ドルクローネは一時8.67台を付け、1月17日以来のクローネ高圏に。NY原油の上昇傾向が支えとなっている。欧州がロシア産原油の禁輸に向けた動きを強める中で、北海原油を有するノルウェーにプラスに。
ノルウェー政府系ファンドの抱えるロシアエクスポージャーの損失見込みなどの懸念材料もあり、2月後半から3月前半にかけてはクローネ売りの動きが優勢となっていたが、ここに来てのクローネ買いが著しい。
対円では円安の動きも加わって上昇。先週ポイントとされた13円30銭前後を超えると、そのまま上昇基調を続け、14円目前まで上値を伸ばしている。14円を付けると2018年10月以来となる。
NOKJPY 13.992