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為替相場まとめ3月14日から3月18日の週
14日からの週は、全般にリスク警戒感が緩み、株式市場は堅調な流れを示した。為替市場ではリスク警戒的なドル買いが一服。ユーロドルは1.11台まで、ポンドドルは1.32台まで高値を伸ばす場面があった。原油相場の持ち直しもあって、豪ドル/ドルは0.73台後半へ上昇、ドルカナダは1.26台へと下落。そのなかでドル円には買いが強まり119円台をつけた。クロス円はドル円とともに総じて買われた。注目の米FOMCでは予想通り0.25%利上げを開始、資産縮小についての示唆もありタカ派的な内容だった。しかし、発表後は株式市場が堅調に推移し、ドル買い一服となった。続く英中銀金融政策委員会では3回連続の利上げ発表となった。票割れが8対1で、反対票は据え置きのカンリフ副総裁。市場はサプライズのポンド売りに。一方で、週末の日銀金融政策決定会合では緩和継続姿勢を維持した。週明けは中国経済への不透明感が広がった。新型コロナウイルス感染拡大でロックダウン措置が相次いだことが背景。しかし、中国政府が市場安定策、景気刺激策、海外での中国企業IPO支援などを表明し、相場は一安心した。ウクライナ情勢に関しては、ロシア軍によるウクライナ都市攻撃が続き、民間人の被害が増加、ロシアの国際的孤立感が高まっている。ウクライナ大統領は主要国でビデオ演説を行い支援を訴えた。そのなかで、4度目のロシアとウクライナの停戦協議が長引いており、なんとか妥協点を見出そうとしている状況だ。(14日) 東京市場は、ドル高・円安の動き。ドル円は先週末に117円台にしっかりと乗せた勢いが週明けも継続。先週末高値を上回ると117.88近辺に高値を伸ばした。ウクライナ情勢が前向きに進展するとの期待が一部で広がり、リスク警戒感が後退した。朝方は円売り主導となり、クロス円も堅調。ユーロ円は128.60台、ポンド円は153.50手前水準まで上昇。円売り一...
IMM通貨先物3月15日資源国通貨 豪ドルの売り越し減少
IMM通貨先物3月15日資源国通貨 豪ドルの売り越し減少カナダ 17740枚の買い越し 10094枚の買い越し増豪ドル 44856枚の売り越し 33339枚の売り越し減NZドル 3653枚の買い越し 16032枚増加し買い越しに転じる
ドル円は119円台を見据える、日銀は追加緩和の構えを崩さず=東京為替概況
18日の東京外為市場でドル円は118.80円付近まで強含んだ。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後は円売り・ドル買いが一巡しているものの、119円台を見据えた流れが継続している。 まん延防止等重点措置がようやく終わろうとしている日本と、コロナ後の経済活動が再開している米国で景況感格差は明らかであるほか、金融政策見通しも乖離していることがドル円を押し上げている。日銀は金融政策決定会合後の声明で、必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じるとまた繰り返している。 ユーロ円は131.91円付近まで強含んだ後は上値が抑えられている。ドル円の上昇が支援要因である一方、ユーロドルの弱含みが重し。ポンド円は156.33円付近まで強含んでいる。 豪ドル円は87.76円付近まで上昇。2018年2月以来の高値を更新した。供給不足を背景としたコモディティ高が続く見通しであることが豪ドルの押し上げ要因。NZドル円は81.86円まで上げ、昨年11月以来の高値を塗り替えた。MINKABU PRESS
これからの予定【経済指標】
【ユーロ圏】ユーロ圏貿易収支(1月)19:00 予想 N/A 前回 -46.0億ユーロ(季調前) 予想 -90.0億ユーロ 前回 -97.0億ユーロ(季調済) 【ブラジル】失業率(1月)21:00 予想 11.3% 前回 11.1%【カナダ】小売売上高(1月)21:30予想 2.4% 前回 -1.8%(前月比) 予想 2.2% 前回 -2.5%(自動車除く・前月比) 国際証券取扱高(1月)21:30予想 N/A 前回 375.6億カナダドル【米国】中古住宅販売件数(2月)23:00 予想 610.0万件 前回 650.0万件景気先行指数(2月)23:00 予想 0.3% 前回 -0.3%(前月比) ※予定は変更されることがあります。
テクニカルポイント ドル円 118円台でのもみ合か
119.01 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)118.76 現値118.46 エンベロープ1%上限(10日間)117.28 10日移動平均117.20 一目均衡表・転換線116.77 一目均衡表・基準線116.17 21日移動平均116.11 エンベロープ1%下限(10日間)115.08 一目均衡表・雲(上限)114.80 100日移動平均114.46 一目均衡表・雲(下限)113.32 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)112.79 200日移動平均ドル円は119円に乗せた後はこれまでの上昇の反動もあり、上げが一服している。ボリンジャーバンド+2シグマを割り込んでいるものの、大きな崩れはなく、118円台でのもみ合いが見込まれる。
通貨オプション リスクリバーサル
通貨オプション リスクリバーサル ドル円 0.41-0.65 円コールオーバーユーロ円 1.42-2.05 円コールオーバーポンド円 1.68-2.32 円コールオーバー※リスクリバーサルとは同じ権利行使期日、取引金額、25%デルタのコールとプットを反対売買したときの差額をあらわしたもの。理論上はコールとプットの価格は一致するが、実際のマーケットでは通貨の需給に偏りがあるため、差額が生じる。
テクニカルポイント ドルカナダ、保ち合いからの下抜けを試す、ポイントは200日線
テクニカルポイント ドルカナダ、保ち合いからの下抜けを試す、ポイントは200日線1.2880 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.2880 エンベロープ1%上限(10日間)1.2752 10日移動平均1.2751 一目均衡表・転換線1.2744 一目均衡表・基準線1.2739 21日移動平均1.2708 一目均衡表・雲(上限)1.2686 100日移動平均1.2668 一目均衡表・雲(下限)1.2625 エンベロープ1%下限(10日間)1.2607 200日移動平均1.2600 現値1.2598 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間) ドルカナダは1.26-1.29での保ち合い相場を形成している。RSI(14日)は、41.3へと低下しており、売りバイアスが優勢。水準的には保ち合いの下限付近に下落しており、下抜けを試す局面になっている。200日線が1.2607レベルに位置しており、日足終値がこの水準を上回るのか、下回るのかが来週の相場動向を占ううえでの判断材料となりそうだ。
ゼレンスキー・ウクライナ大統領による日本の国会での演説、22日で調整 FNN
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【海外市場の注目ポイント】2月の米中古住宅販売件数など
日本時間午後11時に2月の米中古住宅販売件数が発表される。大方の予想は年換算610万戸となっており、前月の同650万戸を下回り、2カ月ぶりに減少すると見込まれている。2月に米住宅ローン金利が上昇しており、その影響で2月の米中古住宅販売件数が予想を下回るようであれば、ドルが売られる可能性がある。 また、日本時間午後11時には2月の米景気先行指数も発表される。大方の予想は前月比0.3%上昇となっており、前月比では2カ月ぶりに上昇するとみられている。 MINKABU PRESS
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3425元(前日比0.0019)
中国人民銀行 人民元中心レート 1ドル=6.3425元(前日比0.0019)過去5営業日の推移22/03/17 6.340622/03/16 6.380022/03/15 6.376022/03/14 6.350622/03/11 6.3306
日銀は金融政策の現状維持を決定、為替市場への影響は限定的
日銀は金融政策決定会合で、短期の政策金利をマイナス0.1%、長期金利の誘導目標をゼロ%程度に維持することを決定した。こうしたことが為替市場に与える影響は限定的となっており、ドル円は金融政策決定会合の結果発表前の水準からあまり動いていない。USD/JPY 118.77
ドル円は今週の高値圏、豪ドル円は18年2月以来の高値を更新=東京為替前場概況
東京外為市場でドル円は118.76円付近まで堅調に推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)を経た後は円売り・ドル買いが一巡しているものの、今週の高値圏を維持している。インフレ高進を背景に、米金融引き締めが続く見通しであることがドルを押し上げている。日本も物価上昇率は加速しているが、コロナ対策が続き景気が低迷したままであることから、金融政策の正常化観測は高まっていない。 ユーロ円は131.91円付近まで強含んだ後は上値が抑えられている。ドル円の上昇が支援要因である一方、ユーロドルの弱含みが重し。ポンド円は156.32円付近まで強含んだ後もしっかり。 豪ドル円は87.71円まで上昇。2018年2月以来の高値を更新した。コモディティ高が続く見通しであることが背景。MINKABU PRESS
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