週明け26日の中南米通貨市場はまちまち。株安などを嫌気したブラジルレアルの対ドルでの売りが全体を押し下げる格好となり、MSCI新興国なども軟調となったが、メキシコペソはロンドン市場までの下げ基調から、米債利回りの低下などを材料に買いに転じた。
週明けの東京からロンドン市場にかけてはペソ売りの動き。米国の積極的な金融引き締めへの期待感が金利差縮小によるドル買いペソ売りの動きとなり、東京朝の20.22前後から20.50に迫る動きを見せた。その後は一転して売りが強まり、上昇分をすべて解消して20.16台まで。中国のロックダウン拡大懸念からの米国のスタグフレーションへの懸念がドル売りを誘った形。
対円でもロンドン市場までは売りが目立ち、6円36銭前後から一時6円26銭前後まで。その後は買い戻しの動き。ドル円の下げに振幅の場面も、NY/中南米市場午後には6円34銭台まで上値を伸ばした。
MXNJPY 6.336