本日は16時15分にフランス、16時30分にドイツ、17時にユーロ圏全体の購買担当者景気指数(PMI・5月速報値)が発表される。また、17時半には英国、22時45分には米国のPMIも同様に発表される。総じて、前回からの鈍化が見られ、物価高などの影響が意識される状況となっている。
ユーロは昨日のラガルド総裁による早期利上げ示唆を受けて買いが入りやすくなっている。景況感の鈍化が予想ほどではなかった場合などは、ユーロ買いの動きが加速する可能性も。英国は第4四半期及び来年のマイナス成長が見込まれる中、景気動向に神経質になっているだけに、こちらも予想からの乖離が見られると動きが出そう。米国は大幅利上げ継続見通しが強まる中で、景況感の鈍化が懸念材料となっており、こちらも注目。
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2022-05
2022-05-24
【海外市場の注目ポイント】欧米の購買担当者景気指数に注目
【海外市場の注目ポイント】欧米の購買担当者景気指数に注目