市場
予報
【海外市場の注目ポイント】10月の独ZEW景況感指数など
日本時間午後6時に10月の独ZEW景況感指数が発表される。大方の予想はマイナス66.5となっており、前月のマイナス61.9を下回り、4カ月続けて低下し、過去最低を更新すると見込まれている。9月の独消費者物価指数は過去最高の前年比の伸びとなっており、ドイツのインフレ高進への懸念から予想を下回る結果になれば、ユーロが売られる可能性がある。 また、日本時間午後10時15分には9月の米鉱工業生産指数も発表され。大方の予想は前月比0.1%上昇となっており、前月比では2カ月ぶりに上昇するとみられている。 MINKABU PRESS
テクニカルポイント ユーロドル、中期的には下降チャンネル継続も、足元では三角保ち合いに
テクニカルポイント ユーロドル、中期的には下降チャンネル継続も、足元では三角保ち合いに1.0563 200日移動平均1.0164 一目均衡表・雲(上限)1.0144 100日移動平均1.0074 一目均衡表・雲(下限)0.9980 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)0.9870 エンベロープ1%上限(10日間)0.9862 一目均衡表・基準線0.9855 現値0.9782 21日移動平均0.9780 一目均衡表・転換線0.9773 10日移動平均0.9675 エンベロープ1%下限(10日間)0.9584 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間) ユーロドルは9月後半からは上値と下値の間隔が次第に先細りとなっており、いわゆる三角保ち合いを形成している。RSI(14日)が50.9となっており、売買の偏りは中立状態を示している。上値は一目均衡表の雲下限が強いレジスタンス水準となっており、中期的な下降チャンネルは継続している。当面は0.95-1.00のレンジ内での取引が続きそうだ。
CFTCが1月31日付分のデータまで復旧し公表
米商品先物取引委員会(CFTC)は、英IONトレーディングのサイバー攻撃による影響が業界を揺るがし続けているとして、週間建玉報告の公表を延期していたが、データが1月31日付分まで復旧し公表している。なお、滞っているレポートの公表は3月中旬までに完了する見込みだとしている。CFTC建玉報告 主要通貨IMM通貨先物1月31日主要国通貨 円の売り越し減少円 20060枚の売り越し 1575枚の売り越し減ユーロ 150509枚の買い越し 16160枚の買い越し増ポンド 18317枚の売り越し 5617枚の売り越し減スイスフラン 8314枚の売り越し 1194枚の売り越し減ICEドル指数 16537枚の買い越し 1374枚の買い越し増レバレッジド・ファンズ1月31日主要国通貨 円の売り越し増加円 11489枚の売り越し 961枚の売り越し増ユーロ 3962枚の買い越し 13781枚増加し買い越しに転じるポンド 10590枚の買い越し 6496枚の買い越し増スイスフラン 5669枚の売り越し 1577枚の売り越し減CFTC建玉報告 資源国通貨 IMM通貨先物1月31日資源国通貨 豪ドルの売り越し減少カナダ 30184枚の売り越し 528枚の売り越し減豪ドル 30592枚の売り越し 2579枚の売り越し減NZドル 8386枚の買い越し 6212枚の買い越し増レバレッジド・ファンズ1月31日資源国通貨 豪ドルの売り越し増加カナダ 14968枚の売り越し 1056枚の売り越し減豪ドル 18177枚の売り越し 6573枚の売り越し増NZドル 1206枚の買い越し 4035枚増加し買い越しに転じる
やや円買い強まる 鈴木財務相が過度な為替変動は容認できないと繰り返し発言 ドル円148.70円台まで軟化
やや円買い強まる 鈴木財務相が過度な為替変動は容認できないと繰り返し発言 ドル円148.70円台まで軟化鈴木財務相は、最近の為替の動きに高い緊張感をもって注視している。投機による過度な変動は容認できないと繰り返した。朝から既に2回も円安相場について発言していることから、介入を警戒する動きがやや強まっている。クロス円が軒並み下落。ドル円は148.70円台まで、ユーロ円は146.30円台まで、ポンド円は168.80円台まで軟化している。一方、強いNZのCPIを受けNZドル円は堅調。11月会合で75bpの大幅利上げ実施との見方が強まっている。
テクニカルポイント 豪ドル/NZドル、昨年12月を起点とする上昇トレンドの継続性はどうか
テクニカルポイント 豪ドル/NZドル、昨年12月を起点とする上昇トレンドの継続性はどうか1.1096 エンベロープ1%上限(10日間)1.1046 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.1004 一目均衡表・転換線1.1002 200日移動平均1.0986 10日移動平均1.0969 21日移動平均1.0923 一目均衡表・基準線1.0922 現値1.0892 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間)1.0878 100日移動平均1.0876 エンベロープ1%下限(10日間)1.0780 一目均衡表・雲(上限)1.0758 一目均衡表・雲(下限) 豪ドル/NZドルは、昨年12月16日に安値1.0471をつけたあとは、現在に至るまで息の長い上昇トレンドを継続している。ただ、足元では10+21日線を下回っており、一目均衡表・基準線(1.0923)に達している。この水準で下げ止まるのかどうかがポイントとなる。RSI(14日)は、47.6と中立水準50を下回っており、売りバイアス優勢に転じている。基準線を明確に下回る場合、次のサポート水準は一目均衡表の雲上限(1.0780)が有力なポイントとなる。
通貨オプション リスクリバーサル
通貨オプション リスクリバーサル ドル円 1.10-1.38 円コールオーバーユーロ円 1.29-1.67 円コールオーバーポンド円 1.52-2.13 円コールオーバー※リスクリバーサルとは同じ権利行使期日、取引金額、25%デルタのコールとプットを反対売買したときの差額をあらわしたもの。理論上はコールとプットの価格は一致するが、実際のマーケットでは通貨の需給に偏りがあるため、差額が生じる。
通貨オプション ボラティリティー ドル円1週間物は13%台での推移
USD/JPY EUR/USD EUR/JPY GBP/USD 1WK 13.34 12.05 13.37 16.44 1MO 14.05 12.42 14.17 16.54 3MO 13.01 11.50 13.57 14.19 6MO 12.59 11.15 13.47 13.68 9MO 12.39 10.96 13.46 13.42 1YR 12.28 10.81 13.43 13.28 GBP/JPY AUD/USD USD/CHF 1WK 16.02 16.78 10.34 1MO 16.49 16.79 10.62 3MO 15.47 15.56 10.11 6MO 15.22 15.13 9.98 9MO 15.10 14.84 9.89 1YR 15.07 14.68 9.88 東京時間10:25現在 参考値 ドル円の149円台示現などもあり、短期ボラは高め推移。1週間物は13%台に。
ドル円134円50銭前後、所信聴取控え=東京為替
ドル円134円50銭前後、所信聴取控え=東京為替 朝から若干の調整も行き過ぎた円高にも警戒。この後すぐ植田日銀新総裁候補の所信聴取が開始される。
テクニカルポイント ドルカナダ、短期上昇トレンドを形成
テクニカルポイント ドルカナダ、短期上昇トレンドを形成1.3575 エンベロープ1%上限(10日間)1.3561 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)1.3525 現値1.3512 100日移動平均1.3468 一目均衡表・雲(上限)1.3466 一目均衡表・雲(下限)1.3441 10日移動平均1.3422 一目均衡表・転換線1.3415 一目均衡表・基準線1.3404 21日移動平均1.3306 エンベロープ1%下限(10日間)1.3259 200日移動平均1.3246 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間) ドルカナダは2月半ばから短期上昇トレンドを形成している。10+21日線のゴールデンクロス、RSI(14日)の50超えなどのサインが示されている。足元では一目均衡表の雲(1.3466-1.3468)を上回る水準となっている。強いサポート水準は200日線の1.3259レベル。上値メドは昨年12月に上抜けに失敗した1.3700の心理的水準。
英大型減税計画を大胆に撤回してポンド買い、一巡後は再びドル円高値更新=ロンドン為替概況
英大型減税計画を大胆に撤回してポンド買い、一巡後は再びドル円高値更新=ロンドン為替概況 ロンドン市場は、ポンド相場が神経質に振幅。この日、ハント英財務相が中期財政計画について声明を発表すると報じられたことが市場の注目を集めた。事前に所得税の1ポイント引き下げを2024年まで延期するとの報道が流れていたが、ハント財務相の発表内容はより減税措置の撤回を鮮明なものとした。所得税減税については無期限に撤回とされた。その他、大方の措置をUターンさせており、節約効果は320億ポンドと発表されている。これを受けて1.12台で神経質な上下動を繰り返していたポンドドルは一時1.1331近辺まで買われた。英長期債利回りが大幅低下、欧州株、米株先物ともに上昇と市場は歓迎ムード。ただ、ポンド買いの動きはすぐに一巡、ポンドドルが1.12台に反落する動きが全般的なドル買いの動きにつながった。特に上昇の機会をうかがっていたドル円が買われ、高値を148.89レベルまで伸ばしている。先週末の高値を上回り32円ぶりの高値水準となっている。ユーロドルはポンドドルにつれた動きにとどまっており、0.97台半ばを軸とした振幅にとどまっている。クロス円は株高の動きを受けて底堅く推移。ポンド円は一時168円台乗せ、ユーロ円は145円台乗せに。 ドル円は148円台後半での取引。先週末の海外市場で147円台後半から148円台後半へと買われたあと、週明けは小幅の調整を経て高止まりて取引を開始。東京市場では148.80近辺まで買われたあとは揉み合いに。ロンドン序盤もポンド相場の神経質な上下動を横目に揉み合いが続いた。しかし、ポンド買いが一巡するタイミングでドル円の買いが再開。一時148.89レベルと先週末につけた高値148.86レベルを上回り、32年ぶりの高値水準を更新した。 ユーロドルは0.97台半ばでの取引。先週末からのレン...
本日の予定【経済指標】
【ユーロ圏】ユーロ圏ZEW景況感指数(10月)18:00予想 N/A 前回 -60.7(ZEW景況指数)ドイツZEW景況感指数(10月)18:00予想 -66.5 前回 -61.9(ZEW景況感指数)【カナダ】住宅着工件数(9月)21:15予想 26.01万件 前回 26.74万件(住宅着工件数)【米国】鉱工業生産指数(9月)22:15 予想 -0.1% 前回 -0.2%(鉱工業生産指数)予想 79.9% 前回 80.0%(設備稼働率)NAHB住宅市場指数(10月)23:00予想 45.0 前回 46.0 (NAHB住宅市場指数)対米証券投資(8月)19日05:00予想 N/A 前回 214.0億ドル(対米証券投資)予想 N/A 前回 1535.0億ドル(ネットTICフロー合計)※予定は変更することがあります
リスク回避一服でドル戻り売りも、ドル円は149円台に上昇=NY為替概況
きょうの市場はリスク回避の雰囲気が一服する中で、為替市場はドル売りが優勢となった。ただ、ドル円は戻り売りが強まる気配はなく、上値追いが続き、一時149円台に上昇した。1990年以来の高値を更新。クロス円が上昇しておりドル円をサポートした。FRBのみならず、ECBや英中銀も大幅利上げ観測が強まる一方、日銀に動く気配はなく、金融格差拡大観測が円売りをサポートしている状況に変化はない。 来週は日銀決定会合が予定され、22年度の消費者物価予想を7月時点の前年度比2.3%から2%台後半に上方修正するとの観測報道も出ている。しかし、23年度以降は資源高の影響が和らぎ、2%を割り込むと判断するとも見られているという。そのような中で現行の金融緩和策の維持を決める公算が大きいと見られている。 きょうはドルの戻り売りが優勢となったものの、地政学リスクとFRBの積極利上げの見通しから、ドルの回復は時間の問題との声は根強い。FRBの実質金利上昇への決意に加え、地政学およびエネルギー関連の懸念が相まって、リスク心理は後手に回る可能性があり、ドルは引き続きサポートされるという。 ユーロドルは買い戻しが膨らみ、0.98ドル台半ばまで一時回復。きょうの上げで21日線を上回って来ており、リバウンド相場への期待も高まっている。しかし、上値に慎重な見方は多く、少なくともパリティ(1.00ドル)を回復するまでは信頼感はないという。 欧州市場で天然ガス先物価格が下落。EUがガス料金に上限を設ける方法を提案する見通しだと報じられたことが背景にある。EUは天然ガス指標であるオランダTTFに一時的に上限価格を設定し、定期的に見直す方法を検討している。EUは今月20、21両日の首脳会議で欧州のエネルギー危機について協議する予定となっている。ただ、いまのところユーロの反応は限定的。 ポンドは買い戻しが続き、ポンドドルは一時...
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