昨日発表されたメキシコ小売売上高(3月)は、前年比+3.8%と市場予想の2.7%を超える好結果に。ウクライナ情勢が最も響く時期での好結果がペソ買いを誘った。
12日のメキシコ中銀政策会合議事要旨ではインフレのリスクバランスが上向きに悪化しているという見解が示され、今後の引き締め姿勢維持を示唆した。こうした動きもペソ買いにつながっており、ドルペソは東京午後の19.86前後から中南米市場朝に19.76台までドル安ペソ高が進行。その後はもみ合いも夕方になって安値圏に並ぶなど、上値の重さが意識されている。
ペソ円は6円39銭台から6円44銭前後まで上昇。
MXN/JPY 6.427