24日の中南米市場ではドル全般の軟調地合いに押され、ドル安中南米通貨高の動き。ドルペソはロンドン市場午前に一時1ドル=20ペソ台を回復の場面も、その後はドル売りに押される形で、19.92ペソ台に。
先週末のサンフランシスコ連銀のベイリー総裁及びシカゴ連銀のエバンス総裁から大幅利上げ継続に対する警戒感が示されたことで、米金利の上昇継続見通しが鈍っており、ドルの調整を誘っている。もっとも11月のFOMCでの0.75%利上げ期待などが継続する中、あくまで調整という意識も。
対尾円ではドル円が値を落とす局面で下げるものの、中南米市場ではペソ買いの流れもありしっかり。
USDMXN 19.944