東京外為市場でドル円は序盤に130.96円付近まで上昇した後は上げが一服している。131円の節目を視野に入れつつも、上値トライにはやや慎重のようだ。ただ、日米の金融政策の違いを背景に円売り・ドル買いが続くとみられており、高値からの調整は限定的。日経平均株価の大幅安を手がかりとした円買いは見られない。
ユーロ円は137円後半、ポンド円は161円ちょうど付近で小動き。ユーロドルやポンドドルが軟化していることが重しだが、ドル円の上昇が支えとなっている。
豪ドル円は91.60円付近、NZドル円は83.18円付近まで下落。対ドルでオセアニア通貨の下げがきつい。
MINKABU PRESS