注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、予想以上に慎重な姿勢が目立った。
市場ではすでに公表されている6月7月の0.5%利上げの後は
9月に0.25%を実施していったん様子見という見通しが広がりつつある
年内利上げ維持見通しが強かった状況から一気の変化。
株が支えられている分、ドル円でのドル売りは限定的なものにとどまるが
上値をかなり抑える材料となる可能性がある。
株高の勢いが期待ほど強まらないようだと下げが加速する可能性もあるだけに要注意。
ユーロドルなどでのユーロ買いの動きも期待されるところ。
MINKABU PRESS 山岡和雅