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ドル円一時129円40銭前後まで、その後は調整売り強まる=東京為替概況
ドル円一時129円40銭前後まで、その後は調整売り強まる=東京為替概況 前日の海外市場で129円手前まで上昇したドル円。東京市場に入って129円台にあっさり乗せると、そのままドル買い円売りの流れが強まり、129円40銭前後まで上値を伸ばした。 米国の積極的な金融引き締め姿勢への期待と、日本の緩和維持姿勢との対比でのドル買い円売りという流れが継続する形に。 仲値前後まで上値を試した後、いったんは調整が強まり128円80銭台まで。上値トライの勢いが強いものの、流石に高値警戒の動きが広がっていた。 しかし、日銀が3月末以来となる指値オペを通告したことで、再び円売りが強まり、129円30銭台まで。日銀が緩和姿勢を崩さず、市場の円売りを誘った。 その後再び調整の動きに。磯崎官房副長官が為替の急激な変動望ましくない、緊張感をもって注視などの発言を行ったことがきっかけに。128円80銭を割り込むと、短期的なポジション調整の動きが強まり、その後は128円80銭前後が重くなる形で売りが出て128円05銭前後まで。 午後は買い戻しの動きが入るも128円60銭台までの動きにとどまっている。 円売りの流れを受けて139円69銭前後まで上昇したユーロ円は、ドル円の下げもあって138円50銭台まで。ドル円同様に午後は買い戻しが目立ち139円20銭前後まで。MINKABU PRESS 山岡和雅
【海外市場の注目ポイント】米地区連銀総裁の発言など
日本時間21日午前0時25分にデイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁の講演、同21日午前0時半にエバンス米シカゴ地区連銀総裁の討論会参加、同21日午前2時にボスティック米アトランタ地区連銀総裁の討論会参加が予定されている。3月の米消費者物価指数は、総合が前年比8.5%上昇となり、総合の前年比の伸びが7.9%上昇から加速した。インフレが高進するなか、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利は0.50%引き上げられるとの見方が強まっている。このあとの米地区連銀総裁の発言でインフレ沈静化に向けて必要なら5月以降も0.50%の利上げを行うことに前向きな考えが示されるようであれば、ドルが買われる可能性がある。 また、日本時間20日午後11時には3月の米中古住宅販売件数の発表、同21日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表も予定されている。3月の米中古住宅販売件数は、大方の予想が年換算577万戸で、前月の同602万戸を下回り、2カ月続けて減少するとみられている。 MINKABU PRESS
テクニカルポイント ドル円 急落でボリンジャーバンド2シグマ上限の下に
128.53 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)128.23 現値127.37 エンベロープ1%上限(10日間)126.54 一目均衡表・転換線126.11 10日移動平均124.85 エンベロープ1%下限(10日間)124.27 21日移動平均123.79 一目均衡表・基準線120.01 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)117.08 100日移動平均116.83 一目均衡表・雲(上限)116.30 一目均衡表・雲(下限)114.33 200日移動平均ボリンジャーバンド2シグマ上限を超えての大きな上昇となっていたが、その後の急落で2シグマ上限を割り込んできている。主要ポイントから遠く、めどが見えにくい展開に。
通貨オプション リスクリバーサル
通貨オプション リスクリバーサル ドル円 0.52-0.21 円プットオーバーユーロ円 0.66-1.07 円コールオーバーポンド円 0.52-1.15 円コールオーバー※リスクリバーサルとは同じ権利行使期日、取引金額、25%デルタのコールとプットを反対売買したときの差額をあらわしたもの。理論上はコールとプットの価格は一致するが、実際のマーケットでは通貨の需給に偏りがあるため、差額が生じる。
テクニカルポイント ポンドドル、1.29台後半にサポート
テクニカルポイント ポンドドル、1.29台後半にサポート1.3510 200日移動平均1.3375 一目均衡表・雲(上限)1.3341 100日移動平均1.3250 一目均衡表・雲(下限)1.3204 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.3173 エンベロープ1%上限(10日間)1.3136 一目均衡表・基準線1.3087 21日移動平均1.3061 一目均衡表・転換線1.3042 10日移動平均1.3027 現値1.2969 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)1.2912 エンベロープ1%下限(10日間) ポンドドルは3月後半以降は上値が切り下がるパターンが続いている。一方、下値は1.29台後半までにとどまっており、この水準でサポート帯が形成されている。RSI(14日)は、41.2と、やや売りバイアスが優勢。まずは、10日線(1.3042)がレジスタンス水準として機能するのかどうかをチェックしたい。
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3996元(前日比0.0276)
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3996元(前日比0.0276)過去5営業日の推移22/04/19 6.372022/04/18 6.376322/04/15 6.389622/04/14 6.354022/04/13 6.3752
通貨オプション ボラティリティー ドル円1週間物12%台に
USD/JPY EUR/USD EUR/JPY GBP/USD 1WK 12.61 9.78 13.10 7.06 1MO 11.55 8.21 11.15 7.40 3MO 10.41 7.56 10.43 7.39 6MO 9.93 7.46 10.23 7.71 9MO 9.66 7.45 10.11 7.89 1YR 9.49 7.44 10.04 8.00 GBP/JPY AUD/USD USD/CHF 1WK 11.75 9.42 8.08 1MO 11.31 10.25 7.59 3MO 10.79 10.32 7.23 6MO 10.69 10.54 7.28 9MO 10.63 10.64 7.27 1YR 10.61 10.71 7.30 東京時間10:21現在 参考値 ドル円の短期ボラが大きく上昇。1週間物は12%台に
【北欧通貨】対ドルでやや軟調地合いも、上値では売りが出る~ノルウェークローネ
【北欧通貨】対ドルでやや軟調地合いも、上値では売りが出る~ノルウェークローネ ノルウェークローネは対ドルでやや軟調地合い。今週に入って一時8.87台までと今月の高値を更新する動きを見せている。フィンランドのNATO加盟の動きが進み、スウェーデンも6月にNATO加盟を目指すとの方針が示されたことに、ロシアが反発しており、北欧の緊張感が強まっていることなどが売りを誘った(ノルウェーはすでに加盟済)。 もっとも昨日の海外市場で一時8.80を割り込むなど、その後は調整の動き。原油高などを受けて3月半ばから末にかけて下げた分の約半値戻しとなっており、ここからの買いには慎重姿勢も。 対円では円売りの動きが支えに。ほぼ一本超の上昇が続く中、昨日からは上昇が加速する格好となり昨日東京朝の14円30銭近くから14円65銭前後まで。その後ドル円の調整売りに高値から値を落としている。NOKJPY 14.558
ドル円は上げ一服、一時128円半ばまで調整=東京為替前場概況
東京外為市場でドル円は調整含み。序盤に129.40円付近まで約20年ぶりの高値を更新した後、128.54円付近まで押し戻された。これまでの円安・ドル高が急激だった反動が現れている。対主要通貨でのドル売りが重しとなっており、130円の節目を一気に試すような流れにはないようだ。 ユーロ円は139.68円まで上昇後、上げ幅を消して一時138.94円付近まで弱含んだが、下値は限定的。ユーロ高・ドル安が支援要因となっている。 豪ドル円は95.74円付近まで上昇後にやや伸び悩んでいるものの、95円前半で推移し、前日比プラス圏を維持。MINKABU PRESS
【新興国通貨】ドル高の流れも上値から調整~人民元
【新興国通貨】ドル高の流れも上値から調整~人民元 ドル人民元は、昨日の市場でドル高の流れを受けて大きく上昇。中国市場午前の6.3670台から海外市場で6.3960台まで。20日の市場でドル高がさらに強まり、一時6.41台を付ける動きに。 ただ、小幅引き下げが期待された中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 1年・5年)が、1年、5年ともに据え置きとなったことなどから、その後は元買いの動きも6.40台前半での推移となっている。 対円では円安の勢いが強い。昨日節目の20円を超えた人民元/ 円は一時20円23銭台まで上値を伸ばした。その後はドル円の急落に押されて20円10銭割れまで。CNYJPY 20.102
ドル円128円台前半、円安進行にドル高圧力も加わる=ロンドン為替概況
ドル円128円台前半、円安進行にドル高圧力も加わる=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、円安が進行。ドル円は128.46レベルまで高値を伸ばし、2002年5月以来の高値水準となっている。序盤は円売り一色となった。松野官房長官の円安けん制発言でやや円高の振れる場面があったが、すぐに値を戻し上値を追う展開に。クロス円も買われ、ユーロ円は138円台後半、ポンド円は167円台乗せ、豪ドル円は95円目前まで高値を伸ばした。その後、米債利回りの上昇とともに、ドル買い圧力も加わっている。10年債利回りは2.90%台まで上昇した。クロス円の上昇とともに1.08台乗せとなったユーロドルは1.09台後半へと反落。ポンドドルは1.3040近辺まで買われたあとは、1.30台前半で売買交錯。豪ドル/ドルは0.7400近辺に高値を伸ばしたあとは、0.7360台へと押し戻されている。欧州株は調整売りに押され、米株先物も時間外取引での上げを消している。NY原油先物は109ドル台手前から一時105ドル台まで反落した。 ドル円は128円台前半での取引。東京市場で127円付近から128円台乗せへと大きく買われたあと、ロンドン朝方には松野官房長官の円安けん制発言で一時127.70台まで小緩んだ。しかし、円安圧力は根強く、ロンドン序盤には128円台を回復。米債利回りの上昇によるドル高圧力も加わり、128.46レベルまで高値を伸ばした。2002年5月以来の高値水準となっている。 ユーロドルは1.07台後半での取引。ユーロ円の上伸とともに買われ、1.0814レベルまで高値を伸ばした。しかし、その後は米10年債利回りが2.90%台に上昇する動きがドル高圧力となり1.07台後半へと押し戻されている。ユーロ円は東京市場で137円付近から138円台乗せとなったあと、ロンドン朝方には一時138円台割れとなったが、すぐに買いが戻った...
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