先週末の米雇用統計の好結果などを受けて9月以降の米FRBによる大幅利上げ期待が強まっており
長期債利回りの上昇などを伴ってドル買いに。
米10年債利回りは、3%台に乗せてきており、3.04%台での推移となっている。
ドル円は132円台を付けた後、少し調整も131円80銭台までと押し目がほとんど見られず
次に132円台に乗せると上を試しやすい地合いに。
やや過熱感も、円安だけではなく、米債利回り上昇を伴うドル高だけに、ドル円の値ごろ感では動きが止まりにくい。
13時半の豪中銀は追加利上げがほぼ確定的。
週末までは0.4%利上げでの0.75%という期待が大勢となっていたが
直近0.25%見通しが広がっている。
1日に発表された豪第1四半期GDPの堅調な結果は、大幅利上げ期待を支えるものとなっているが、
刈込平均で3.7%台というインフレ率の下で、大幅利上げにはやや慎重姿勢も。
4月の建設許可の弱めの数字なども警戒感に。
MINKABU PRESS 山岡和雅