本日日銀金融政策決定会合の結果発表が予定されている。
円安進行を受けて、ある程度の対応が一時期待されていたが
直前まで黒田総裁が必要であれば躊躇なく追加緩和などの発言を繰り返したことや
指値オペを会合のある昨日及び本日まで延長してきたいことなどから
緩和姿勢の維持が見込まれるところ。
相場は日銀の現状維持を織り込んでおり、声明に変化がなければ無難な通過に
注目は15時半の黒田総裁会見での円安への言及があるかどうか。
日銀を除くと基本的にはドル買い基調。
中国のロックダウン拡大懸念が重石も、
昨日は中国政府のインフラ支援などの動きが警戒感を後退させた。
ただ、北京でもロックダウンが進むようだと、懸念が再び強まると見込まれる。
MINKABU PRESS 山岡和雅