米株が反発を見せるなど、リスク警戒感の後退が目立つ展開。
為替市場でも円安、ドル円を除くドル安の動きと、リスク選好相場に。
ドル円は下値しっかり感が強いが、128円手前の売りが上値を抑えた。
ユーロドルも下値しっかりとなったが、1.07手前の売りが上値を抑えた。
ともに地合いは堅調ながら勢いに欠けるという流れ。
今日はこうした動きが続くのではと期待される。
アジア市場でも株高の動きが期待されるも、
目立った動きにはなりにくいところ。
動きが期待されるのはロンドン市場でのユーロか。
昨日ラガルドECB総裁が7月と9月の利上げを示唆したことで買いが入りやすくなっている。
ドイツやユーロ圏のPMIが注目されるところ。
ロシア問題などでじりじりと鈍化傾向の景況感について、底堅さを見せると、
ユーロ買いが一段と強まる可能性。
MINKABU PRESS 山岡和雅