週明けの市場で東京市場からロンドン、中南米朝にかけてメキシコペソ外の動きが優勢に。欧州首脳がロシア産原油の一部禁輸で合意との報道が、原油高を誘い、メキシコペソにとっても買い材料となった。ドルペソは19.61前後で今週の取引をスタートさせると、中南米朝までドル売りペソ買いが続き、一時19.41台まで値を落とした。
もっとも、米国市場がメモリアルデーで休場となる中、買い戻しの動きが広がり、中南米夕方には19.55前後まで値を戻している。米国勢不在の中での積極的な動きには警戒感が出ていた。
対円でも流れは同様。東京市場の6円48銭台からロンドン、中南米朝にかけて買いが強まり、一時6円57銭台まで。その後はペソ売りとなり、中南米夕方には6円52銭前後まで。
MXNJPY 6.525