場は根強くドル買いが続く中で、円安圧力も加わり、ドル円は130円を突破してきている。一時131円台を付ける場面も見られた。日銀が金融政策を据え置いたことがきっかけとなっている。 このあと日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。28日(木)現行付近にはなしUSD/JPY 130.67MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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