市場
予報
【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録など
日本時間7日午前3時に3月15・16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。その回の会合では政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0%~0.25%から0.25%~0.50%に0.25%引き上げ、2018年12月以来の利上げに踏み切り、事実上のゼロ金利政策の解除を決定した。米個人消費支出(PCE)デフレーターは、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標の2%を大きく上回っている。インフレの沈静化に向けて、今後の利上げ加速に言及するメンバーが多かったようであれば、ドルが買われる可能性がある。 経済指標としては、日本時間6日午後6時に2月のユーロ圏生産者物価指数の発表が予定されている。大方の予想は前年比31.6%上昇となっており、前年比の伸びが前月の30.6上昇から加速すると見込まれている。 MINKABU PRESS
テクニカルポイント 豪ドル/ドル、上昇トレンド強まる、上ヒゲが気がかり
テクニカルポイント 豪ドル/ドル、上昇トレンド強まる、上ヒゲが気がかり0.7657 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)0.7596 エンベロープ1%上限(10日間)0.7572 現値0.7559 一目均衡表・転換線0.7521 10日移動平均0.7445 エンベロープ1%下限(10日間)0.7429 21日移動平均0.7413 一目均衡表・基準線0.7298 200日移動平均0.7234 100日移動平均0.7202 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)0.7169 一目均衡表・雲(上限)0.7141 一目均衡表・雲(下限) 豪ドル/ドルは3月後半から上昇トレンドが継続している。サポート水準となる10日線は0.7521レベルへと上昇してきている。RSI(14日)は68.2に上昇、買いバイアスが強まっている。問題は過熱感が強まっていること。昨日の日足は長い上ヒゲを示現しており、短期的には調整のサインと捉えられる。
通貨オプション ボラティリティー ドル円1週間物10%前後
USD/JPY EUR/USD EUR/JPY GBP/USD 1WK 9.96 9.79 11.64 8.09 1MO 9.31 9.14 11.21 8.00 3MO 8.74 8.11 10.35 7.96 6MO 8.50 7.82 10.01 8.13 9MO 8.36 7.65 9.86 8.24 1YR 8.27 7.54 9.76 8.30 GBP/JPY AUD/USD USD/CHF 1WK 10.67 10.36 7.96 1MO 10.38 10.36 7.56 3MO 10.25 10.33 7.32 6MO 10.24 10.50 7.37 9MO 10.22 10.53 7.35 1YR 10.23 10.57 7.34 東京時間10:28現在 参考値 ドル円の1週間物は10%前後での推移が続いている 大きな動きが期待される中で高め推移。
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3799元(前日比0.0290)
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3799元(前日比0.0290)過去5営業日の推移22/04/01 6.350922/03/31 6.348222/03/30 6.356622/03/29 6.364022/03/28 6.3732
中国 新規感染者数が初めて2万人を超える 上海市だけで1万7000人
中国 新規感染者数が初めて2万人を超える 上海市だけで1万7000人中国の新規感染者数が5日、初めて2万人を超え過去最多を更新した。上海市だけで1万7000人超の新規感染者が確認され、中国全体で計2万472人となった。上海市では感染拡大に歯止めがかかっていないことから、5日解除予定だったロックダウンが延長された。当局は、全市民対象のPCR検査の結果・分析を見て、解除を判断するとしている。本日から中国市場は取引を再開するが、前日の米株下落に加え、中国での感染急増を懸念して売り優勢で始まることが予想される。
通貨オプション リスクリバーサル
通貨オプション リスクリバーサル ドル円 0.24-0.08 円プットオーバーユーロ円 1.36-1.78 円コールオーバーポンド円 0.84-1.46 円コールオーバー※リスクリバーサルとは同じ権利行使期日、取引金額、25%デルタのコールとプットを反対売買したときの差額をあらわしたもの。理論上はコールとプットの価格は一致するが、実際のマーケットでは通貨の需給に偏りがあるため、差額が生じる。
米利回り上昇でドル円上昇も、米債のイールドカーブは引き続きフラット=東京為替前場概況
東京外為市場でドル円は124.05円付近まで上昇し、先週の高値に向けて再び騰勢を強めている。昨日のブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事の発言を受けて米長期債利回りが2.6%台と3年ぶりの高水準となったことが背景。ただ、米2年債利回りも2.6%付近まで上昇しており、イールドカーブは引き続きフラット。 ユーロ円は135.15円付近、ポンド円は162.13円付近、豪ドル円は94.01円付近まで上昇した。欧州通貨や資源国通貨はドル高に圧迫されているが、インフレ高進で日本経済がさらに弱体化する見通しであることから円売り圧力が根強い。円債への売り圧力も引き続き強いほか、本日の日経平均は下落しており、トリプル安となっている。MINKABU PRESS
ユーロ売り圧力根強い、ドル円は一時123円近辺まで反発=ロンドン為替概況
ユーロ売り圧力根強い、ドル円は一時123円近辺まで反発=ロンドン為替概況 ロンドン市場では、ユーロ売り圧力が根強い。ユーロドルは序盤に1.0990付近まで買い戻しが入ったが、その後は再び上値が重くなり、前日安値を下回る1.0957レベルまで下押しされた。ウクライナ首都キーウ周辺の町での悲惨な状況が映像で世界に流れるなか、EUは対ロ追加制裁としてロシア産石炭の輸入禁止を提案と報じられている。欧州経済の停滞を招くリスクもあることでユーロに売り圧力がかかっている。一方、ユーロ円は134円台前半から一時135円台乗せと上昇。ドル円が122.40台から一時123.00レベルまで上昇し、東京朝方の下落を消す動きに同調した。ただ、足元では134円台後半へと押し戻されている。対ポンドでもユーロは軟調な流れが継続している。ポンドドルは序盤に1.3145近辺まで買われたあとは1.31台前半で売買が交錯している。米10年債利回りが2.42%近辺から2.47%台へと上昇しており、総じてドル高圧力が広がった面も指摘される。そのなかで、豪中銀理事会を受けて買われた豪ドルは一段と高値を伸ばしており、独歩高となっている。原油相場の堅調な動きもあって、カナダドルやNZドルも豪ドルに連れ高となった。 ドル円は122円台後半での取引。東京朝方には122.80台から122.30台まで急落する場面があった。黒田日銀総裁が「為替相場の変動はやや急」と発言したことに反応していた。しかし、ロンドン市場では下げ一服から買いが強まり、123.00レベルまで高値を伸ばした。米10年債利回りが2.47%台に上昇する動きがドル買い圧力となっている。 ユーロドルは1.09台後半での取引。序盤は前日の下落に対する調整が入り、1.0989近辺まで反発する場面があった。しかし、上値は重く安値を1.0957レベルまで広げた。EUが対ロ追加制...
本日の予定【発言・イベント】
14:00 スウェーデン中銀、経済見通し公表16:00 デギンドスECB副総裁、講演 フローデン・スウェーデン中銀副総裁、経済見通しについて講演18:30 ブロック豪中銀副総裁、ケント豪中銀総裁補、上院経済立法委員会出席19:45 レーンECBチーフエコノミスト、パネル討論会参加22:30 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、経済見通しに関する討論会参加(質疑応答あり)23:00 米週間原油在庫統計7日3:00 米FOMC議事録(3月15日-16日開催分)ポーランド中銀政策金利NATO外相理事会(7日まで) 米国と欧州連合および主要7カ国、対ロシア追加制裁発表米下院エネルギー商業委員会、ガソリン価格に関する公聴会開催「ビットコイン2022」(マイアミ、9日まで)※予定は変更することがあります
本日の予定【経済指標】
【ユーロ圏】ドイツ製造業受注(2月)15:00 予想 -0.2% 前回 1.8%(前月比) 予想 5.4% 前回 7.3%(前年比) ユーロ圏生産者物価指数(2月)18:00 予想 1.2% 前回 5.2%(前月比) 予想 31.7% 前回 30.6%(前年比) 【米国】MBA住宅ローン申請指数(1日までの週)20:00 予想 N/A 前回 -6.8%(前週比) 【カナダ】Ivey購買担当者景況感指数(3月)23:00 予想 N/A 前回 60.6※予定は変更することがあります
ブレイナード発言でドル買い強まる ドル円は123円台回復=NY為替概況
きょうのNY為替市場はドル買いが強まり、ドル円は123円台を回復。ブレイナードFRB理事の発言が伝わり「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と述べたことに敏感に反応した。5月のFOMCについては、大幅利上げの可能性はすでに織り込まれているものの、バランスシート縮小については見解が分かれている。 ドル円は先週の瞬間的な125円台からの調整を経て、過熱感も一服している。FRBの積極利上げへの期待が強い一方、ウクライナ情勢は依然として混沌とする中で、投資家は根強くドルを選択している模様。ドル円も第2ラウンドの上昇への期待から底堅い値動きが続いていたが、123円ちょうどの水準は強い上値抵抗となっていた。しかし、ブレイナード発言でその抵抗が突破され、ストップを巻き込んだ格好となっている。 明日はFOMC議事録の公表が予定され、その内容が注目される。FRBのより積極的な姿勢を示唆するものであれば、ドルは上昇する可能性があるとの見方も出ている。今回公表される3月の議事録は、2018年以来初めて利上げを行った金融政策をFOMCメンバーどのように見ていたか、投資家に最新の洞察を与えることが期待されている。 ユーロドルは1.09ドルちょうど付近まで下落。きょうの下げで21日線を下放れる展開を見せ、3月のリバウンド相場のフィボナッチ半値戻しも下回って来ている。目先は同フィボナッチ61.8%戻しの1.0895ドル付近が下値メドとして意識。その水準をブレイクするようであれば、直近安値の1.08ドルちょうど付近が視野に入る。 ウクライナ情勢の影響もあり、市場のECBに対する見方は様々だが、ECBが今年2回の利上げを実施しても、金利はゼロにしかならず、米英と比較すれば、結局はかなり緩和的な水準と考えられるとの声も聞かれる。ECBの中銀預金金利はマイナス0.50%だが、市場では今年の利上げ幅を0...
ユーロドルは軟調な推移 明日米国とEUおよびG7がロシアへの追加制裁発表へ=NY為替
NY時間の午後に入ってユーロドルは本日安値圏での軟調な推移が続いており、1.0915ドル付近まで下げ幅を拡大している。EUがロシアに対する追加制裁の方針を打ち出しており、ユーロにとっても懸念材料となっている。 米国とEUおよびG7は、ウクライナでの残虐行為を巡るロシアへの追加制裁を明日発表する。ロシア国内での新規投資を全て禁じることなどが含まれるという。ブルームバーグが米当局者の話として伝えた。各国・地域政府はロシアの金融機関や国有企業に対する制裁措置も強化するほか、政府当局者やその家族も制裁の対象にするという。 プーチン大統領の娘もその対象に入れることを検討しているとの報道も流れていた。EUR/USD 1.0913 EUR/JPY 134.89 EUR/GBP 0.8339MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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