4月からクローナ売り基調が強まる形で、今月12日に10.20近くまでと、パンデミック後の2020年4月以来となる高値圏まで上昇したドルクローナ。その後は昨日の欧州市場朝まで調整の動きが広がり、9.75台を付ける動きに。
米国の景気鈍化懸念などを受けたドル売り欧州通貨買いの動きなどが支えに。
しかし昨日の市場では一転してクローナ売りの動き。一時9.91を付ける場面が見られた。スウェーデン単体での材料は特に目立っておらず、ユーロ売りの動きに押された格好。FOMC議事要旨を受けてドル売りが入ったこともあり、NY午後から東京市場にかけては若干のドル売りクローナ買いに。
対円でも一時12円80銭近くまでクローナ売りの動きが見られたが、その後12円97銭台まで買い戻しが入っている。
USDSEK 9.846 SEKJPY 12.937