ドル円は前日の東京市場で120円台に乗せるとその後も堅調な推移を見せた。ロンドン市場ではおよそ6年1か月ぶりに一時121円台乗せた。NY市場では120円台後半でのもみ合いが続いた。
先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派姿勢が示された後、21日の講演でパウエルFRB議長が0.25%を超える大幅利上げの可能性に言及した。一方で日銀は先週の金融政策決定会合で緩和姿勢の継続を表明しており、日米の金融政策の違いがドル買い円売りの動きにつながった。
ドル円は120円の節目をしっかりと固めて、高値圏での推移が見込まれる。ただ、このところの上昇で短期的な過熱感も高まりつつあり、テクニカル面からの反動安には注意しておきたい。
今日は、2月の英消費者物価指数などの物価統計、2月の米新築住宅販売件数、3月のユーロ圏消費者信頼感の発表がある。また、パウエルFRB議長が討論会に参加する。
MINKABU PRESS
先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でタカ派姿勢が示された後、21日の講演でパウエルFRB議長が0.25%を超える大幅利上げの可能性に言及した。一方で日銀は先週の金融政策決定会合で緩和姿勢の継続を表明しており、日米の金融政策の違いがドル買い円売りの動きにつながった。
ドル円は120円の節目をしっかりと固めて、高値圏での推移が見込まれる。ただ、このところの上昇で短期的な過熱感も高まりつつあり、テクニカル面からの反動安には注意しておきたい。
今日は、2月の英消費者物価指数などの物価統計、2月の米新築住宅販売件数、3月のユーロ圏消費者信頼感の発表がある。また、パウエルFRB議長が討論会に参加する。
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