週明け月曜日の中南米市場。ブラジルレアルなどが主導して、朝方はドル売り中南米通貨買いの動きが優勢に。リスク選好の流れが資源国通貨買いを誘った形。銅先物の上昇を好感して、チリペソの買いなども目立っていた。
ドルメキシコペソも東京午後の19.89前後から、一時19.77台までドル安ペソ高が進む場面が見られた。しかしその後はドル売りが一服。ドルレアルなどは比較的安い水準でもみ合いとなったが、ドルペソは一転してペソ安が進行。米長期債利回りの上昇からくるドル買いの動きなどがドル買いを誘うと、物価高から今週木曜日の小売売上高などがやや弱めに出る見通しが広がるメキシコへの警戒感に。
ペソ円も午前中は堅調地合いを見せ6円45銭台を付けたが、その後はペソ安に抑え6円42銭台半ば前後での推移に。
MXNJPY 6.426