市場
予報
【海外市場の注目ポイント】ECB理事会議事録など
日本時間午後8時半に3月開催の欧州中央銀行(ECB)理事会の議事録が発表される。その回の会合では資産買い入れ縮小ペースの加速を決定する一方、声明で「政策金利の調整は、通常の資産購入プログラム(APP)の資産購入終了後しばらくしてから行われ、段階的になる」とされ、利上げを急がない姿勢が示された。ユーロ圏消費者物価指数は、ECBのインフレ目標の2%を大きく上回っている。インフレを抑制するためにAPPの資産購入終了後すぐに利上げを行うべきとのメンバーが複数いたようであれば、ユーロが買われる可能性がある。 経済指標としては、日本時間午後6時に2月のユーロ圏小売売上高指数の発表が予定されている。大方の予想は前月比0.5%上昇となっており、前月比では2カ月続けて上昇するとみられている。 MINKABU PRESS
テクニカルポイント ユーロポンド、10+21日線下抜ける
テクニカルポイント ユーロポンド、10+21日線下抜ける0.8476 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)0.8476 エンベロープ1%上限(10日間)0.8465 200日移動平均0.8417 一目均衡表・転換線0.8400 100日移動平均0.8393 一目均衡表・雲(上限)0.8392 10日移動平均0.8384 21日移動平均0.8359 一目均衡表・雲(下限)0.8358 一目均衡表・基準線0.8344 現値0.8308 エンベロープ1%下限(10日間)0.8292 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間) ユーロポンドは売り優勢に転じている。RSI(14日)は50を下回り、46.8に低下している。短期的なテクニカルポイントである10+21日線をいずれも下回っている。0.83台後半から0.84近辺にかけて短期的なレジスタンス帯が広がっている。
【新興国通貨】ドル高基調への調整も~中国人民元
【新興国通貨】ドル高基調への調整も~中国人民元 七日朝のドル人民元は6.3580前後と、昨日海外市場の安値圏推移。3月末に6.34割れまで下げた後、米国の大幅利上げ期待などを受けて上昇傾向となり、清明節での休場を経て、再開した昨日の市場で6.3750超えまで。休場中オフショア人民元はじりじりと上昇する格好を見せた。 その後は調整の動きが優勢となり、海外市場で6.3580前後まで。上昇が大きかった分、少し調整の動きも。米大幅利上げ期待などがドルを支えているが、先週の中国当局による域外上場企業の監査規定変更を受けた米国への歩み寄りなどが好感されており、元買いの動きも。 対円では19円50銭近くまで上値を伸ばす展開に。今朝はドル円が少し軟調で19円43銭台での推移。CNYJPY 19.436
通貨オプション ボラティリティー ドル円1週間物9%台前半
USD/JPY EUR/USD EUR/JPY GBP/USD 1WK 9.36 10.16 11.74 8.24 1MO 9.04 8.96 10.94 7.86 3MO 8.83 8.20 10.48 8.04 6MO 8.64 7.88 10.17 8.19 9MO 8.48 7.70 9.97 8.27 1YR 8.38 7.63 9.90 8.34 GBP/JPY AUD/USD USD/CHF 1WK 10.37 10.79 8.23 1MO 10.15 10.30 7.54 3MO 10.31 10.39 7.45 6MO 10.30 10.50 7.46 9MO 10.26 10.53 7.43 1YR 10.28 10.61 7.44 東京時間10:18現在 参考値 ドル円の1週間物は9%台前半推移。落ち着きを取り戻しつつあるが、水準的にはまだかなり高い
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3659元(前日比-0.0140)
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3659元(前日比-0.0140)過去5営業日の推移22/04/06 6.379922/04/01 6.350922/03/31 6.348222/03/30 6.356622/03/29 6.3640
ドル円しっかり、日経平均株価の下げや米利回り低下でも=東京為替前場概況
東京外為市場で123円後半でしっかり。一時123.47円付近まで弱含む場面はあったが、日経平均株価の下げを手がかりに円買いが入るようなパターンは薄れており、下げ一服後は切り返している。米長期債利回りが低下していることにもドル円は反応は限定的。 ユーロ円は134.65円付近まで軟化した後、134円後半でしっかり。ドル円の堅調な推移に支えられている。ただ、欧州連合(EU)のロシアに対する追加制裁の内容次第では欧州の経済的な被害も大きく、不透明感が強い。 豪ドル円は92.59円付近、NZドル円は85.31円付近まで軟化。オセアニア通貨売り・ドル買いが優勢となっていることが重し。MINKABU PRESS
根強いドル高圧力のなかでやや調整入る、ユーロドル1.09台前半=ロンドン為替概況
根強いドル高圧力のなかでやや調整入る、ユーロドル1.09台前半=ロンドン為替概況 ロンドン市場では、根強いドル高圧力のなかでやや調整が入った。ユーロドルは朝方に一段安となり安値を1.0875レベルまで広げた。ポンドドルも1.3046レベルまで下落。前日にブレイナードFRB理事が、「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と述べたことをきっかけに米債利回りが上昇しており、ドル高圧力が続いている。ただ、その後は英独債債券利回りの上昇もあって調整が入り、ユーロドルは1.0920台、ポンドドルは一時1.31台乗せまで反発する場面があった。しかし、米10年債利回りが再び2.65%台に上昇する動きにドル買いの動きが盛り返している。市場では年内に225bpの追加利上げを織り込んでいる。ドル円は東京市場で124.05レベルまで買われたあとは売買が交錯している。ロンドン朝方には再び124円台に乗せたが、売りに押されて123.60付近まで反落。しかし、下げもここまで。124円付近へと再び買われている。各国の長期金利上昇を受けて欧州株や米株先物は軟調に推移。一方、ウクライナ情勢の不透明感などで原油先物は買われている。パネッタECB理事は、今年の四半期ごとの成長率は非常に低水準、戦争によってマイナス領域に入る可能性も、と指摘した。 ドル円は124円近辺での取引。前日に前日にブレイナードFRB理事が、「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と述べたことをきっかけに米債利回りが上昇しており、ドル高圧力となっている。東京午前に124.05レベルまで買われ、その後は売買が交錯している。ロンドン序盤には123.60台まで下押しされる場面があった。しかし、米10年債利回りが再び2.65%台へ上昇する動きに下値はしっかりとしている。 ユーロドルは1.09台前半での取引。前日の下落を受けてロンドン朝方に...
本日の予定【発言・イベント】
10:30 野口日銀審議委員、金融経済懇談会挨拶12:30 日本30年債入札14:30 野口日銀審議委員、金融経済懇談会会見20:30 ECB議事録(3月10日開催分)21:15 ピル英中銀チーフエコノミスト、英中銀主催ソブリン債市場に関する国際会議出席22:00 ブラード・セントルイス連銀総裁、経済および金融政策に関する討論会参加(質疑応答あり) グラピンスキ・ポーランド中銀総裁、記者会見8日3:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁 シカゴ連銀主催イベント参加G7外相会合・NATO外相理事会 米テスラ「サイバーロデオ」イベント※予定は変更することがあります
本日の予定【経済指標】
【豪州】貿易収支(2月)10:30 予想 116.5億豪ドル 前回 128.91億豪ドル【日本】景気一致指数・速報値(2月)14:00 予想 95.5 前回 95.6景気先行指数・速報値(2月)14:00 予想 100.8 前回 102.5【スイス】失業率(3月)14:45 予想 2.3% 前回 2.5%(季調前) 予想 2.2% 前回 2.2%(季調済) 【ユーロ圏】ドイツ鉱工業生産(2月)15:00 予想 0.2% 前回 2.7% (前月比) 予想 3.7% 前回 1.8%(前年比) ユーロ圏小売売上高(2月)18:00 予想 0.5% 前回 0.2%(前月比) 予想 4.9% 前回 7.8%(前年比) 【米国】新規失業保険申請件数(2日までの週)21:30 予想 20.0万件 前回 20.2万件(前週比)※予定は変更することがあります
ドル円は123円台後半 FOMC議事録受け上下動=NY為替概況
きょうのNY為替市場でドル円は123円台後半で推移した。午後に3月分のFOMC議事録が公表された。多くのメンバーが1回以上の0.50%の大幅利上げが正当化と指摘していたことが明らかとなったほか、バランスシート縮小に関しては、縮小幅の上限は月950億ドルが妥当で、国債が月650億ドル、MBSが300億ドルの縮小を支持していることが明らかとなった。発表直後はドル売りの反応が強まったが、次第にドル買いも強まった。ただ、全体的に大きな動きはなく上下動に終始といったところ。 前日のブレイナードFRB理事の発言を受けて、次回5月のFOMCでのバランスシート縮小開始への期待が高まっている。ただ、月950億ドルづつの縮小であれば、市場が考えているほど急速な縮小とまでの印象はないようだ。ただ、タカ派な雰囲気には変わりはない。 ユーロドルは議事録公表後に1.0880ドル近辺まで下落したものの、1.09ドルちょうど付近に戻す動き。ドルは最近の上昇にもかかわらず、ユーロや他のG10通貨の一部に対して過小評価されたままの可能性があるとの指摘も聞かれる。ブレイナードFRB理事が一連の利上げとバランスシートの急速な縮小を求めた後、米国債利回りは急上昇した。その急速な利回りの動きに対して、ドルはまだ追いつく余地があるという。そのため、ドルは高値圏にはあるものの、ドルロングの調整よりも、積み増しのほうが適切だという。 ポンドドルは1.30ドル台後半で推移。東京時間には一時1.3045ドル付近まで下落していたものの、海外市場に入って買い戻しが見られている。ただ、積極的に戻りを試そうという雰囲気まではない。本日の21日線は1.31ドル台前半に来ているが、その水準の下での値動きが続いている。 英国では財政の引き締めや高インフレで生活費が圧迫されている。消費者の信頼感も低下しており、先月発表されたGFK消費者信頼...
FOMC議事録 国債が月650億ドル、MBSが300億ドルの縮小を支持
・国債が月650億ドル、MBSが300億ドルの縮小を支持。・ウクライナ危機がなければ、3月にも0.50%の利上げを求めた。
FOMC議事録 バランスシート縮小の上限は月950億ドルが妥当と思われる
・多くが1回以上の0.50%ポイントの利上げが正当化される可能性があると指摘。・バランスシート縮小の上限は月950億ドルが妥当と思われる。
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