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ドル円は128円台を回復 ユーロドルは1.05ドルをうかがう展開=NY為替概況
きょうのドル円は堅調な展開を見せ、128円台を回復。為替市場では依然としてドル買いが続いており、ドル円の下値をサポートしている。また、きょうは景気後退を懸念したリスク回避の雰囲気も一服し、米株も反発しており、ドル円の買い戻しを後押しした。 世界的な景気後退への懸念の1つに中国のロックダウン拡大と景気減速への警戒感があるが、中国政府が、インフラ建設を強化する方針を明らかにしたこともネガティブな雰囲気を一服させている。中国政府は複数分野でのプロジェクト強化および促進を決定。空港などの輸送ハブ、エネルギーや水資源のプロジェクトなどが含まれる。 日銀が明日、金融政策決定会合の結果を発表する。大きな政策変更はなく、現行の金融緩和を維持すると見られている。20年ぶりの水準まで円安が進む中、黒田総裁の発言に注目が集まっているが、総裁は先週のニューヨークでの講演で、金融緩和継続の必要性を強調。食品を除くコア消費者物価(CPI)は2%程度に上昇する可能性があるものの、エネルギー中心のコストプッシュが主因で持続力を欠くものだとの見解を改めて示していた。 ユーロドルは売りが加速し、一時1.05ドル台前半まで下落。2017年3月以来の安値水準で、大きな心理的節目として意識される1.05ドルをうかがう展開を見せた。きょうは一服しているものの、景気後退への懸念は根強く、ウクライナ情勢が混沌とする中で、ユーロドルは売りが続いている状況。 ロシアのエネルギー大手ガスプロムが、ポーランドとブルガリアがルーブルでの支払いを拒否したため、同国へのガス輸出を停止したと発表した。これを受けてユーロは下げを拡大する可能性があるとの指摘も出ている。欧州へのガス供給停止が拡大すれば、ガス価格はさらに上昇し、欧州経済のセンチメントに大きな影響を及ぼし、ユーロにとってよりネガティブな結果をもたらすという。 数週間前までは、...
ドル買い継続、ユーロドルの下げが主導=ロンドン為替概況
ドル買い継続、ユーロドルの下げが主導=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ドル買いが継続している。ユーロドルの下げが主導する格好。ロシアのガスプロムがポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止との報道がユーロ売り圧力となった。ユーロドルは1.06台割れから1.0586レベルまで一時下落。2017年4月以来の安値水準となった。ユーロ売りの面が強く、ユーロ円は一時135.11レベル、ユーロポンドは0.8424レベルまで下押しされた。序盤はドル買いの動きも広がった。ポンドドルは一時1.2536レベルまで下落。ドル円は128.10レベルまで上昇。ドル指数は一段と上昇、2020年3月以来の高水準となった。米10年債利回りは2.79%付近まで一時上昇した。欧州株は売りが先行したが、米株先物が堅調なことを受けてプラス圏に浮上している。株式市場にはガスプロムの報道の影響は軽微だったようだ。為替市場でも序盤のドル買いやユーロ売りの勢いは一服している。 ドル円は127円台後半での取引。東京市場での上昇を受けて、ロンドン序盤には128.10レベルまで高値を伸ばした。米債利回りの上昇が支援材料となっていた。その後は値動きが落ち着き、127.80-128.00レベルで高止まりしている。 ユーロドルは1.06付近での取引。ロシアのガスプロムがポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止との報道がユーロ売り圧力となった。1.0650近辺から1.06台を割り込むと1.0586レベルまで安値を広げた。2017年4月以来の安値水準となった。戻りは1.0620台までと限定的。ユーロ円は136円近辺が重く、一時135.30近辺まで下落。その後は135円台後半で売買が交錯している。対ポンドでもユーロ売りが優勢だった。 ポンドドルは1.25台後半での取引。ユーロドルとともに売りが先行し、安値を1.2536レベルまで...
本日の予定【発言・イベント】
7:30 マックレム加中銀総裁、常任上院委員会出席正午前後 日銀金融政策決定会合結果、日銀展望リポート公表15:30 黒田日銀総裁、記者会見16:00 デギンドスECB副総裁、ECB年次報告書発表16:30 スウェーデン中銀政策金利17:00 ECB経済報告 日銀国債買い入れ日程(5月)17:15 ウンシュ・ベルギー中銀総裁、会議出席 バーチェ・ノルウェー中銀副総裁、常任委員会出席29日2:00 米7年債入札(440億ドル)ショルツ独首相、来日米アクティビジョン臨時株主総会米主要企業決算アップル、アマゾンドットコム、インテル、コムキャスト、ギリアドサイエンシズ、ロクキャタピラー、ツイッター、マクドナルド、マスターカード、イーライリリー、メルク※予定は変更することがあります
ダウ平均の上げ幅400ドル超に=米国株速報
NY株式27日(NY時間12:29)ダウ平均 33649.82(+409.64 +1.23%)ナスダック 12674.87(+184.13 +1.47%)CME日経平均先物 26495(大証終比:+105 +0.40%)
ラガルドECB総裁、資産購入は恐らく7月に終了
ラガルドECB総裁は「資産購入の終了は7-9月期の早い時期になる公算が大きく、恐らく7月になるだろう」と述べた。その際には利上げも検討することにもなるとし、6月に最新データに基づいて決定すると述べた。
ロシアのガス供給不安でユーロはさらに下落拡大との見方も=NY為替
きょうもユーロドルは売りが加速しており、一時1.05ドル台前半まで下落している。2017年3月以来の安値水準で、大きな心理的節目として意識される1.05ドルをうかがう展開となって来ている。きょうは一服しているものの、景気後退への懸念は根強く、ウクライナ情勢が混沌とする中で、ユーロドルは売りが続いている。 ロシアのエネルギー大手ガスプロムが、ポーランドとブルガリアがルーブルでの支払いを拒否したため、同国へのガス輸出を停止したと発表した。これを受けてユーロは下げを拡大する可能性があるとの指摘も出ている。欧州へのガス供給停止が拡大すれば、ガス価格はさらに上昇し、欧州経済のセンチメントに大きな影響を及ぼし、ユーロにとってよりネガティブな結果をもたらすという。 数週間前までは、ユーロドルがパリティ(1.00ドル)に達する、あるいはパリティをブレイクする可能性があるという話は現実味がないと思われていたが、そうしたシナリオも頭の片隅に留意する段階に来ているという。EUR/USD 1.0553 EUR/JPY 135.44 EUR/GBP 0.8403MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円は128円台を回復 ユーロドルは1.05ドルをうかがう展開=NY為替前半
きょうのドル円は堅調な展開を見せ、128円台を回復している。為替市場では依然としてドル買いが続いており、ドル円の下値をサポートしている。また、きょうは景気後退を懸念したリスク回避の雰囲気も一服しており米株も反発し、ドル円の買い戻しを後押ししている。 世界的な景気後退への懸念の1つに中国のロックダウン拡大と景気減速への警戒感があるが、中国政府が、インフラ建設を強化する方針を明らかにしたこともネガティブな雰囲気を一服させている。中国政府は複数分野でのプロジェクト強化および促進を決定。空港などの輸送ハブ、エネルギーや水資源のプロジェクトなどが含まれる。 日銀が明日、金融政策決定会合の結果を発表する。大きな政策変更はなく、現行の金融緩和を維持すると見られている。20年ぶりの水準まで円安が進む中、黒田総裁の発言に注目が集まっているが、総裁は先週のニューヨークでの講演で、金融緩和継続の必要性を強調。食品を除くコア消費者物価(CPI)は2%程度に上昇する可能性があるものの、エネルギー中心のコストプッシュが主因で持続力を欠くものだとの見解を改めて示していた。 ユーロドルは売りが加速しており、一時1.05ドル台前半まで下落。2017年3月以来の安値水準で、大きな心理的節目として意識される1.05ドルをうかがう展開を見せている。きょうは一服しているものの、景気後退への懸念は根強く、ウクライナ情勢が混沌とする中で、ユーロドルは売りが続いている状況。 ロシアのエネルギー大手ガスプロムが、ポーランドとブルガリアがルーブルでの支払いを拒否したため、同国へのガス輸出を停止したと発表した。これを受けてユーロは下げを拡大する可能性があるとの指摘も出ている。欧州へのガス供給停止が拡大すれば、ガス価格はさらに上昇し、欧州経済のセンチメントに大きな影響を及ぼし、ユーロにとってよりネガティブな結果をもたらすという...
ドル円は128円台を回復 明日は日銀決定会合の結果発表=NY為替
きょうのドル円は堅調な展開を見せ、128円台を回復している。為替市場では依然としてドル買いが続いており、ドル円の下値をサポートしている。また、きょうは景気後退を懸念したリスク回避の雰囲気も一服しており米株も反発し、ドル円の買い戻しを後押ししている。 世界的な景気後退への懸念の1つに中国のロックダウン拡大と景気減速への警戒感があるが、中国政府が、インフラ建設を強化する方針を明らかにしたこともネガティブな雰囲気を一服させている。中国政府は複数分野でのプロジェクト強化および促進を決定。空港などの輸送ハブ、エネルギーや水資源のプロジェクトなどが含まれる。 日銀が明日、金融政策決定会合の結果を発表する。大きな政策変更はなく、現行の金融緩和を維持すると見られている。20年ぶりの水準まで円安が進む中、黒田総裁の発言に注目が集まっているが、総裁は先週のニューヨークでの講演で、金融緩和継続の必要性を強調。食品を除くコア消費者物価(CPI)は2%程度に上昇する可能性があるものの、エネルギー中心のコストプッシュが主因で持続力を欠くものだとの見解を改めて示していた。USD/JPY 128.24 EUR/JPY 135.57GBP/JPY 161.22 AUD/JPY 91.63MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円は128円台 明日は米GDP速報値 1.1%への減速が予想される=NY為替
NY時間の午後に入ってドル円はやや伸び悩んでいるものの、128円台でのしっかりとした推移が続いている。為替市場では依然としてドル買いが続いており、ドル円の下値をサポートしている。きょうは景気後退を懸念したリスク回避の雰囲気も一服しており、米株の反発もドル円の買い戻しを後押ししているようだ。 明日は第1四半期の米GDP速報値が公表される。予想では前期比年率換算で1.1%の伸びが予想されており、第4四半期の6.9%からの大幅減速が見込まれている。オミクロン株の影響と在庫投資、純輸出の減少が全体を圧迫すると見込まれているようだ。純輸出ついては、2月のサービス輸入が過去最高の516億ドルに増加したことが影響。増加分の約半分は知的財産の使用料によるもので、冬季北京五輪の放送による一時的な支出が反映されると見られている。 個人消費は第4四半期の2.5%増から3.7%増への拡大が予想されている。感染率低下と外出規制の緩和により、消費者がモノからサービスへの支出を活発化させたと見込んでいる。ウクライナ危機はガソリン価格の高騰を招き、高インフレが価格に敏感な米消費者の支出を抑制したが、それは主に耐久消費財への支出抑制に繋がったと見られている。 企業の設備投資は急加速が見込まれている。航空機を除く非国防資本財の出荷は、第1四半期の最初の2カ月間で年率15.4%増となっていた。 ただ、第1四半期の減速はあくまで一時的なもので、第2四半期には3.5%程度へ急回復するとの見方も出ているようだ。米実質GDP・速報値(第1四半期)28日21:30 予想 1.1% 前回 6.9%(前期比年率) GDPデフレータ・速報値(第1四半期) 予想 7.2% 前回 7.1%(前期比年率) PCEコアデフレータ・速報値(第1四半期) 予想 5.5% 前回 5.0%(前期比年率) 個人消費・速報値(第1四半期) 予想...
27日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 159.97 90.63 99.19高値 161.39 91.99 100.31安値 159.65 90.46 99.03終値 161.07 91.52 100.17
27日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円始値 127.23 1.0638 135.34高値 128.59 1.0655 136.16安値 126.95 1.0515 134.79終値 128.43 1.0557 135.61
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【米国】MBA住宅ローン申請指数(04/16 - 04/22)20:00結果 -8.3%予想 N/A 前回 -5.0%(前週比)卸売在庫(速報値)(3月)21:30結果 2.3%予想 1.5% 前回 2.6%(2.5%から修正)(前月比)中古住宅販売成約指数(3月)23:00結果 -1.2%予想 -1.0% 前回 -4.0%(-4.1%から修正)(前月比)※発言・ニュース米5年債入札結果最高落札利回り 2.785%(WI:2.776%)応札倍率 2.41倍(前回:2.53倍)ラガルドECB総裁、資産購入は恐らく7月に終了 ラガルドECB総裁は「資産購入の終了は7-9月期の早い時期になる公算が大きく、恐らく7月になるだろう」と述べた。その際には利上げも検討することにもなるとし、6月に最新データに基づいて決定すると述べた。
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