昨日3年8か月ぶりの指値オペの応札があり、
本日から31日までの連続オペもあり、日本の長期金利を抑える格好となっている。
米国の大幅利上げ期待が強まる中での日銀の動きは
円安を誘うものとなっており、昨日は2015年以来の125円台に。
その後いったん調整が入ったものの、流れ的にはまだ上方向か。
高値トライ後に2年弱の調整が入り、過熱感が後退した後で再びの上昇。
124円手前が上値を抑えているものの、超えてきて、124円台がしっかりしてくると
次の125円トライは、一時的なものにならず、もう一段の上値を意識するものとなりそう。
2015年に付けた125円80銭台が強く意識されているが、超えていき動きも十分にありそう。
今日は123円台でのドル買いの勢いを確認したいところ。
上方向の意識が強いが、調整の動きも大きいだけに慎重な対応が必要。
MINKABU PRESS 山岡和雅