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英中銀、国債の売りオペは11月1日開始と確認=NY為替速報
先ほどからポンドに再び売りが強まっており、ポンドドルは1.12ドル台に再び下落している。日本時間の2時過ぎに、「英中銀が国債売りオペの11月1日開始を確認した」と伝わったことが材料視されている。第4四半期の資産購入ファシリティー(APF)での売却額は前回と同規模を見込んでおり、延期による不足分は、後期に処理するとしている。GBP/USD 1.1304 GBP/JPY 168.67 EUR/GBP 0.8720MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
直近のドル下落は一時的なものである可能性=NY為替
世界経済が不安定な中でもFRBは利上げを継続する見通しで、安全資産への需要が高まっているため、最近のドル下落は一時的なものとなりそうだという。 FRBは引き締めに固執しており、世界経済のハードランディングへの懸念が依然として警戒される中、ドル売りは一時的な下げ止まりに過ぎないと見ているという。 また、トラス政権が大型減税の大半の撤回を決定したことでリスク心理が高まり、ドルは下落したが、英経済の弱さはこの傾向が続くことを正当化するものではないという。USD/JPY 149.22 EUR/USD 0.9847 GBP/USD 1.1309MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
ポンド円は170円台には慎重も上値追い継続 明日は英CPI=NY為替
きょうもポンド円は買いが優勢となっており、169円台後半まで上昇する場面が見られた。170円台にはなお慎重だが、上値追いは継続している状況。 明日は9月の英消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。市場予想では総合指数で10.1%と2桁への上昇が見込まれている。政府が家庭用エネルギー料金に上限を設けることを決定したため、インフレのピークは10月に訪れると見られ、インフレ上昇は食品とサービス価格の高騰に牽引される可能性が高い。 サービスのインフレは雇用市場のひっ迫が部分的に反映するが、今回は前回の5.9%から6%台への上昇も予想されているようだ。これは2000年から2019年の平均値である3.3%を大きく上回る水準。一方、エネルギー価格は9月に4%下落していたことから、押し下げられる可能性が高いと見られている。 来年は政府の物価抑制策に助けられ、インフレは速やかに低下すると引き続き予想されえている。コアインフレもサプライチェーンの制約が緩和され続けており、急低下するものと思われている。ただ、サービスのインフレが長期的な平均値に近づく兆しを見せるまで、恐らく英中銀はブレーキペダルから足を離すことはないと思われる。英消費者物価指数(9月)19日15:00 予想 0.4% 前回 0.5%(前月比)予想 10.1% 前回 9.9%(前年比)予想 6.4% 前回 6.3%(コア・前年比)GBP/JPY 168.89 USD/JPY 149.24 GBP/USD 1.1316MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標【カナダ】住宅着工件数(9月)21:15結果 29.96万件予想 26.01万件 前回 27.04万件(26.74万件から修正)【米国】鉱工業生産指数(9月)22:15結果 0.4%予想 0.0% 前回 -0.1%(-0.2%から修正)設備稼働率結果 80.3%予想 79.9% 前回 80.1%(80.0%から修正)NAHB住宅市場指数(10月)23:00結果 38 予想 44 前回 46 ※発言・ニュースボスティック・アトランタ連銀総裁・インフレは高過ぎる。抑制しなければならない。・最大雇用のためには安定した物価が必要。・雇用主は新入社員を見つけるのに苦労している。・FRBはインフレを引き起こしたすべての問題を解決することはできない。・労働市場には多くの流動性がある。ナーゲル独連銀総裁 ECBはすぐにでも保有債券の縮小を開始すべきだと述べた。インフレに対抗するための既存の取り組みを強化し、すぐに縮小を開始すべきとしている。「高水準の保有債券に注目することが重要だで、自身の考えでは、満期を迎える債券をすべて再投資する必要はなく、すぐにでも開始する強い事例がある」という。英中銀・国債売りオペの11月1日開始を確認。・第4四半期の資産購入ファシリティー(APF)での売却額は前回と同規模を見込む・延期による不足分は後期に処理する。
ドル円は149円台前半 150円をうかがう展開が続く=NY為替後半
NY時間の終盤に入って、ドル円は149円台前半での推移となっている。きょうのNY為替市場でドル円は上値追いの動きが続いており、149円台に上昇した。きょうもリスク回避の雰囲気は一服しているものの、米国債利回りが上昇に転じており、ドル円も底堅い値動きを続けている。150円をうかがう展開となり、為替介入への警戒感も高まっているものの、下がったところでは投機筋やファンド勢の買いが待ち構えている模様。 きょうもロンドン市場で短時間に急速に1円以上急落する場面が見られていた。先週の米消費者物価指数(CPI)発表後にも似たような動きがあったが、直後に戻している。日銀の当座預金残高が減少しており、市場では財務省の覆面介入も取り沙汰されている。150円までの間に財務省は介入を実施するとの見方も多く見受けられるが、単独介入ではやはり勢いが限られることから、介入をしても下値ではファンド勢が待ち構えているとの指摘も出ている。 基本的には日銀がスタンスを変えるか、FRBがタカ派姿勢を後退させるまではこの状況が続くと見ている向きは多い。しかし、来年の世界的なリセッション(景気後退)入りが確実視されつつある中で、そろそろ今回のドル高・円安局面もクライマックスが接近しつつあるのではとの声も囁かれ始めている。 きょうの市場はリスク選好の雰囲気が続く中で、ユーロドルは0.98ドル台半ばを中心に方向感なのない上下動に終始している。上値には慎重な気配はあるものの、21日線の上での推移を続けており、本格的なリバウンド相場に入るか注目される。 トラス英政権の減税計画撤回で、市場では英中銀の利上げ期待も低下している。しかし、ECBの利上げに対する市場の期待には影響を与えていない。英利上げ期待が後退しても、来週のECB理事会での0.75%ポイントの利上げ期待はそのまま温存されている。短期金融市場では来週のECB理事会...
18日の為替市場の四本値(ポンド円・豪ドル円・カナダ円)
ポンド円 豪ドル円 カナダドル円始値 169.28 93.76 108.65高値 169.81 94.42 108.93安値 167.62 93.16 107.82終値 168.98 94.16 108.63
18日の為替市場の四本値(ドル円・ユーロドル・ユーロ円)
ドル円 ユーロドル ユーロ円始値 149.04 0.9841 146.66高値 149.38 0.9876 147.20安値 148.19 0.9813 145.87終値 149.26 0.9858 147.13
テクニカルポイント ポンドドル、売りバイアス優勢も、200日線が強いサポートに
テクニカルポイント ポンドドル、売りバイアス優勢も、200日線が強いサポートに1.2298 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.2207 一目均衡表・雲(上限)1.2173 一目均衡表・基準線1.2153 エンベロープ1%上限(10日間)1.2092 21日移動平均1.2080 一目均衡表・雲(下限)1.2045 現値1.2033 10日移動平均1.2031 一目均衡表・転換線1.1961 100日移動平均1.1926 200日移動平均1.1912 エンベロープ1%下限(10日間)1.1886 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間) ポンドドルは1月に1.25手前でピークアウトしたあとは、上値が緩やかに切り下がるパターンが続いている。RSI(14日)は46.1と、中立水準の50を下回る水準となっている。一方、下値には200日線が1.1926レベルに位置しており、2月相場では強いサポート水準として機能している。上値には1.20台後半に一目均衡表の雲下限や21日線があり、目先のレジスタンス水準となっている。
【新興国通貨】中南米通貨はまちまち=メキシコペソ
【新興国通貨】中南米通貨はまちまち=メキシコペソ 19日の中南米市場はまちまち。ブラジルレアルの買いが目立つ一方、メキシコペソ、コロンビアペソなどが軟調地合いに。 ブラジルレアルは同国の主要企業であるヴァーレの株高などを好感して上昇。製油所の生産再開などの報道がエネルギー関連で自給自足に近い同国に対する買いを誘っているとの報道も。一方、NY原油が世界的な需要減退懸念もあって3%を超える下げとなり、メキシコペソ、コロンビアペソの重石となった。 ドルペソはロンドン市場まで1ドル=20ペソ超えで売りが出る流れが見られたが、中南米市場に入って20.06台まで上値を伸ばしている。対円でも7円46銭台から43銭台にペソ安円高が見られた。ただ、ペソ円に関しては円安と相殺した分、値幅がかなり限定的との印象。MXNJPY 7.448
朝のドル円は149円20銭前後、海外市場で149円38銭まで=東京為替
朝のドル円は149円20銭前後、海外市場で149円38銭まで=東京為替 朝のドル円は149円20銭前後での推移。一時149円38銭を付けた。ロンドン市場で149円台前半から1円強の急落が見られた。政府・日銀の覆面介入が実施されているのではとの思惑が広がったが、下がった後すぐに買い戻しが入っており、押し下げ効果は限定的なものにとどまっている。ただ、上値追いに慎重な姿勢が見られるという意味ではある程度の効果も。覆面介入の場合実際の確認が困難な為、ある程度は月末に月次介入額を確認することで推計することになる。日ごとの介入実勢気が開示され、実際にあったかどうかが判明するのは四半期ベースのためまだ先。149.20
朝のユーロドルは0.9860前後、ユーロ円は147円10銭台=東京為替
朝のユーロドルは0.9860前後、ユーロ円は147円10銭台=東京為替 朝のユーロドルは0.9860前後、米10年債が4%台での推移としっかりで、ドル高を誘い、ユーロドルも0.98台前半トライの動きも、来週のECB理事会での大幅利上げ期待などが支えとなり、下がると買いが出る流れで、ユーロドルは目立った方向感を見せていない。 ユーロドルがレンジ取引となる中、ドル円が149円台にしっかり乗せていることで、ユーロ円は上昇基調。147円台に乗せてきている。EURUSD 0.9861 EURJPY 147.15
ドル円理論価格 1ドル=135.34円(前日比-0.20円)
ドル円理論価格 1ドル=135.34円(前日比-0.20円)割高ゾーン:136.30より上現値:136.20割安ゾーン:134.37より下過去5営業日の理論価格2023/02/27 135.542023/02/24 134.162023/02/23 134.182023/02/22 134.382023/02/21 133.50(注)ドル円理論価格とは?Klugチームが独自に開発したシグナルです。金利差、リスク許容度など様々な要素を勘案し、コンピュータで自動的に計算しています。理論価格を上回れば割高、下回れば割安と判断します。行き過ぎた相場は振り子のように修正されるため、押し目買い、戻り売りのメドを探す上で参考になります。
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