木曜日の中南米市場は、リスク警戒のドル買いが市場全般で優勢となる中、対ドルでの売りが目立つ展開。コロンビアペソが3か月ぶりの安値を付けるなどの動き。ブラジルレアルなども売りが目立った。メキシコペソは東京午後からロンドン朝の1ドル=20.01前後から上昇し、中南米朝に20.16前後を付ける動きも、その後20.05割れまで値を戻すなど、一方向の動きにならず。対円でも7円20銭を挟んでの推移に。今日発表される9月のメキシコ消費者物価指数が強めの数字になるとの期待などがペソを支える格好に。本日20時発表の同指標は前年比8.75%と、前回の8.7%から小幅上昇にとどまる見込みも、コア部分が前回の8.05%から8.34%へ大きく上昇すると見込まれている。
USDMXN 20.12 MXNJPY 7.208