週明けの市場、月曜日東京朝に大きく売りが出たことに加え、ロンドン市場でも覆面介入を思わせる動き。介入かどうかの確認はできないが、市場の警戒感を誘う売りが広がっている。
こうした動きが上値を抑えてきそう。また、ドル買いの前提にある米FRBの積極的な利上げ姿勢について、先週末の地区連銀総裁発言などで次回はともかく、12月以降のFOMCでの利上げ幅縮小に向けた動きが意識されており、ドル売りにつながると見込まれている。
介入の可能性のある動きで押し下げられたところで、実需を含めて買い意欲が見られ、下方向もしっかりとなっているが、今日に関しては上値も抑えられる可能性。150円に向けた動きがどこまで出てくるか。
MINKABU PRESS 山岡和雅