先週に続いて米欧の金融機関動向が要注目です。経済指標に関しては米国にそれほど重要指標がありませんが、ユーロ圏の物価統計には注目したいところです。
31日に3月のユーロ圏消費者物価指数が発表されます。今月の理事会で0.50%の利上げを実施したECB。ただ、クレディ・スイス問題などを受けた金融システム不安もあり、今後は利上げ幅の縮小、打ち止めへの期待が強まっています。そうした中、物価高が続くとECBとしてはかなり厳しいかじ取りが求められます。
市場予想は前年比+7.1%と2月の+8.5%から大きく鈍化すると期待されています。エネルギー価格の落ち着きなどから十分にありうる数字です。予想通りもしくはそれ以上の伸び鈍化が見られると、今後の利上げ期待後退からのユーロ売りが期待されます。
なお、前日30日には3月のドイツ消費者物価指数+7.3%と2月の8.7%から大きく伸び鈍化となっています。ユーロ圏の前にこちらで先に反応する可能性があります。
31日に3月のユーロ圏消費者物価指数が発表されます。今月の理事会で0.50%の利上げを実施したECB。ただ、クレディ・スイス問題などを受けた金融システム不安もあり、今後は利上げ幅の縮小、打ち止めへの期待が強まっています。そうした中、物価高が続くとECBとしてはかなり厳しいかじ取りが求められます。
市場予想は前年比+7.1%と2月の+8.5%から大きく鈍化すると期待されています。エネルギー価格の落ち着きなどから十分にありうる数字です。予想通りもしくはそれ以上の伸び鈍化が見られると、今後の利上げ期待後退からのユーロ売りが期待されます。
なお、前日30日には3月のドイツ消費者物価指数+7.3%と2月の8.7%から大きく伸び鈍化となっています。ユーロ圏の前にこちらで先に反応する可能性があります。
MINKABU PRESS 山岡和雅