東京外為市場でドル円は129円後半で円買い・ドル売りがやや優勢。一時129.69円付近まで軟化。過度な米景気後退懸念が和らいだことや、積極的な米利上げ観測が根強いことが今週のドル円を130円前半まで押し上げたが、米雇用統計の発表を控えて調整含みとなっている。
ユーロ円は139.78円付近、ポンド円は163.51円付近、豪ドル円は94.58円付近まで水準を切り上げる場面はあったが、ドル円と同様に東京時間帯の方向感ははっきりとしない。米雇用統計の発表を控えた模様眺めムードや、ロンドン市場が休場であることが積極的な売買を抑制している。
MINKABU PRESS