スウェーデンクローナは米国の積極的な金融引き締め姿勢と、スウェーデン中銀(リクスバンク)の緩和維持姿勢に売りが出ていたが、今週前半に9.62前後を付けた後は、いったんクローナ買いが入っていた。
しかし、昨日のノルウェークローネ売りなどに押されて9.37割れから反転。直近は9.50ばさみでの推移に。
今月14日のスウェーデン消費者物価指数が予想を超える強さを示し、市場ではリクスバンクの方針転換への期待も、今のところ緩和姿勢維持を崩していない。またウクライナ情勢への懸念もあって、クローナ買いにはやや慎重。
対円ではクローナ買いに加えて円売りの動きから14円65銭台を付けるも、その後は売りが出て14円50銭割れ。
SEKJPY 14.499