市場
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【今週の注目材料】NATO緊急首脳会議
先週米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントをこなし、今週はそれほど目立った米経済指標の発表が予定されていないこともあり、ウクライナ情勢をにらみながらの展開が続くと見込まれます。 そうした中で注目を集めているのが24日にNATO本部のあるベルギー・ブリュッセルで開催されるNATO緊急首脳会議です。同会議にはバイデン米大統領も訪欧して対面で参加する予定となっています。ウクライナ支援強化、NATOの一員であるバルト三国などへの戦力増派を進める中で加盟国が攻撃された場合の集団的自衛権行使の確認などが話し合われるとみられます。 ウクライナはNATOに対して、領空に飛行禁止区域を設定することを求めています。ゼレンスキー・ウクライナ大統領は先週行われたオンラインを通じた米議会での演説でも同要求を行っていました。その為、今回の緊急首脳会議でも同問題が議題に上がる可能性がありますが、このウクライナの要求に対しては、NATO側は否定的な姿勢を維持すると見込まれています。 ウクライナとロシアの問題については、両国間での停戦協議が複数回行われているものの、合意には至っていません。ただ、前向きな進展を期待する動きが強まっており、一時のリスク警戒感は後退しています。とはいえ、先行き不透明感は継続しており、キエフなどの主要都市への攻撃が一層強まり、占拠への道筋が見えるような状況になると、一気に警戒感が強まる可能性があるだけに、警戒感を持って状況を見守りたいところです。 なお、リスク回避局面ではドル円を除くドル買い、リスク警戒感が後退する局面では、短期的にドル売りが入っても、先週のFOMCなどを受けて今後の金利先高感からのドル買いが強まるという流れで、ドルはここにきていずれにせよしっかりとしています。こうした流れに変化が生じるかも注目です。MINKABU PRESS 山岡和雅
ニュース配信一時停止のお知らせ
3月21日(月)の東京市場は「春分の日」の祝日で休場となります。つきましては以下の時間帯でニュース配信を休止させて頂きます。ニュース配信の休止期間 3月21日(月)午前7時頃から午後3時頃まで※配信再開は 3月21日(月)午後3時頃を予定しております。 皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解、ご了承の程お願い申し上げます。
【来週の注目材料】英国の物価上昇止まらず~英CPI
23日の英物価統計(2月)が注目されています。消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)、小売物価指数(RPI)などが発表される中、特に注目を集める指標が、インフレターゲットの対象である消費者物価指数(CPI)の前年比です。前回1月のCPI前年比は5.5%と1992年3月以来、約30年ぶりの高い伸びを示しました。この結果を受けて2月の英中銀金融政策会合(MPC)では一気に0.50%の利上げを行うべきという主張を行うメンバーが9名中4名と、実際に行われた0.25%の利上げを主張した5名に迫る状況を見せました。 その後のウクライナへのロシアの軍事侵攻を受けた先行き不透明感もあって、先週行われた最新のMPCでは、3会合連続の利上げが実施されたとはいえ、9名中8名が0.25%の利上げを主張し、一名が金利据え置きを主張するなど、積極的な利上げを主張する動きは見られませんでした。 しかし、2月のMPCでは今後の物価について4月ごろに7.25%まで上昇してピークを迎えるという見通しを示していたのに対して、先週のMPCでは4-6月期に8%程度まで上昇し、年内さらに物価の伸びが高まるという見通しを示すなど、インフレ見通しを大きく引き上げています。 こうした状況の下、今回の英CPIの予想は前年比+5.9%と前回からさらに大きく伸びると見込まれています。予想通りもしくはそれ以上に高い物価上昇が見られるようだと、次回以降の大幅利上げに向けた市場の期待が強まるとみられます。米国の追加利上げ期待が高まる中、英国も積極的な利上げ姿勢が期待される状況が見られると、ポンド、ドルともに買い材料が意識され、対円などを中心にポンド高が進むと期待されます。MINKABU PRESS 山岡和雅
来週の米主要企業決算 22日にアドビとナイキ
来週の米主要企業決算 22日にアドビとナイキ()は予想1株利益、単位:ドル22日(火) アドビ(3.34)ナイキ(0.72)
ドル円一時119円40銭前後まで=NY為替概況
週末18日のNY市場。朝方ドル買いの動きが強まる場面が見られ、ドル円は直近高値を超えて119円40銭前後を付ける動きを見せた。ウォーラーFRB理事が、次回以降のFOMCでの大幅利上げを支持する姿勢を示したことが、ドル買いにつながった。もっとも同理事はFRB理事の中で最もタカ派的な姿勢で知られていることもあり、ドル買い一服後は少し調整が入る展開に。週末前ということもあり、その後は119円10銭台を中心とした推移が続いた。 NYの朝方売りが出ていた米ダウ平均が274ドル高と5営業日連続のプラス圏。ナスダックは2%を超える上昇となり、週ベースでは8.2%高と週ベースで6.1%上昇したS&P500とともに2020年11月以来の上昇率を示すなど、株高の動きが午後に入っても優勢となったが、ドル円などへの影響は限定的なものにとどまった。 NY朝のドル買い局面で1.1003まで下げたユーロドルは1.1070前後まで一時戻すなど、しっかり。1.10台半ば前後で週の取引を終えている。ウクライナ情勢について、不透明感が強く週末超えのユーロ買いポジション維持に慎重も、前向きな協議進展への期待感もあり、下がると買いが出る流れに。 今日はウォーラー理事だけでなく、今週のFOMCでただ一人0.50%の利上げに投票したブラード・セントルイス連銀総裁がタカ派な発言。年末までに3%を超える金利水準を低減などの発言が見られたが、両名は今のFOMCメンバーのタカ派の代表格。中立派でカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は年末までに1.75-2.00%とFOMCでのメンバー見通し中央値を示しており、先行きを見極めたいとの思惑も。MINKABU PRESS
ダウ5日続伸、ナスダック、S&P500は2020年11月以来の週ベースでの上昇率を記録=米国株概況
きょうのNY株式市場、ダウ平均は5日続伸となった。ナスダック、S&P500も上昇。ナスダックは今週週間ベースで8.2%高、S&P500は6.1%上昇しており、週の上昇率としては2020年11月以来となっている。 終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が274.17ドル高の3万4754.93ドル、ナスダック総合指数が279.06高の1万3893.84、S&P500が51.45高の4463.12。 序盤はダウ平均が200ドル超の下げを付ける場面が見られるなど、昨日同様に反落して始まった。昨日までの大幅高を受けて、いったん利益確定の動きが広がった。欧州株がロンドンの午前中は売りが目立つ展開となっており、米株も売りが出やすくなっていた面も。 もっともその後ナスダックを中心に買い戻しの動きが優勢に。新興ハイテクの買いが目立つ中、エヌビディア<NVDA>、テスラなどがしっかり。SNS関連の買いも目立ち、メタ、ツイッター<TWTR>などの買いが目立つ中で、全体もプラス圏に。 ダウ平均は、アメリカン・エキスプレス<AXP>、VISA INC<V>がともにしっかり。ナイキ<NKE>なども買われた。IT/ハイテク買いのが入る中、マイクロソフト<MSFT>などもしっかりに。アルファベット(C) 2736.03(+44.02 +1.64%)フェイスブック 216.49(+8.65 +4.16%)ネットフリックス 380.60(+9.20 +2.48%)テスラ 905.39(+33.79 +3.88%)アマゾン 3225.01(+80.23 +2.55%)エヌビディア 264.53(+16.87 +6.81%)ツイッター 37.77(+0.47 +1.26%)J&J 174.84(-1.96 -1.11%)P&G 150.15(-0.08 -0.05%)ダウ・インク 62.39(-0.45 -0.7...
来週の主な予定 バイデン米大統領がNATO緊急会議とEU首脳会議に出席 パウエルFRB議長講演や中国政策金利も
来週の主な予定 バイデン米大統領がNATO緊急会議とEU首脳会議に出席 パウエルFRB議長講演や中国政策金利も全米企業エコノミスト協会(NABE)年次会合(~22日)21日(月)春分の日祝日のため東京市場は休場中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート 1年・5年)パウエルFRB議長、全米企業エコノミスト協会(NABE)年次会合で講演EU外相理事会22日(火)ドイツ5年債入札クリーブランド連銀総裁、講演サンフランシスコ連銀総裁、講演国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット(23日まで)23日(水)英消費者物価指数・生産者物価指数(2月)スナク英財務相、予算案公表パウエルFRB議長、国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット参加サンフランシスコ連銀総裁、ブルームバーグ主催イベント参加G7貿易相会合24日(木)スイス中銀政策金利ノルウェー中銀政策金利メキシコ中銀政策金利南アフリカ中銀政策金利ドイツ製造業PMI速報値(3月)ユーロ圏製造業PMI速報値(3月)米製造業PMI速報値(3月)ECB経済報告アトランタ連銀総裁、講演EU首脳会議、バイデン米大統領出席北大西洋条約機構(NATO)緊急首脳会議、バイデン米大統領出席25日(金)ドイツIFO企業景況感指数(3月)NY連銀総裁、講演サンフランシスコ連銀総裁、講演27日(日)中国工業企業利益(1-2月合算分)独ザールラント州議会選挙英国・欧州市場、夏時間へ移行※予定は変更することがあります
ユーロドル軟調、安値を1.1016レベルまで広げる=NY為替
ユーロドル軟調、安値を1.1016レベルまで広げる=NY為替 NY序盤にかけて、ユーロドルは引き続き軟調。安値を1.1016レベルまで広げている。ドル円は119円台乗せ水準に高止まり。EUR/USD 1.1033 USD/JPY 119.07 GBP/USD 1.3138
NY市場 この後のイベント
21:00 ブラジル失業率(1月)予想 11.3% 前回 11.1%21:30カナダ小売売上高(1月)予想 2.4% 前回 -1.8%(前月比) 予想 2.2% 前回 -2.5%(自動車除く・前月比) カナダ国際証券取扱高(1月)予想 N/A 前回 375.6億カナダドル23:00 米中古住宅販売件数(2月)予想 610.0万件 前回 650.0万件米景気先行指数(2月)予想 0.3% 前回 -0.3%(前月比) 19日1:00 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、クレイマー米上院議員主催討論会参加2:20 バーキン・リッチモンド連銀総裁、経済見通しに関する討論会参加(質疑応答あり)3:00 ボウマンFRB理事、イベント講演米中首脳電話会談※予定は変更されることがあります。
ドル円のピボットは118.97円付近=NY為替
ピボット分析 東京時間(22:02現在)ドル円現値119.18 高値119.25 安値118.47120.24 ハイブレイク119.75 抵抗2119.46 抵抗1118.97 ピボット118.68 支持1118.19 支持2117.90 ローブレイクユーロ円現値131.36 高値131.91 安値131.19132.50 ハイブレイク132.21 抵抗2131.78 抵抗1131.49 ピボット131.06 支持1130.77 支持2130.34 ローブレイクポンド円現値156.39 高値156.56 安値155.86157.38 ハイブレイク156.97 抵抗2156.68 抵抗1156.27 ピボット155.98 支持1155.57 支持2155.28 ローブレイク
ドル円のピボットは118.97円付近=NY為替
ピボット分析 東京時間(22:02現在)ドル円現値119.18 高値119.25 安値118.47120.24 ハイブレイク119.75 抵抗2119.46 抵抗1118.97 ピボット118.68 支持1118.19 支持2117.90 ローブレイクユーロ円現値131.36 高値131.91 安値131.19132.50 ハイブレイク132.21 抵抗2131.78 抵抗1131.49 ピボット131.06 支持1130.77 支持2130.34 ローブレイクポンド円現値156.39 高値156.56 安値155.86157.38 ハイブレイク156.97 抵抗2156.68 抵抗1156.27 ピボット155.98 支持1155.57 支持2155.28 ローブレイク
ドル円が119.25レベルに上昇、米10年債利回りが2.17%台に上昇=NY為替
ドル円が119.25レベルに上昇、米10年債利回りが2.17%台に上昇=NY為替 NY序盤、米10年債利回りが2.17%台へと上昇。これを受けてドル円は高値を119.25レベルに更新した。2016年2月以来のドル高・円安水準となっている。USD/JPY 119.19
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