4月後半から5月半ば過ぎまで上昇傾向が続いたドル人民元は、米株の下げなどを受けたドル売り元高が優勢となる形で先週から一転して売りが強まる展開に。先週初めに6.81台まで上昇したドル人民元。
その後はドル売り元買いの動きが優勢となり、先週末は一時6.67前後まで。その後6.69台に戻して週の取引を終え、週明けも同水準での推移。
駐豪人民銀行の緩和姿勢が元売りを誘う展開が続いたが、ここに来ての米国の景気鈍化懸念や米株安を受けた投資資金の移動などが重石に。
今朝の人民元中心レートは731ポイントの大きなドル安元高となった。ただ、金曜日まで実勢レートよりややドル高だったことや、金曜日に大きく下げたことなどの影響が大きいとみられる。
対円ではドル円尾動きもありやや不安定な振幅。先週末は18円85銭前後から一時19円20銭台を付けた。直近はドル円の下げにやや頭が重い
CNY/JPY 19.018