市場
予報
本日の予定【経済指標】
【英国】公共部門ネット負債(2月)16:00予想 84.0億ポンド 前回 -37.0億ポンド【ユーロ圏】ユーロ圏経常収支(1月)18:00予想 N/A 前回 226.0億ユーロ(季調済)【カナダ】鉱工業製品価格(2月)21:30 予想 2.5% 前回 3.0%(前月比)原材料価格指数(2月)21:30予想 5.5% 前回 6.5%(前月比)※予定は変更することがあります
最大計237万キロワットの電力融通受けると東電
経済産業省は21日、東北地方の地震による一部の発電所停止や関東地方の気温低下で明日22日朝からの東京電力管内の電力需給が極めて厳しい見通しになったとして、初の電力需給ひっ迫警報を発令した。1都8県の電力利用者に節電を呼び掛け、家庭や職場で不要な照明を消したり、暖房の設定温度を20度にしたりすることなどを求めている。 また、東京電力パワーグリッドは22日の電力需給について、他の電力会社から最大計237万キロワットの電力融通を受ける見通しだと明らかにした。北海道や東北から最大177万キロワット、中部以西から最大60万キロワットの融通を受けるという。
今週のユーロ圏PMIはウクライナ危機による打撃を示す可能性=NY為替
ユーロ円は132円台を試す動きが見られたものの、132円台での売り圧力も強く、一時131.40円付近まで伸び悩んだ。ただ、円安の動きがサポートし、ユーロ円は200日線を上放れる展開を続けている。 今週はユーロ圏の企業景況感指数がいくつか発表される。その中でも24日には3月のユーロ圏PMI速報値が発表になり注目される。市場ではウクライナ危機によるユーロ圏企業への打撃を示唆する可能性が高いとの見方も出ているようだ。経済への反応が比較的早い、公共交通機関の利用状況やレストランの客数などのリアルタイムデータはまだ実質的な影響を示していないが、今週のPMIは下降が予想されるという。特に製造業への影響が心配されるという。予想は製造業、サービス業、総合のいずれも前回から低下が予想されている。ユーロ圏PMI速報値(3月)24日18:00製造業予想 56.0 前回 58.2サービス業予想 54.3 前回 55.5総合予想 53.8 前回 55.5EUR/JPY 131.71 USD/JPY 119.43 EUR/USD 1.1028MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ドル円は119円台前半での推移 パウエル議長はタカ派なFOMCを追認=NY為替前半
きょうのNY為替市場でドル円は119円台前半での推移が続いている。ウクライナ情勢に対する楽観的な雰囲気が市場に広まっているほか、先週のFOMCでFRBのタカ派姿勢を確認できたことから、米国債利回りも上昇しており、ドル円の下値をサポートしている。大きな心理的節目である120円を視野に入れた動きが続いている状況。 先ほどパウエルFRB議長の全米企業エコノミスト協会(NABE)での講演が伝わり、為替市場はドル買いの反応が見られた。ドル円は119.30円付近に一時上昇。 議長は、必要なら毎会合で0.25%を上回る利上げを実施する意向を示し、必要に応じて中立金利を上回る引き締めに動く可能性も示唆した。先週のタカ派なFOMCを追認する内容となっている。 ユーロドルはやや戻り売りが優勢となり、1.10ドル台前半に一時下落。先週はリスク回避の雰囲気が一服する中で1.11ドル台まで買い戻しが強まっていた。21日線も回復していたが、FRBが先週のFOMCでタカ派姿勢を強調する中で、ユーロドルは21日線を超えると上値も重くなるようだ。本日の21日線は1.1080ドル付近に来ているが、その水準を下回って推移している。 ECBは先日の理事会で想定以上にタカ派な姿勢を強調し、市場では年内2回の利上げを織り込む動きも出ている。ただ、一部からは、ECBの次の行動を判断するにはなお不透明要因が多過ぎるという。結論はやはりデータ次第であり、現段階でECBが取り得る行動は多岐に渡るとしている。 7月の利上げは可能性がないわけではないが、その確率は取るに足らないレベルとし、基本シナリオは12月の利上げだという。しかし、リスクはそれ以前の利上げに偏っているとも指摘している。 ポンドドルは買い戻しが膨らみ、1.32ドル台を回復。先週は英中銀金融政策委員会(MPC)を受けて売りが強まった。予想外に英中銀が慎重姿勢を打...
ロシア、日本と平和条約交渉停止-北方領土経済協力の対話も打ち切り
ロシアは北方領土の経済協力を巡る日本との対話を打ち切り、ビザなし交流についても制限する。ブルームバーグが伝えた。ロシア外務省がウェブサイトに掲載した。ロシアのウクライナ侵攻を巡り日本が制裁を科したことを理由に挙げた。ロシアは、日本との平和条約締結交渉を継続する意思はないとも表明。二国間関係悪化の責任は全て日本側にあると非難した。
パウエル発言受けドル買いの反応も=NY為替速報
先ほどからパウエルFRB議長の全米企業エコノミスト協会(NABE)での講演が伝わっており、為替市場はドル買いの反応が見られている。ドル円は119.30円付近に一時上昇し、ユーロドルは1.1030ドル付近に値を落とす動き。 議長は、必要なら毎会合で0.25%を上回る利上げを実施する意向を示し、必要に応じて中立金利を上回る引き締めに動く可能性も示唆した。先週のタカ派なFOMCを追認する内容となっている。USD/JPY 119.23 EUR/USD 1.1038 GBP/USD 1.3200MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
21日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 156.89 88.18 94.44高値 157.51 88.50 94.93安値 156.38 87.84 94.37終値 157.32 88.42 94.87
21日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円始値 119.07 1.1034 131.53高値 119.50 1.1070 131.97安値 119.04 1.1010 131.38終値 119.47 1.1016 131.61
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標主な米経済指標の発表はなし※発言・ニュースパウエル議長・必要なら毎会合で0.25%上回る利上げ実施へ。・必要に応じ中立金利上回る引き締めに動く。・現況では簡単にソフトランディングするとは誰も思っていない。・長期的なインフレ期待は依然としてよく抑制されている。・労働市場は非常に力強く、インフレは高過ぎると示唆。・FRBは力強い労働市場とともに物価安定にコミット。・FRBは目標達成のため、見通しの進展に応じて政策を調整。・今後3年間、政策によりインフレは2%近くに低下と予想。・来年の景気後退の可能性は高くないと見ている。・雇用の創出はオミクロン株を通してさえ顕著だった。・経済は緩和的でない金融政策に対応できる。・労働市場が持続的にタイトであることが必要。・物価安定を回復させることにコミット。・中期的には2大責務の間に矛盾はないと考えている。・イールドカーブの形状はモニターしていることの1つ。・自身はイールドカーブの短期ゾーンに注目している。ボスティック・アトランタ連銀総裁・できるだけ早期に中立水準にする必要。・現状では中立金利は2.25%と予想。・バランスシート縮小は利上げを補完。・0.25%刻みでの利上げに固執はしていない。・米国債利回りはウクライナ危機の不確実性を反映。・バランスシート縮小に迅速に着手すべき。・必要なら中立金利を上回る水準まで金利を上げることができる。・成長は続くと見ており、景気後退はないと考えている。バーキン・リッチモンド連銀総裁・行動加速は可能だが、すでに債券市場に影響している。・インフレ抑制のため0.5%の大幅利上げは可能。・もはや、積極的な金融支援は必要ない。ロシア、日本と平和条約交渉停止 ロシアは北方領土の経済協力を巡る日本との対話を打ち切り、ビザなし交流についても制限する。ブルームバーグが伝えた。ロシア外務省がウェブサイトに掲載した。ロ...
ドル円は119円台半ばまで上昇 パウエル議長はタカ派なFOMCを追認=NY為替後半
NY時間の終盤に入ってドル円は119円台半ばまで上げ幅を拡大している。ウクライナ情勢に対する楽観的な雰囲気が市場に広まっているほか、先週のFOMCでFRBのタカ派姿勢が確認されたことから、米国債利回りも上昇し、ドル円の下値をサポートしている。大きな心理的節目である120円を視野に入れた動きが続いている状況。 きょうはパウエルFRB議長の全米企業エコノミスト協会(NABE)での講演が伝わり、為替市場はドル買いの反応が見られた。議長は、必要なら毎会合で0.25%を上回る利上げを実施する意向を示し、必要に応じて中立金利を上回る引き締めに動く可能性も示唆した。先週のタカ派なFOMCを追認する内容となった。この講演を受け、米国債利回りの上昇とともに、ドル円は119円台前半から半ばに上昇した。 ユーロドルは戻り売りが優勢となり、1.10ドル台前半に下落。先週はリスク回避の雰囲気が一服する中で1.11ドル台まで買い戻しが強まっていた。21日線も回復していたが、FRBが先週のFOMCでタカ派姿勢を強調する中で、ユーロドルは21日線を超えると上値も重くなるようだ。本日の21日線は1.1080ドル付近に来ているが、その水準を下回って推移している。 ECBは先日の理事会で想定以上にタカ派な姿勢を強調し、市場では年内2回の利上げを織り込む動きも出ている。ただ、一部からは、ECBの次の行動を判断するにはなお不透明要因が多過ぎるという。結論はやはりデータ次第であり、現段階でECBが取り得る行動は多岐に渡るとしている。7月の利上げは可能性がないわけではないが、その確率は取るに足らないレベルとし、基本シナリオは12月の利上げだという。しかし、リスクはそれ以前の利上げに偏っているとも指摘している。 ポンドドルは買い戻しが膨らみ、1.32ドル台を回復。先週は英中銀金融政策委員会(MPC)を受けて売りが強まっ...
ダウ平均の下げ幅一時400ドル超に=米国株速報
NY株式21日(NY時間13:26)ダウ平均 34398.96(-355.97 -1.03%)ナスダック 13705.79(-188.05 -1.38%)CME日経平均先物 27000(大証終比:+270 +1.00%)
【本日の見通し】ドル円は上値トライの意識強い
【本日の見通し】ドル円は上値トライの意識強い ドル円は119円台でしっかりの展開。先週末に119円台に乗せてきた後の戻しが限定的で勢いを感じさせる展開に。119円台後半での買いには慎重姿勢が見られるが、上値トライの意識が相当に強そう。 先週のFOMCで比較的タカ派な姿勢が見られた後、昨日行われた米企業エコノミスト協会の会合で必要なら毎会合で0.25%上回る利上げ実施へと大幅利上げの可能性を強く言及し、ドル買いに。 多くの国が引き締め姿勢を強める中、日銀は緩和姿勢の維持を先週の会合で示した上に、黒田総裁は円安について日本経済にプラスとの発言を行っており、ドル買い円売りが入りやすい地合いに。 120円の心理的節目を強く意識する展開となりそう。MINKABU PRESS 山岡和雅
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