19日の中南米市場はまちまち。ブラジルレアルの買いが目立つ一方、メキシコペソ、コロンビアペソなどが軟調地合いに。
ブラジルレアルは同国の主要企業であるヴァーレの株高などを好感して上昇。製油所の生産再開などの報道がエネルギー関連で自給自足に近い同国に対する買いを誘っているとの報道も。一方、NY原油が世界的な需要減退懸念もあって3%を超える下げとなり、メキシコペソ、コロンビアペソの重石となった。
ドルペソはロンドン市場まで1ドル=20ペソ超えで売りが出る流れが見られたが、中南米市場に入って20.06台まで上値を伸ばしている。対円でも7円46銭台から43銭台にペソ安円高が見られた。ただ、ペソ円に関しては円安と相殺した分、値幅がかなり限定的との印象。
MXNJPY 7.448