24日の中南米市場ではブラジルレアルの対ドルでの売りなどをきっかけに一時全般に売りが強まる場面が見られた。もっともその後の戻しなども見られ、方向性はしっかりせず。ブラジルレアルは国営石油会社ペトロブラスのCEOが交代することが報じられたことが警戒感に。過去二年間で4人目のCEOであったコエリョ氏は先月上旬に就任したばかりで、2か月たたずにトップ交代となる。
ロンドン市場から中南米市場朝にかけては全般にドル売りの動き。ユーロドルなどでもドルは売られており、全面安の流れの中で上値が抑えられた。ドルレアルは4.78割れ、ドルメキシコペソも売りが出て19.80割れまで。その後はレアル売り主導でドル買い中南米通貨売り。ドルペソは19.93前後まで。ドルペソに関しては流れ的には月曜日と同じで、朝に下げて、その後の買い戻し。月曜日の安値にわずかに届かず、その後の戻り高値にもわずかに届かずと、レンジが少し狭くなる形での振幅に。
その後はペソの買い戻しが入り19.84前後での推移に。
対円でも一時ペソ売り。ドル円などでの円買いもあり、朝の6円43銭前後から6円35銭台まで。その後値を戻すも、ドル円が126円台での推移となるなど、戻りが重くなっていることもあり、6円40銭を付けきれず。
MXNJPY 6.393