中南米通貨全般にNY午前にかけて売りが優勢となり、午後に入って買いが強まるという展開に。ブラジルの消費者物価指数が予想ほどの伸びを示さず、ドルレアルでのドル買いレアル売りが相場を主導。もっとお、ブラジルの大幅利上げ期待が崩れず、その後はレアル買いの動き。
中国政府によるインフラ整備などでの景気刺激の動きも、中国でのロックダウン拡大からの資源国通貨売りの動きを後退させる格好となった。ドルメキシコペソも一時20.54近くまでドル高ペソ安が進んだが、その後20.34前後まで値を落としている。対円でもNY午前のペソ安に押されて6円23銭台まで値を落としていたが、その後のペソの買い戻しと、ドル円などでのドル買い円売りに6円30銭台を回復する動きを見せている。
MXNJPY 6.301