先週末はダウ平均株価が7営業日ぶりに上昇するなど、このところのリスク警戒の動きが一服した。
ただ、週末のスウェーデン与党によるNATO加盟支持の動きや、
G7外相会合で示されたウクライナ情勢を受けた穀物供給への警戒感などがリスク警戒を誘う可能性があり、
今週の動向に注目が集まるところ。
今週は米小売売上高や英消費者物価指数などに注目が集まるものの、
先々週、先週に比べるとイベントに対する注目度が低く、
それだけに新たな流れに向けたリスク警戒動向がはっきりと出てくる可能性も。
ドル円は129円台後半から130円にかけての売りがどこまで出てくるか。
先週127円台まで値を落とした後盛り返してきているが、ここからの買いにはやや慎重姿勢も。
MINKABU PRESS 山岡和雅