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米FOMC控えてややドル売りの動き、ドル円一時130円台割れ=ロンドン為替概況

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2022-05

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2022-05-05
市場予測
米FOMC控えてややドル売りの動き、ドル円一時130円台割れ=ロンドン為替概況
米FOMC控えてややドル売りの動き、ドル円一時130円台割れ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、米FOMCを控えてややドル売りの動きが入っている。米10年債利回りが3.00%手前で上昇を抑えられると、2.94%台まで低下。ドル売り圧力となっている。ドル円は130.20近辺が重くなり、129.96レベルまで下押しされている。ポンドドルは1.2460台から1.2520台へと上昇。豪ドル/ドルも0.71ちょうど付近から0.7130付近へと上昇。そのなかではユーロドルの反発力は鈍く、1.0520-30レベルで売買が交錯している。この日はEUが年内に段階的にロシア産石油を禁輸する方針を表明しており、原油相場が上昇、欧州株が軟調に推移している。エネルギーコスト上昇が欧州経済の体力を弱めるとの懸念が広がったようだ。ユーロは対円では136円台後半での揉み合い、対ポンドでは0.84台前半で軟調な値動き。ポンド円が162円台前半から後半へ、豪ドル円が92円台前半から後半へと買われる動きと比較するとユーロ相場は上値が重い。また、この後の米FOMCを控えて、インド中銀が緊急利上げを発表、政策金利を40bp引き上げ4.40%とした。

 ドル円は130円付近での取引。アジア市場で130.21レベルまで買われた後は売買が交錯。ロンドン時間に入ると米債利回りの低下とともに130円台割れから一時129.96レベルまで安値を広げた。

 ユーロドルは1.05台前半での取引。米債利回りの低下で1.0506レベルを安値に1.0534レベルまで小幅に反発している。ユーロ円は136.80-137.00レベルでの揉み合いに終始。対ポンドではユーロは小安く推移している。EUが年内にロシア産石油の輸入禁止を段階的に実施すると表明しており、原油高の反応がみられている。欧州株は軟調に推移しており、欧州経済にとっては頭の痛い状況となっている。

 ポンドドルは1.25台前半での取引。ロンドン朝方に1.2467近辺まで下押しされたあとは、反発の動きに転じて1.2525レベルまで買われた。米債利回りの上下動に反応している。ポンド円は162.26近辺まで軟化したあとは、162.88近辺まで反発。ユーロポンドは0.8430台を高値に0.8400付近まで一時下落した。原油高の動きがポンド相場の下支えとなる面があったようだ。あすの英金融政策委員会(MPC)では0.25%幅の利上げが市場に織り込まれている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

米FOMC控えてややドル売りの動き、ドル円一時130円台割れ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、米FOMCを控えてややドル売りの動きが入っている。米10年債利回りが3.00%手前で上昇を抑えられると、2.94%台まで低下。ドル売り圧力となっている。ドル円は130.20近辺が重くなり、129.96レベルまで下押しされている。ポンドドルは1.2460台から1.2520台へと上昇。豪ドル/ドルも0.71ちょうど付近から0.7130付近へと上昇。そのなかではユーロドルの反発力は鈍く、1.0520-30レベルで売買が交錯している。この日はEUが年内に段階的にロシア産石油を禁輸する方針を表明しており、原油相場が上昇、欧州株が軟調に推移している。エネルギーコスト上昇が欧州経済の体力を弱めるとの懸念が広がったようだ。ユーロは対円では136円台後半での揉み合い、対ポンドでは0.84台前半で軟調な値動き。ポンド円が162円台前半から後半へ、豪ドル円が92円台前半から後半へと買われる動きと比較するとユーロ相場は上値が重い。また、この後の米FOMCを控えて、インド中銀が緊急利上げを発表、政策金利を40bp引き上げ4.40%とした。

 ドル円は130円付近での取引。アジア市場で130.21レベルまで買われた後は売買が交錯。ロンドン時間に入ると米債利回りの低下とともに130円台割れから一時129.96レベルまで安値を広げた。

 ユーロドルは1.05台前半での取引。米債利回りの低下で1.0506レベルを安値に1.0534レベルまで小幅に反発している。ユーロ円は136.80-137.00レベルでの揉み合いに終始。対ポンドではユーロは小安く推移している。EUが年内にロシア産石油の輸入禁止を段階的に実施すると表明しており、原油高の反応がみられている。欧州株は軟調に推移しており、欧州経済にとっては頭の痛い状況となっている。

 ポンドドルは1.25台前半での取引。ロンドン朝方に1.2467近辺まで下押しされたあとは、反発の動きに転じて1.2525レベルまで買われた。米債利回りの上下動に反応している。ポンド円は162.26近辺まで軟化したあとは、162.88近辺まで反発。ユーロポンドは0.8430台を高値に0.8400付近まで一時下落した。原油高の動きがポンド相場の下支えとなる面があったようだ。あすの英金融政策委員会(MPC)では0.25%幅の利上げが市場に織り込まれている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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