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【北欧通貨】クローナはやや軟調地合い=スウェーデンクローナ

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2022-06

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2022-06-02
市場予測
【北欧通貨】クローナはやや軟調地合い=スウェーデンクローナ
【北欧通貨】クローナはやや軟調地合い=スウェーデンクローナ

 スウェーデンクローナは先月末から今月初めにかけてのクローナ高基調が一服。ドルクローナは昨日の市場で1ドル=9.87クローナ台を付ける動きを見せた。先月半ばからのドル安クローナ高基調の中で25日に9.75近くまで下落。その後いったん9.90超えまで買いが入ったものの、今週初めに9.73台までドル売りクローナ買いが出ている。
 昨日も9.75台を付ける動きも、火曜日の安値圏には届かずもみ合った後、米ISM後のドル買いに9.87台まで。スウェーデン中銀(リクスバンク)は、年内据え置き方針を4月後半まで示していたが、4月の金融政策会合で利上げに踏み切った。5月に発表された4月の消費者物価指数が強めに出たこともあり、今後の追加利上げ期待も強まっている。ただ、米国ほどの積極的な利上げは難しいだけに、直近の局面でのドル買いクローナ売りが入りやすくなっている面も。

 対円では円安の動きもあってしっかり。一時1クローナ=13円25銭台まで。その後クローナ売りの動きに13円20銭前後へ。

sekjpy 13.213

MINKABU PRESS 山岡和雅

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