不安定な動きが警戒されるところ。
今週は日銀金融政策決定会合が開催される。
円安の急伸を受けて姿勢に変化もという期待が一部であったが、
このところ黒田総裁は緩和姿勢維持を強調しており従来通りの姿勢を示す可能性が高い。
為替に関しては財務省の管轄であり、こちらは円安警戒が見られるが
日銀の超緩和姿勢が続く中では影響は限定的か。
要人発言などにかなり神経質で
調整が一気に入る局面も見込まれるが
流れは上方向。130円台を視野に入れた展開が続きそう。
ユーロは懸念材料となっていたフランス大統領選が無難に終わったことで買いが出やすいが
ほぼ想定内で影響は限定的か。
ポンド安の流れもあり、戻りでは売りが出る流れか。
MINKABU PRESS 山岡和雅