【本日の見通し】ドル円はもみ合いで推移か
前週末の海外市場では、ドル円は米国株の上昇などを背景に133円89銭近辺まで上昇を見せた。ただ、その後は伸び悩んで133円台半ばで週の取引を終えた。ユーロドルはドル買いの動きを受けて、1.03台前半から1.0230台まで下落した。
週明けの東京市場では、ドル円は133円台半ばでの推移を見せている。ユーロドルは1.0260台での動きとなっている。
10日の米消費者物価指数、11日の米生産者物価指数などを受けて、インフレのピークアウト感からドル売り円買いが進んで、ドル円は11日に131円70銭台まで下落した。その後は大きく下げた反動高が続いている状況となっている。
今日は133円台を中心にもみ合いの動きが続くとみられる。ユーロドルは1.03台では上値を抑えられやすくなっており、1.02台を中心に一進一退の動きとなりそうだ。
今日はNY市場で、21時半には8月のニューヨーク連銀製造業景気指数が発表される。市場予想は5.0で、前回の11.1から低下する見通しとなっている。
MINKABU PRESS