市場
予報
本日の予定【経済指標】
【NZ】消費者物価指数(第1四半期)7:45予想 2.0% 前回 1.4%(前期比) 予想 7.1% 前回 5.9%(前年比) 【香港】失業率(3月)17:30 予想 4.8% 前回 4.5%【ユーロ圏】ユーロ圏消費者物価指数・確報値(3月)18:00 予想 7.5% 前回 7.5%(前年比) 予想 3.0% 前回 3.0%(コア・前年比) ユーロ圏消費者信頼感・速報値(4月)23:00 予想 -20.0 前回 -18.7 【米国】フィラデルフィア連銀景況指数(4月)21:30 予想 21.4 前回 27.4新規失業保険申請件数(16日までの週)21:30 予想 18.0万件 前回 18.5万件(前週比) 景気先行指数(3月)23:00 予想 0.3% 前回 0.3%(前月比) ※予定は変更することがあります
ドル円は一時127円台半ばまで下落 動きに修正が出ているとの指摘も=NY為替概況
きょうのNY為替市場はドル売りが強まり、ドル円も利益確定売りが強まった。東京時間に一時129.40円近辺まで上昇したものの、海外市場に入って戻り売りが強まり、一時127円台半ばまで下落。きょうは米国債利回りも急低下しており、FRBの積極引き締めを材料とした値動きも一服していたようだ。 市場からは、FRBの積極引き締めとインフレを警戒した動きに修正が出ているとの指摘も出ている。このところのインフレに対するパニック的な動きは行き過ぎとの声も相次いぎ、「インフレは今期がピークで、2023年に向けて着実に低下し、それに伴って市場も次第に落ち着き、金利は低下の可能性がある」とのコメントも聞かれた。 本邦勢からは円安が経済に与える影響を警戒する声が相次いでいる。ひとまず130円台乗せは回避された格好となっているが、明日以降の動きが注目。日銀はきょうも指値オペを通告しており、緩和解除の意向はまだないようだ。 ユーロドルは買い戻しが出ており、一時1.0860ドル付近まで反発。ECB内からはタカ派な意見も出ており、ユーロドルの上げをサポート。タカ派で知られるドイツ連銀のナーゲル総裁が、「資産購入プロフラム(APP)は4-6月(第2四半期)末で終了し、7ー9月(第3四半期)の初めに利上げを実施する可能性がある」と語った。8月はECB理事会がないので事実上、7月の理事会での利上げということになる。APPについてECBは先日の理事会で、7ー9月に購入終了とのガイダンスを発表していた。 ナーゲル総裁はインフレが2%へと落ち着く公算は一段と小さくなりつつあると指摘。経済見通しは強い不確実性に左右されると述べた上で、ECBの利上げの頻度は経済データ次第だとの認識を示した。ロシアからの天然ガスの禁輸措置が講じられた場合、インフレは2桁に上昇する可能性があるとも警告し、スタグフレーションのシナリオは避けな...
ドル売り優勢、G7・G20財務相・中央銀行総裁会議を控えて=ロンドン為替概況
ドル売り優勢、G7・G20財務相・中央銀行総裁会議を控えて=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。G7・G20財務相・中央銀行総裁会議を控えて調整の動きが入っている。米10年債利回りは東京午前に2.97%台をつけたあとは低下しており、ロンドン市場では一時2.85%台まで水準を下げている。ドル売り圧力が広がり、ドル円は128円台割れから127.61レベルまで下落。ユーロドルは1.0810-20レベルから1.0867レベルまで上昇。ポンドドルは序盤に1.30台割れまで下落したあとは1.3066レベルまで高値を伸ばしている。カザークス・ラトビア中銀総裁が、ECB利上げは最短で7月の可能性がある、と述べたことがユーロ買いを誘った面もあった。対ポンドでユーロが買われた。また、G7・G20会議とともに鈴木財務相とイエレン米財務長官の会談が行われる予定。最近の急速な円安進行に何らかの対応が話し合われる可能性もあり、円安の動きに調整が入る面もあったようだ。ユーロ円やポンド円は上値重く推移している。 ドル円は128円近辺での取引。東京朝方に129.40近辺まで高値を伸ばしたあとは、買い一服となった。東京市場では128円台割れ目前でサポートされ、128.70付近でロンドン市場を迎えた。米10年債利回りが2.85%台まで低下する動きがドル売り圧力となり、一時127.61レベルまで下押しされた。その後は、下げも一服してG7・G20財務相・中央銀行総裁会議および日米財務相会談待ちとなっている。 ユーロドルは1.08台半ばでの取引。1.0810-20レベルでの揉み合いを上放れると高値を1.0867レベルまで伸ばした。米債利回り低下に加えて、。カザークス・ラトビア中銀総裁が、ECB利上げは最短で7月の可能性がある、と述べたことがユーロ買いを誘った。一方、ユーロ円は139.30付近が重くなると...
本日の予定【発言・イベント】
15:00 日銀金融システムレポート(4月)22:00 マン英中銀委員、「金融政策:不確実性に直面している意思決定」について講演22日1:30 ベイリー英中銀総裁、ピーターソン研究所主催イベント講演2:00 パウエルFRB議長、ラガルドECB総裁、IMF主催パネル討論会参加月例経済報告(4月)習近平国家主席、ビデオ演説アーダーンNZ首相来日、岸田首相と会談米主要企業決算AT&T、スナップ、アメリカン航空※予定は変更することがあります
ドル円は一時127円台半ばまで下落 動きに修正が出ているとの指摘も=NY為替前半
きょうのNY為替市場はドルの戻り売りが強まり、ドル円も利益確定売りに押される展開となっている。東京時間に一時129.40円近辺まで上昇したものの、海外市場に入って戻り売りが強まり、一時127円台半ばまで下落。きょうは米国債利回りも下げており、FRBの積極引き締めを材料とした値動きも一服しているようだ。 市場からは、FRBの積極引き締めとインフレを警戒した動きに修正が出ているとの指摘も聞かれる。このところのインフレに対するパニック的な動きは行き過ぎとの声も相次いでおり、「インフレは今期がピークで、2023年に向けて着実に低下し、それに伴って市場も次第に落ち着き、金利は低下の可能性がある」とのコメントも聞かれた。 本邦勢からは円安が経済に与える影響を警戒する声が相次いでいる。ひとまず130円台乗せは回避された格好となっているが、明日以降の動きが注目。日銀はきょうも指値オペを通告しており、緩和解除の意向はまだないようだ。 ユーロドルは買い戻しが出ており、一時1.0850ドル付近まで反発。ECB内からタカ派な意見も出ており、ユーロドルの上げをサポート。タカ派で知られるドイツ連銀のナーゲル総裁が、「資産購入プロフラム(APP)は4-6月(第2四半期)末で終了し、7ー9月(第3四半期)の初めに利上げを実施する可能性がある」と語った。8月はECB理事会がないので事実上、7月の理事会での利上げということになる。APPについてECBは先日の理事会で、7ー9月に購入終了とのガイダンスを発表していた。 ナーゲル総裁はインフレが2%へと落ち着く公算は一段と小さくなりつつあると指摘。経済見通しは強い不確実性に左右されると述べた上で、ECBの利上げの頻度は経済データ次第だとの認識を示した。ロシアからの天然ガスの禁輸措置が講じられた場合、インフレは2桁に上昇する可能性があるとも警告し、スタグフレーショ...
クレジットデリバティブ委員会、ロシアは潜在的デフォルトと判断
クレジットデリバティブ委員会はロシア国債について、潜在的デフォルトと判断した。同委員会は、ロシアが外国銀行からドルの送金手続きを拒否された後、ルーブルで2回のドル建ロシア国債の支払いを行った際に、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)について支払不能の可能性が発生したと発表した。30日の猶予期間が設けられており、5月4日にその期限を迎える。それまでにドル建てで支払いを行えば、デフォルトを回避することができる。 ただ、ロシアは公式に債務不履行と宣言される可能性が高く、その場合、CDSの保有者は約400億ドルの債務をカバーする契約について保険の支払いを受ける手続きを開始することができる。 一方、ロシア財務省は、債務義務を果たしたと主張。米国などが債権者への支払いを妨げていると非難し、法的措置を取るとしている。
まもなくフランス大統領選のTV討論会 ユーロは静観=NY為替
きょうのユーロ円は戻り売りが優勢となっており、一時138円台半ばまで下落している。東京時間には139.70円付近まで上昇し、140円台をうかがう展開も見せていたが、ドル円が戻り売りに押されており、ユーロ円も追随している。 このあと日本時間の4時頃から仏大統領選のTV討論会が開催される。前回の大統領選同様に、マクロン大統領とルペン氏が決選投票に進んでいるが、ユーロは比較的冷静な反応を示しているようだ。ユーロに織り込まれた選挙のリスクプレミアムは第1回目の投票以来、僅かに低下した程度だという。 世論調査ではマクロン大統領がリードしているが、4年前の選挙よりほどのリードはない。マクロン大統領の勝利ならユーロはポジティブな反応とのシナリオだが、それは小幅で一時的な動きとも見られている。むしろ、ルぺン候補の勝利であれば、遥かに大きなユーロ売りの反応も警戒されているという。選挙は24日日曜日に実施される。EUR/JPY 138.65 USD/JPY 127.77 EUR/USD 1.0851MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
米地区連銀報告 経済活動は緩やかなペースで拡大
日本時間3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されており、「経済活動は緩やかなペースで拡大」との認識を示した。・経済活動は緩やかなペースで拡大。・成長見通しを地政学要因とインフレが曇らせる。・インフレ圧力は依然として根強い。・雇用は緩やかなペースで拡大。
IMFの英成長見通し下方修正はポンド対する課題を示しているとの指摘も=NY為替
きょうのNY為替市場はドルの戻り売りが強まる中、ポンドドルは1.3060ドル付近まで買い戻されており、1.30ドル台を死守している。ただ、対ユーロや円では軟調に推移し、英経済への警戒感がポンドを圧迫しているようだ。 前日はIMFが世界経済見通し(WEO)で、G7の中でも英経済は厳しい衝撃に見舞われると警告した。前日のIMFの報告について市場からは、IMFの英成長見通しの下方修正はポンド対する課題を示していると指摘も聞かれる。英政府の財政引き締めを理由に、今年の残りの期間、英成長は非常に弱くなる可能性が高く、市場の期待ほど英中銀は利上げに積極的になれないという。0.25%でさらに2回の利上げを実施し、その後は一時停止すると想定していると述べた。GBP/USD 1.3057 GBP/JPY 166.78 EUR/GBP 0.8308MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円堅調、128円台をしっかり付けて上値トライの流れに=東京為替
ドル円堅調、128円台をしっかり付けて上値トライの流れに=東京為替 NY市場までは売りが目立っていたドル円は、朝から堅調な地合いに。128円台をしっかり回復し、その後も買い戻しが優勢。128円20銭前後まで。USDJPY 128.19
20日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 167.55 95.07 102.17高値 168.43 95.75 102.65安値 166.44 94.75 101.73終値 167.12 95.28 102.23
20日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円始値 128.91 1.0788 139.06高値 129.40 1.0867 139.69安値 127.46 1.0784 138.40終値 127.86 1.0853 138.75
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