市場
予報
ドル円は本日高値圏での推移が続く=NY為替後半
NY時間の終盤に入ってドル円は117.30円近辺と本日高値圏での推移が続いている。きょうのNY為替市場、ドル円は117円台に再浮上し、117.35円付近まで上昇。プーチン大統領の発言でロンドン時間にはリスク回避のドル買いが一服し、ドル円も上値を抑えられたが、円安の動きもあり、116円台後半で下値は支えられていた。プーチン大統領はウクライナとの協議で「一定の前向きな動きがあった」と述べていた。 ただ、ウクライナ側がこの発言を否定したことや、この日のミシガン大消費者信頼感指数で米消費者のインフレ期待が1981年以来約40年ぶりの水準まで高まっていたこともあり、米利上げ期待が高まっている。来週はFOMCが予定されているが、利上げ開始が確実視されている。市場からは、その後もFRBは利上げを続け、年末までには1.75%-2.00%までの利上げも可能性がないわけではないとの見方も出ている。0.25%ずつであれば、3月を含めて、年内の毎回のFOMCで利上げを実施する計算になる。 日本企業の年度末をにらんだ買いも観測されていたようだが、ドル円はきょうの上げで115円台での膠着から、更なる上値追いにレベルシフトした兆候も出ている。それは大きな心理的節目の120円を視野に入れた動きを意味するが、そのうえでも来週以降の動きが注目される。 ユーロドルはNY時間に入って再び戻り売りに押され、1.09ドルちょうど付近まで一時下落。ロンドン時間にはプーチン大統領の発言もあり、1.1045ドル付近まで急速に上昇していた。ただ、市場は米インフレと利上げを警戒したドル買いが根強く、ユーロドルは次第に上値が重くなった。 市場からは、ウクライナ危機にもかかわらず、ユーロ圏の成長は維持されるとの楽観的な見方も出ている。要因としては、ユーロ圏と英国は米国よりもパンデミックから立ち直る余地が大きいこと、ユーロ圏は地中...
ユーロドルは来週もボラティリティの大きい値動きが続くとの声も=NY為替
NY時間の終盤に入ってユーロドルは下げが一服しているものの、1.09ドル台前半と本日安値圏での推移が続いている。ロンドン時間にはプーチン大統領の発言もあり、1.1045ドル付近まで急速に上昇していた。プーチン大統領はウクライナとの協議で「一定の前向きな動きがあった」と述べていたが、市場は米インフレを警戒したドル買いが根強く、ユーロドルはNY時間に入って次第に上値が重くなった。 市場からは、ウクライナ危機の不確実性とFRBの利上げ開始の可能性から、ユーロドルは来週もボラティリティの大きい値動きが続くとの声も出ている。 危機は主にユーロ圏と東欧にとって足かせになると見られており、ユーロドルは市場心理の変動を反映してさらに大きく変動するリスクがあるという。 FRBは来週のFOMCで0.25%の利上げを行うとの見方が強いが、投資家にとっては、今後に関する計画がより重要で、別の変動要因になる可能性があるという。EUR/USD 1.0911 EUR/JPY 128.02 EUR/GBP 0.8369MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
11日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 151.97 85.46 90.95高値 153.40 85.89 92.31安値 151.93 85.27 90.89終値 152.95 85.55 92.06
11日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円始値 116.14 1.0986 127.59高値 117.36 1.1043 129.04安値 116.10 1.0902 127.55終値 117.29 1.0912 127.96
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【カナダ】雇用増加数(2月)22:30結果 33.66万人予想 12.75万人 前回 -20.01万人失業率結果 5.5%予想 6.2% 前回 6.5%【米国】ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)(3月)00:00結果 59.7予想 61.0 前回 62.8※発言・ニュースバイデン大統領・米国と同盟国はきょう、ロシアに対する新たな措置を発表。・米国はロシアとの正常な貿易関係の終了を目指している。・同盟国にロシアとの通常貿易を停止するよう求める。・米国はウクライナでロシアと戦わない。・ロシアが化学兵器使用すれば深刻な代償を支払わせる。IMFなどの対ロ融資を停止へ ホワイトハウスは、ウクライナに侵攻したロシアに対し、IMFなどからの融資を受けられなくすると発表した。米国連大使 トーマスグリーンフィールド米国連大使が、ロシアはウクライナで化学・バイオ兵器の使用を計画している可能性があると述べた。きょうは国連で安全保障理事会が開催されており、米国はロシアがウクライナが生物兵器を開発していると主張していることについて、「ウクライナは生物兵器プログラムを持っていない。ロシアは偽情報を広めるために国連会議を利用している」と述べた。また、「中国がロシアを支援するために偽情報を広めている」とも語った。米、ロシアへの関税優遇を停止 G7と協調 バイデン大統領はロシアに対して、世界貿易機関(WTO)の規定に基づいて関税を低く抑えている優遇措置を停止し、税率を引き上げると表明した。G7と協調して追加措置を講じるとも述べた。ホワイトハウスはロシアがIMFなどから融資を受けられないようにすると発表。優遇措置の停止には法整備が必要なため、大統領は議会に対応を呼び掛ける。大統領はまた、ウオッカと魚介類、ダイヤモンドなどのロシアからの輸入を禁止するとも表明した。
CFTC建玉報告 主要通貨 円の売り越し減少
IMM通貨先物3月8日主要国通貨 円の売り越し減少円 55856枚の売り越し 12876枚の売り越し減ユーロ 58844枚の買い越し 6095枚の買い越し減ポンド 12526枚の売り越し 12189枚の売り越し増スイスフラン 9710枚の売り越し 5538枚の売り越し減ICEドル指数 34044枚の買い越し 730枚の買い越し減レバレッジド・ファンズ3月8日主要国通貨 円の売り越し減少円 28343枚の売り越し 4908枚の売り越し減ユーロ 6080枚の売り越し 12615枚の売り越し減ポンド 16794枚の買い越し 1577枚の買い越し減スイスフラン 6646枚の売り越し 4569枚の売り越し減
為替相場まとめ3月7日から3月11日の週
7日からの週は、ウクライナ戦争をめぐって相場変動の激しい展開だった。先週末にはロシア軍がウクライナの原発を掌握、米国がロシア産輸入禁止を検討と事態は一段と悪化した。地政学リスクを受けてユーロ売りが強まり、対ドルでは1.08台、対円では124円台まで下落する場面があった。その後は、人道回廊が実施されたことや、トルコ仲介のウクライナとロシアの外相会談の話が持ち上がり、市場は期待を膨らませる動きに転じた。ユーロドルが節目の1.10台を回復、ユーロ円も128円台へと上伸。しかし、ロシア側の強硬姿勢は変わらず、市場は再び失望する。その後、一部報道で「プーチン大統領、ウクライナ協議で一定の前向きの動き」と伝わり警戒感が後退する場面もあった。週末はユーロ相場の方向性が混とんとした状態となった。ECB理事会はウクライナ情勢を受けてタカ派色を緩める可能性が取り沙汰されていたが、ふたを開けるとAPP縮小の終了時期を前倒し、今後の利下げ可能性の文言を削除するなどかなりタカ派色が強かった。インフレ対応を前面に打ち出した格好。ただ、ユーロ買いの反応は続かず。また、同日に発表された2月米消費者物価指数が一段と上昇したことが、ドル買い圧力となり、ユーロ相場の上値を抑えた面もあった。そのような神経質なユーロ相場を横目に、ドル円相場は淡々と上昇を続けた。週明けの114円台から週末には117円をつける動きとなった。(7日) 東京市場は、ユーロ売りが先行。先週末にウクライナ情勢が一段と深刻化。サボリージャ原発をロシア軍が攻撃し、周辺施設で火災が発生。その後消火したものの、ロシア軍が原発を制圧との報道がユーロ売りを誘った。週明けには米政府がロシア産原油の禁輸を検討との報道が流れ、NY原油先物時間外市場のスタートとともに130ドル台まで暴騰。その後少し戻すもかなりの高水準で、リスク警戒の動きが広がった。ユーロドル...
パンデミック後のゼロ金利政策終了へ~米FOMC
3月15日、16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)。今回の会合で2020年3月のパンデミック対応以降続いてきたゼロ金利政策を終了し、0.25%の利上げに踏み切ることが確実視されています。2月16日に発表された前回のFOMC(1月25日、26日開催分)の議事要旨を確認すると、物価上昇について、予想以上に長く続いているという危機感を共有していると、警戒感を強く示しました。政策金利については、まもなく引き上げることが適切と、早期の利上げをはっきりと言及しています。今月2日に米下院金融サービス委員会で行われたパウエル議長による議会証言でも、今回の会合で利上げに踏み切る姿勢を表明。ウクライナ危機に伴う不確実性に注意しながらも、慎重に引き締めを実施する姿勢を強調しました。10日に発表された米消費者物価指数(CPI)は、市場予想通りとはいえ約40年ぶりの高水準となる前年比7.9%と強い数字に。ウクライナ危機による先行き不透明感もあり、今回のFOMCでの0.5%の大幅利上げ見通しはほとんどありませんが、5月以降のFOMCで大幅利上げ期待を行うとの期待が広がっています。こうした中、注目は声明とパウエル議長による会見、さらに年4回発表されるFOMCメンバーによる経済見通し(SEP:Summary of Economic Projections)となります。声明や会見では次回以降の利上げに向けた姿勢が注目されるところ。議長は議会証言の中でインフレが高止まりするようだと大幅利上げの可能性があることを示唆しました。こうした姿勢が強調されると、大幅利上げに向けた期待感が強まり、ドル買いにつながると期待されます。SEPではインフレ見通し、金利見通しなどが注目されるところ。前回12月公表のSEPでは、2022年末時点でのインフレ見通しについて、PCEデフレータが2.6%(9月時点では2.2%...
確率的には「停戦への望み浮上とインフレで上値期待が高まった」といった印象
今週の市場はリスク回避の動きを一旦停止した。ウクライナ情勢に具体的な進展が特にあったわけではないが、ウクライナのゼレンスキー大統領の発言もあり、停戦への妥協点が見出せるのではとの希望が若干出てきたといった程度だ。ゼレンスキー大統領はロシアの侵略の理由の1つでもあるNATO加盟について、「ウクライナはもはや主張していない」と述べていた。 市場からも停戦に向けた一筋の光が見えてきたとの声も出ている。ウクライナのNATO加盟の可能性はロシアの侵略の最大要因。もちろん、プーチン大統領の唯一の要求ではないが、“面子”は保たれるとの指摘も出ている。また、市場はウクライナ危機に対する経済への影響を見極めようとしているが、一部からは今回の下げでだいぶ織り込んだのではとの楽観的な声まで出ている。 しかし、過去の経験則から言っても、この手の話はすぐに解決ということにはならないであろう。ウクライナ側の予想以上の勇気ある果敢な奮闘もあり、しばらくはにらみ合う可能性のほうが高いと思われる。また、何らかの妥協案が合意できたとしても、西側諸国が科したロシアへの経済制裁はすぐに解除にはならない。今度は制裁解除のための交渉が、米国を中心とした西側諸国と延々続けることになる。その間にもロシア経済は疲弊して行くことになるのであろう。もっとも、米国にとってはある意味、予想外に心地よい風が吹いているのかもしれない。対中国戦略を考えても、ロシアにはおとなしくして置いてほしいというのが本音であろう。 国際政治は専門ではないので話を経済に戻すが、今回の騒動に端を発したエネルギー価格急騰により、高インフレの想定以上の長期化は避けられないとみられている。それにより旺盛だった消費も落ち込み、英欧中心に下期はマイナス成長との見方も浮上してきている。英欧では第3、第4四半期はマイナス成長との見方も出ており、テクニカル的なリセッシ...
CFTC建玉報告 資源国通貨 レバレッジ・ファンドは豪ドルの売り越し増加
IMM通貨先物3月8日資源国通貨 豪ドルの売り越し減少カナダ 7646枚の買い越し 6494枚の買い越し減豪ドル 78195枚の売り越し 141枚の売り越し減NZドル 12379枚の売り越し 1793枚の売り越し減レバレッジド・ファンズ3月8日資源国通貨 豪ドルの売り越し増加カナダ 26243枚の売り越し 11925枚の売り越し増豪ドル 46907枚の売り越し 14896枚の売り越し増NZドル 8435枚の売り越し 2948枚の売り越し増
ロシアのよーせー要請でこくれん国連あんぜん安全ほしょー保障りじ理事かい会がきんよー金曜ひ日にしょーしゅー招集される
金曜ひ日のあさ朝、こくれん国連のがいこー外交かん官は、ロシアのよーせー要請におーじ応じて、にっちゅー日中にあんぽり安保理かいぎ会議をかいさい開催したことをかくにん確認した。 このかいぎ会議のしゅだい主題は、ロシアがウクライナにおけるべーこく米国のせーぶつ生物かつどー活動にかんする関するみ未かくにん確認のしゅちょー主張についてぎろん議論することをよーきゅー要求したときにてーき提起された。 これにこたえ応えて、べーこく米国はロシアのしゅちょー主張にたいし対し、これらのしゅちょー主張はでたらめだとはんろん反論した。べーこく米国はまた、ロシアがかがく化学またはせーぶつ生物へーき兵器のしよー使用をじゅんび準備しているかのー可能せー性があるとけーこく警告した。 市場へのえーきょー影響 このニュースは、とーし投資か家がにしがわ西側しょこく諸国とロシアのふんそー紛争よりもロシア・ウクライナせんそー戦争にかんしん関心をもっ持っているため、しじょー市場さんか参加しゃ者のおーきな大きなかんしん関心をひく引くことができなかった。つまり、べーこく米国かぶ株のげらく下落にもかかわらず、きじ記事のじてん時点で、s&p500しすー指数さきもの先物はわずかにじょーしょー上昇した。 ニュース:きょー今日のかわせ為替しじょー市場:ロシアとウクライナのへーわ平和のしょこー曙光があらわれ現れていない、きんゆー金融しじょー市場はふ不あんてー安定をいじ維持
今日のかわせ為替しじょー市場:しじょー市場のらっかん楽観てき的なかんじょー感情がもどっ戻って、しかしこれはどのくらいじぞく持続しますか?
投資か家が3がつ月10か日もくよー木曜ひ日にちゅーい注意すべきじこー事項: ウクライナ・ロシアきき危機のかいけつ解決をきたい期待するしじょー市場のうごき動きをうけ受け、すいよー水曜ひ日、ドルとしょーひん商品かかく価格はおーはば大幅にげらく下落した。ウクライナのゼレンスキーだいとーりょー大統領は、ウクライナはきき危機をがいこー外交てき的にかいけつ解決するじゅんび準備ができており、あいて相手がだきょー妥協すれば、ウクライナもいってー一定のだきょー妥協のじゅんび準備ができているとのべ述べた。 フォンデアライエンおーしゅー欧州いいん委員ちょー長は、ふゆ冬がおわる終わるまでにロシアのてんねん天然ガスからどくりつ独立できるだけのえきか液化てんねん天然ガスをこーにゅー購入したとのべ述べた。 市場がいっぱん一般てき的なリスクせんこー選好をいじ維持し、イラクがopecプラスからぞーさん増産よーせー要請があればぞーさん増産するとのニュースでげんゆ原油かかく価格がぼーらく暴落した。イハサン・アブドゥル・ジャバル・イスマイールせきゆ石油しょー相は、どーこく同国にはやく約6%のせーさん生産りょー量がよび予備せーさん生産のーりょく能力としてあり、1にち日のせーさん生産りょー量は440まん万バレルであるとつけくわえ付け加えた。しかし、げんざい現在のイラクのげんゆ原油せーさん生産りょー量はそれをしたまわっ下回っている。WTIは108.00ドルでとりひき取引されている。 金かかく価格はやく約90ドルげらく下落し、1981ドルでとりひき取引された。 ユーロ/ドルは1.1100きんぺん近辺でせーり整理され、1.1070きんぺん近辺でひけ引けた。ポンド/ドルは1.3160でこはば小幅じょーしょー上昇した。ごー豪ドルは0.7300ドルをとっぱ突破し、べー米ドル/カナダドルはこはば小幅ながら1.2826ドルでとりひき...
- 13/03/2022NY時間の終盤に入ってドル円は117....
- 13/03/2022NY時間の終盤に入ってユーロドルは下げ...
- 13/03/2022ポンド円 豪ドル円 カナダド...
- 13/03/2022ドル円 ユーロドル ユーロ円...
- 13/03/2022※経済指標【カナダ】雇用増加数(2月)2...
- 13/03/2022IMM通貨先物3月8日主要国通貨 円の売...
- 13/03/20227日からの週は、ウクライナ戦争をめぐっ...
- 13/03/20223月15日、16日に開催される米連邦公...
- 13/03/2022今週の市場はリスク回避の動きを一旦停止...
- 13/03/2022IMM通貨先物3月8日資源国通貨 豪ドル...
- 11/03/2022金曜ひ日のあさ朝、こくれん国連のがいこー...
- 10/03/2022投資か家が3がつ月10か日もくよー木曜ひ...