ドル円は144円台で堅調な動き。ただ、145円前後での売り意欲が継続。明日の米雇用統計を控え、値動きは限定的なものとなりそう。
雇用統計に関しては、米ISM製造業景気指数の弱さ、8月の数字であるがJOLTS求人数の弱さなどが警戒感も、昨日の米ADP雇用者数がまずまず、ISM非製造業景気指数はしっかりと強く、判断が難しいところ。予想前後の数字が出てくると、11月の0.75%、12月の0.5%見通しが維持され、ドル買いの流れが継続も。明日の発表までは様子見ムードが広がりそう。
ユーロドルなどはやや上値の重い展開。一時の買い戻しが一服。ポンドも急落の反動での買いが落ち着いており、明日の米雇用統計前に少し売りが出る可能性も。
MINKABU PRESS 山岡和雅