ドル円は130円の大台を前にいったん方向性を探る展開。
米国の積極的な金融引き締めへの期待感が強まり、
短期金利市場では5月だけでなくこれから3会合連続での大幅利上げを織り込み済み。
ただ、一部では期待先行との思惑もあり、ドル高基調も上値トライには慎重。
当局発言にも神経質になっており、
一本調子の動きにはなっていない。
明日以降はFOMC前のブラックアウト期間であり、
FOMC関係者からの発言が出てこないこともあり、
材料を受けての一気の上昇・下降というよりも、
思惑先行での動きが広がる可能性も。
流れはまだ上方向だが、調整を交えながらの展開が見込まれるところ。
MINKABU PRESS 山岡和雅